インタビュー

Interview

  • 浅野院長Interview
    医療チームとしての理想・夢。また、スタッフへの想いを語っていただきました。
  • 浅野直院長インタビュー
あさのクリニックは訪問に特徴がありますね。
現状は「外来診療」と「訪問診療」という形で、僕と藤原先生で診療しています。近い将来、僕らだけでなく複数の医師で診療にあたる体制にしていきたいんです。みんなで情報の共有が出来て、アグレッシブに動き回れるクリニックに育てたい。今まさに作っていっているところです。
新たな体制作りをしているところなんですね。
  • 新しい体制は、人員を増やすためにとりあえずお医者さんに来てもらえればいいというものではありません。地域において選ばれるだけの存在感や強みを作っていきたい。だから、一緒に骨を折ってくれるスタッフを、医師だけでなく、看護師、事務職員、ソーシャルワーカーなど、一緒に働いて行く中で影響しあって、成長し合い、教育も含めてやっていきたいと思っています。
    正直なところ、今はまだヘルプに対応しきれない時もあります。でも、動ける範囲では極力動きたいと強く考えています。そういう時に、「先生、行きましょうよ!」と言ってくれるスタッフ、困っているコールがあった時に、「行くよね!」という共通の思いを持てる仲間でありたいと思います。
  • 浅野直院長インタビュー
スタッフが最高のパフォーマンスを発揮できる組織づくりですね。
良い医療を提供できる人はたくさんおられます。能力のある人達が高いパフォーマンスを発揮できるクリニックに育っていきたい思っています。地域で継続して役立っていく場を作るには、そういうコーディネイトをする事が重要なことだと考えています。僕にとってもっと大切な仕事は、プロフェッショナルとしての医療者が地域で活躍出来る場を作る。そういう組織を運営することだと思っています。
医療チームが創造的に育っていきそうですね。
まだまだ、理想・夢なんですけど、スタッフには「医療」という仕事を9割、残りの1割は仕事を通じて得たいろんな知識を持って自分の好きなことをやっていただく。そんな風にしたいんです。「ボランティアをやりたい」「おもしろい社会事業に関わりたい」「講演して回りたい」「行政や地域と連携したい」など職種によって色々なアイデアが出てくると思うんです。働く時間のうちいくらかは、今の能力を使って何か面白いことやってくださいという体制を作りたいと考えています。
これからの新しい医療を目指されていますね。
あさのクリニックの方向性が見えていたら、自分の職能を活かして何が出来るかって、それなりにみんなアイディアが出てくると思うんです。生み出していくのが得意な人は種をまくと思うし、生み出した種を育てるのが得意な人は、水をやったり肥料をやったり育てると思うので、そういう事をやり始めたら面白いと思っています。豊かに暮らせることを支援するのは、お金という対価だけではないと思います。働くモチベーションが重要だと思います。医療とか介護にいる人って人に尽くしたいと思っている人が多いので、本当はもっとやってあげられるのにできないというフラストレーションを、みんな持っているんです。出来る限り枠にはめず、新しい発想を犠牲にしないような環境が必要だと思っています。
  • 目の前の人をどうにかして助けたいという想い、その部分を医療保険や介護保険のフォーマルサービスだけでなく、形式に左右されない、インフォーマルサービスを創造し、補っていけたらもっと良くなるのではないか?と思っています。
    専門職としての職能になにか熱い情熱みたいなものを加える。職能を生かす場を作る。何のために勉強をしているのか、自分のお給料を稼ぐためだけに勉強して苦労してる訳では無いはずです。仕事を通じてそれに気づくというか、僕ら自身が幸せに生きるための基礎になるのではないかと思います。
  • 浅野直院長インタビュー
その「あさのクリニックの方向性」はスタッフみなさんと共有できていますか?
看護師さんも事務員さんもそれぞれ自発的に動いているので、いい方向に向いているんだろうなと思っています。うちの特徴として、事務員さんも、患者さんのお家に一緒に訪問に行きますし、事務として現場で何が出来るかなと模索しているみたいです。でも、まだまだ自分も含めて勉強しないといけないことがいっぱいあります。まだまだ足りないです。でも方向はみんな見えている。「目指すのはあっちですね」みたいなところは何となく見え始めてるのかな。それを少しづつ日々の仕事の中で実践していくと、おそらく気付いたら結構いいことをやっているチームになっているんじゃないかと思うんですよ。
スタッフに求めることは何ですか?
短く言うと「その時に善かれと思ったら行動してほしい」ですね。患者さんに対してだけでなく、全ての人にです。例えば、同僚が困っているときには何か手を差し伸べてほしい。患者さんが困っている時に「ややこしそうだな」と放っておくのではなくて、善かれと思ったら行動する。
善かれと思う行動を繰り返すこと、積み重ねて繰り返して行くことで今思っていることが実現できるのではないでしょうか。スタッフに求める事はシンプル。こうした方がいいなと思ったことはやってください。
もちろん、法を犯すようなことはやっちゃいけません。社会のルール、法律は職能集団としてとしてそれぞれの職域は守ります。そこを踏まえた上で、見て見ぬふりはしないで、おせっかいはちゃんと焼きましょうということです。
  • 浅野直院長インタビュー
  • 今、スタッフはやってくれていますか?
    やってくれていると思います。むしろ、偉そうなこと言いながら僕自身がやれているかというと、まだまだです。でも、行動する組織に成長したいことは常に伝えているし、そうなってきてると思います。僕らが常に成長しながら、やりたい方向は見えているので、そこに向かって少しずつ自分たちも成長しています。人間って死ぬまで成長すると思っているので、歳をとっているから立派だとか、若いから未熟というのではなく、お互いちゃんとリスペクトして、学び合いたいですね。
スタッフの成長を感じられていますね。
「やってよかったな」「ここにいてよかったな」と思えるようにしたいんです。幸せな人が集まる幸せな職場を作るのも、僕の仕事です。僕が提供するのではなくて、“あさのクリニックという装置”を使って、それぞれの想いを実現することによってそれぞれが幸せになってほしいです。すでに結構みんなやってくれていると思うんです。一生懸命、前向きに関わってくれれば関わってくれるほど輝いている気がするので、「その調子です♪」って感じです。

“あさのクリニックという装置”とは、おもしろい表現ですね

例えば「世の中がおかしい」と言う人はたくさんいますよね。言うのは簡単ですけど、言うだけでなかなか実践していないじゃないですか。じゃあ、実践の場って所はどこにあるの?それは例えば、目の前の仕事だったり、家族との時間だったり、嫁さんとの会話だったり、子供と触れ合う瞬間だったり、そこがまさに実践の場だったりするんだと思うんです。その瞬間瞬間に試されていると思っています。そんな実践の場のひとつとして、あさのクリニックを使って人生を豊かにしてくれればクリニックを立ち上げた意味があります。あさのクリニックはそんな装置みたいなイメージです。「自分の人生を豊かにしてくれる装置を創りました」と、僕は僕の人生を豊かにする装置としてあさのクリニックを使うし、関わってくれる人はこの装置を使ってどんな面白い人生を歩もうかなと考えながら関わってもらえれば、おそらく組織として成長していくのではないかと思います。

どの装置を使って人生を楽しむかです。大企業という装置だったり、行政っていう装置だったり、自分で起業するという装置だったたり。今働いてくださっているスタッフの皆さんは僕らみたいな零細企業に、人生の大切な時間を掛けてくれる仲間なので、特に人生を楽しんでほしい。応援したいですね。
クリニックを零細企業とお考えなのですね。
例えば自分の腕ひとつっていう側面もあり、いわゆる職人に近いですね。その職人の腕を振るう場として選んでもらえるかどうかになるとやはり、僕らのようなクリニックは零細企業なんですよ。零細企業の中でも光を放つかどうかは、ちゃんとやりたいことをやっている、何か攻め込んでいる、自分の職人としての腕を振るってみたくなるっていうことだと思います。そうなるといいなと思います。専門資格が取れる施設でもないし、その他の条件がすごいわけでもないけれど、あさのクリニックという装置を使って自分の人生を面白くして欲しい。
  • 僕らが医療を使って支援すること、それを一生懸命やったら、喜んでいただける人がいる訳ですよ。患者さんだったり、ご家族だったり。例えば、現在の社会保障を最大限に使ってソーシャルワークしてみると、患者さんの周りにある仕組みは、けっこう整っていくわけです。それを大真面目に楽しくやっていったらどうなるか?という社会実験をしているイメージです。今後大学やそういう研究する人達と交流して行けるようになって、あさのクリニックという装置がどんなインパクトを持って何をやっているか評価してもらえると面白いなと思っています。
  • 浅野直院長インタビュー

あさのクリニック

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