お知らせ


セミナー開催案内

災害支援についてがテーマですが、日常業務の中のかかわり方についても気づくこと、そして考える機会になるセミナーの案内!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
災害が起きた際には、救助場面、医療活動、建物被害、人的被害についてを報道で見聞きする機会が多いのではないでしょうか。近年では、発災直後から救助や医療支援だけでなく、福祉的視点での支援の重要性が注目されています。
講師の河合さんは、精神保健福祉士として、東日本大震災の際の「心のケアチーム」での活動から、平成30年7月西日本豪雨の際には真備町で、令和6年能登半島地震の際には七尾市と輪島市で、災害派遣福祉支援チーム(DWAT)の一員として現地で活動されました。加えて、日本精神保健福祉士協会が行った能登半島地震災害支援活動では、災害支援体制整備・復興支援委員会の委員長として、直接現地に赴くだけでなく、派遣前の事前オリエンテーション、派遣中の後方支援、派遣後の振り返り(デブリーフィング)の機会を設け、現地に赴く会員が安心して活動できる体制を整えてきました。
この度は、『生活している人を支える専門職』が行う災害支援活動の実際と、支援する際の心構えと平時の備えについてご講演いただきます。
日程:2025年2月13日(木)
時間:19時から20時
場所:FLCB(総社市役所前)
行ってきた!精神保健福祉士が行う災害支援の心構えと葛藤
~復興・復旧に心を寄せ続ける~
講師
医療法人梁風会さきがけホスピタル 診療支援部 部長の河合宏さん
ぜひお申し込みください。
 
2025/01/08

七夕

こんにちは。あさクリ総務Aです。

今年も七夕の季節がやってきましたね。

七夕(たなばた)は、日本の伝統的なお祭りであり、毎年7月7に行われます。中国の「七夕伝説」に由来し、天の川に隔てられた織姫と彦星が一年に一度だけ会うことができるとされる日です。日本では、この伝説が奈良時代に伝わり、現在の七夕祭りとして定着したようです。

わが子も、幼稚園で七夕の日には、笹の葉に願い事を書いた短冊を飾っていました。そして、この時期になると、子供達からは、定番のあの歌声が聞こえてきますよね!

「♪五色の短冊~ ♪ 私が書いた~ お星さまキラキラ・・・」

この「たなばたさま」の歌にも歌われている五色の短冊ですが、調べてみるとそれぞれに意味があるようです。
面白いですね!

  • 青(緑): 健康や成長
  • : 愛情や情熱
  • : 財産や幸福
  • : 清潔や純粋
  • 黒(紫): 知識や学問

短冊に願い事を書くことで、織姫と彦星に自分の願いが届くと信じられています。

当院でも7月7日にむけて、七夕飾りをしつらえました。

美しい竹笹は、当院看護師Oさんの裏山から、ご主人が採取してくださり、車で運んでくださいました。(Oさん、ありがとうございます!)

待合での時間、涼やかな七夕飾りをお楽しみいただけると幸いです。

2024/07/05

紫陽花

みなさまこんにちは。総務部Aです。

岡山県の梅雨入りは、未だ発表されず・・・・なんとなく暑い日が続いておりますが、皆様、お変わりなくお元気にお過ごしでしょうか。

まだまだ雨が少ない印象ではありますが、当院の近くでも満開の紫陽花を見かける事が多くなりました。
雨が降り続く梅雨時期、すっきりしないお天気の中でも、ひときわ鮮やかに咲く「紫陽花(あじさい)」が、心を晴れやかにしてくれますよね。

紫陽花は、日本の原産とのこと。(知りませんでした・・・) 古くから庭園や寺院などで親しまれてきた花のようです。日本の風景に美しい彩りを添え、しっとりとした雰囲気を楽しむことができます。

花の色が土壌の酸性度によって変わることが特徴で、青や紫、ピンクなど多彩な色合いを楽しむことができます。酸性の土壌では青色に、中性からアルカリ性の土壌ではピンク色に変わるため、同じ場所でも異なる花色を見ることができます。

今月は当院の待合も、「紫陽花」をテーマに飾りつけをさせていただきました。

当院の敷地に開花している紫陽花です。

梅雨入り前とはいえ、暑い日が続いています。 待合での時間、涼やかな紫陽花をお楽しみいただけますと嬉しく思います。

2024/06/21

季節のしつらい「端午の節句」

みなさまこんにちは。総務部Aです。

総社市にある農マル園芸には、今年も110匹のこいのぼりが、大空をおよいでいるのをご存じでしょうか。下から見上げる沢山のこいのぼりは圧巻でした。
遅ればせながら、あさのクリニックの待合にも、端午の節句にちなんだお飾りを展示しました。毎年5月5日に祝われる「こどもの日」。この日は、特に男の子の健康と未来の成功を祈る日とされており、その起源は、古代中国に遡るとのこと。中国ではこの日を「端午」と呼び、夏の始まりとともに邪気を払うための儀式が行われていました。これが日本に伝わり、平安時代から、特に武士の間で子供の健やかな成長と無事を願う行事として行われてきたそうです。
当院の五月人形は、院長の子供のころのものです。
(ガラスケースに収まっていましたが、総務部の好みにより、ケースから出した状態で置かせていただいております。)

五月人形は、子どもたちが勇敢で力強く成長することを願い飾られてきたもので、戦士の精神を象徴しており、家族の安全と繁栄を祈る意味も込められていたようです。 

併せて、入口正面の壁面には、こいのぼりを飾っています。
鯉が滝を登り龍になるという中国の伝説に基づいて、逆境を乗り越える力強さと成長を子どもたちに願っているとのこと。 

なんとなく触れてきた日本の行事ですが
こうしてブログで当院の様子をお伝えする度に、これらの行事の意味や歴史を調べてみると、長い歴史の中で変わらず受け継がれてきた伝統行事に込められた先人達の「想い」と、現代の我々にも通ずる、変わらない「想い」に気がつき、とても感慨深いものがありました。

待合での時間、皆さまに「端午の節句」をお楽しみいただけると嬉しく存じます。

2024/04/30

10年のあゆみ

院長の浅野です。

2024年4月15日。あさのクリニックを開設して10年になりました。

振り返ると、ここまでの歩みの中で多くの山、多くの谷がありました。その経過の中で患者さま、患者さまのご家族、職員のみなさん、地域の事業者の皆さまや近隣の皆さまに支えて頂き、今があります。

私は、クリニックを立ち上げるときに、
「年をとっても病を持っても 今を生きる喜びの支援」
という理念をクリニック運営の中心に据えました。老いと向き合い、病と向き合うことは決して楽なことではありません。私自身がこの理念に助けられたことは多く、迷ったとき、苦しいときの拠り所でもありました。

当たり前のことかもしれませんが、私を含め、共に働く職員の皆さんも日々年を重ね、日々自分や家族の体調と向き合い、日々様々な葛藤を抱えながら「今」を生きているので、同様に揺らいだり、支えを必要としたり、悩みを抱えてしまうこともあります。

しかし、患者さまや一緒に働く仲間の力になれたと感じられる瞬間は、互いに自分自身の「今」を生きる力になることも実感できる。本当に有難いことです。

そういう日々の中の「今」を、職員の皆さんや地域の方々と迎えることができ、11年目をはじめることが出来ることに心から感謝致します。

日々を大切にして、時々立ち止まって行く先を見つめ、また足元を見てしっかりと踏みしめながら弛まぬ努力を続けていきたいと思います。

2024年4月15日
あさのクリニック  院長 浅野直

2024/04/26