吉備医師会主催の研修『吉備路医師会のBCPのコトハジメ』に参加しました。
看護師 大塚です。
11月21日(水)、吉備医師会主催の研修『吉備路医師会のBCPのコトハジメ』に参加しました。
『BCPは災害など、リスク発生時に業務中断しないために、また万が一、中断した場合でも、できるだけ早期に重要機能を再開させるために、平時から戦略的に業務継続について準備をしておくこと』と、倉敷市連合医師会BCP運営委員会・倉敷中央病院 池上徹則先生の具体的な話を聴講しました。
池上先生の講演は、具体例を挙げてくださりとても分かりやすいものでした。
研修を受けて、あさのクリニックでは、平時から「毎日の仕事がBCPになっている!!」と思いました。いろいろな取り組みをしていますが、その中で2点の具体的な取り組みを紹介します。
その1:災害時の診療に備えた燃料管理の工夫
1つ目は、訪問診療時の車の準備についてです。
上の写真の様に【ガソリン半分以下】のカードを作成し、各訪問車両に携行することで、常にガソリンが半分以下にならないように注意し、災害時に燃料不足にならないように工夫をしています。
その2:どの医師でも安心して診療を引き継げる体制
2つ目は、あさのクリニックの全ての訪問診療看護師は、全ての居宅や施設にも訪問しているので、非常勤医師への情報共有を的確に行うことが出来、主治医以外の医師が往診等の対応をしても、主治医と同様の対応が出来るように医師を支え、ご本人やご家族が安心できる体制を整えています。
これで『安心』ではなく常にアップデートして、いつ起こるか分からない災害に対応できるよう備えていきます。
職場見学会の開催
こんにちは。あさクリ総務Aです。夏休みが終わりましたがまだまだ暑い日が続きますね。
先月になりますが、8月22日に当院職員の子供達を招いて「職場見学会」を行いました。小学生以上で募集を行い、小学1年生から高校1年生まで14名が参加しました。
この会の目的は、親の仕事を知ってもらう事、医業を実際に体感し、もっと身近に感じてもらう事でしたが、さらに、子供達には「訪問診療」について、知ってほしいという想いがありました。
患者様の対応で休日や深夜、電話での相談対応や往診に出ていく親の姿を見ている子供達はいます。ですが、家族が患者さんやご家族とどのような関わりをしているのか、何をしているのかは知らない状況ではないかと思います。
この度の企画の中で、医療体験と合わせて、訪問診療についても、ぜひ知ってほしいという想いがあり、職場見学会という企画を実施しました。
訪問診療については、日頃お世話になっている特別養護老人ホーム「クレールエステート悠楽」様にご協力をいただきました。この度は感染症の流行などもあり、オンラインで見学をさせていただきました。
1日、様々な体験活動を行いましたが(詰め込みすぎたかもしれませんが)、この体験の中で、新しい気づきや発見、誰かのために働く親の姿を知ることで、何か少しでも感じるものがあると嬉しいなぁと思っています。百聞は一見に如かず。子供達の成長過程において、肥やしの一つになると嬉しいですね。
余談ですが、子供の中には、その後、マインクラフトというゲームで、老人ホームを作り、実際にオンライン越しに見せてもらった通り、各部屋の入口に屋号の札をつけたり部屋に写真を飾ったりしている子供もいると。面白いですね!
以下に「職場見学会」当日の様子を、スケジュール(項目)順にご紹介させていただきます。
1.朝礼
朝の朝礼に参加してもらいました。(事務所はいっぱいになりました・・・)
2.あさクリの紹介
まずは「あさのクリニック」の歴史、理念、どのような役割の方がいるのか、子供達に紹介をしました。
3.見学
外来の診療見学、院内の見学(物品倉庫、医局、事務所など)を行いました。
4.医療体験活動
普段は手当や検査を受ける側ですが、今回はすべて子供達が医師、看護師となって実践しました。
体験内容は、手洗いチェッカー、血圧、酸素濃度、聴診、応急処置(包帯の巻き方)、車椅子の使い方、心肺蘇生、エコー、顕微鏡(真菌、血液、尿)、身長体重計測、視力聴力検査などです。
5.訪問診療の見学(オンライン)
訪問診療の見学をオンラインで行いました。
クレールエステート悠楽様での訪問診療の見学です。画面の向こうの患者様に子供達皆で手を振ってご挨拶をさせていただきました。現地での診察をこちら側のプロジェクターで投影して見学を行いました。当院の訪問診療同行看護師に診察の状況や施設の解説をしてもらいながら、見学を行いました。
子供達からは「おばあちゃんは、家には帰らないの?」「施設にも看護師さんがいるの?」など、様々な質問がでていました。
6.お仕事紹介:管理栄養士さん
管理栄養士さんにお仕事の内容について紹介と嚥下について紹介をしてもらい、栄養補助食品の試食、とろみ材を実際に作って試食を行いました。
7.お仕事紹介:看護師さん
看護主任より、あさのクリニックの看護師の仕事について紹介。どうしてこのお仕事に就いたのか教えてもらいました。
8.お仕事紹介:医療事務さん
事務主任より、医事の業務紹介に加えて、医療費の仕組についてクイズ形式で学びました。
9.お楽しみタイム
最後はお待ちかねの?水遊び。
当院の子供達は、集まる度に季節を問わず「激しい水遊び」が繰り広げられます。ここが一番盛り上がっていたかもしれませんね。
一日の職場体験を終えた子供達には、以下のタイトルで感想を記載してもらいましたので、以下に紹介をさせていただきます。
感想文をかいてみよう
今日1日 すき!!楽しい!!
とおもったこと
- あさのクリニックにきて、採血が楽しかったです。
- 職場体験を通して自分の親がどんなふうに患者さんに接して、どんな仕事をしているのかが良く分かった。
- 採血が楽しかったが、実際に人にするなるととても怖いと思った。看護師や医者になるには多くの経験を積む必要があるということを感じた。
- ふだん、病院の人がしてくれていることの難しさをしりました。
- 聴力検査が楽しかった。学校の先生がしてくれているのを見てふだんからやってみたいと思っていた。一日を通して、あさのクリニックって、こんなこともしているんだなという新発見が沢山ありました。
- 注射の体験をして、向きや角度を決めてやることが難しかった。血管の場所があまりわからず、血があまり出なかったけど何度もやったら出たのでうれしかった。
- 心臓マッサージの体験をしたが、思ったよりかたくて驚いた。本当にそういう場面に遭遇した時は落ち着いて対応できるようにしたい。
- ふだん体験できないことが今日沢山出来て良かったです。採血が一番楽しかったです。最初は自分が注射が苦手だから絶対したくないと思っていたけど、実際やってみるとすごく楽しかったです!
- エコーが楽しかったです。なぜならいろんな臓器がみえたからです。
- カロリーが高いプリンやジュースを飲んで、自分は甘いものが好きだからおいしそうだなあと思っていたけど、実際に食べてみると正直美味しくなかったです。
- AEDや採血が一番楽しかったです。普段できない体験ができてうれしかったです。このような体験をして、看護師になりたいという夢がもっと大きくなりました。
- 普段では体験できないような採血や心臓マッサージができてお母さんたちがいつもどんなふうに仕事をしているのか見ることができた。とても貴重な体験ができて楽しかった。また機会があれば参加したいです。
- 採血が楽しかった。理由は注射の針を手にさして血を注射ですうことができたからです。
- 採血を体験する前はうまくできるか不安だったが、上手くとれて嬉しかった。今日はモデルで体験したが、本当に患者さんの採血をするとなると、怖くてできないと思う。沢山練習することでうまくできるようになると思った。
このような時間や経験ができたことは、子供達だけではなく、当院にとっても、親である職員にとっても、大変よい機会になったと感じる一日でした。
なお、この度、訪問診療の見学に際し、ご理解、ご協力をいただきました 社会福祉法人幸風会 クレールエステート悠楽さま、職員の皆さまには、心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。
お弁当の日
こんにちは。あさクリ総務Aです。毎日本当に暑いですね。
夜になっても蒸し暑く寝苦しい日々。皆様、暑さ対策をしっかり行い、熱中症にはくれぐれもご注意くださいね!
さて、先日は月に一度の「お弁当の日」でした。
あさのクリニックでは、毎月1回「お弁当の日」があり、総社市だけではなく、岡山市や倉敷市で話題の、お弁当のランチ提供があります。
今回は「おうちカフェ bon bon cha」さんのお弁当2種類(チキン和風マリネ弁当、鳥ミンチとキャベツのメンチカツ弁当)でした。
素材にこだわった、体に優しいお弁当です。
私は、キャベツのメンチカツ弁当をいただきましたが、発芽玄米のご飯はもちもちでとても甘くて美味しかったです。
暑い夏を乗り切るためにも、身体をつくる元となる「食事」は、特に気をつかいたいですね。
こちらがお弁当の内容です。
お弁当箱の中に、沢山のおかず。素材が盛りだくさんで、大満足のランチとなりました。
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【お弁当のおかず】
・おからとごぼうのコロッケ
・ポテトサラダの生春巻き
・ひじき
・さつまいものきんぴら
・ニンジンラペ
・ゴーヤの佃煮
・ブロッコリーの胡麻和え
・煮卵
・ラディッシュのピクルス
・レンコンのピクルス
・県産特別栽培米ミルキークィーンと
北海道産黒豆のもっちり発芽玄米ごはん
七夕
こんにちは。あさクリ総務Aです。
今年も七夕の季節がやってきましたね。
七夕(たなばた)は、日本の伝統的なお祭りであり、毎年7月7に行われます。中国の「七夕伝説」に由来し、天の川に隔てられた織姫と彦星が一年に一度だけ会うことができるとされる日です。日本では、この伝説が奈良時代に伝わり、現在の七夕祭りとして定着したようです。
わが子も、幼稚園で七夕の日には、笹の葉に願い事を書いた短冊を飾っていました。そして、この時期になると、子供達からは、定番のあの歌声が聞こえてきますよね!
「♪五色の短冊~ ♪ 私が書いた~ お星さまキラキラ・・・」
この「たなばたさま」の歌にも歌われている五色の短冊ですが、調べてみるとそれぞれに意味があるようです。
面白いですね!
- 青(緑): 健康や成長
- 赤: 愛情や情熱
- 黄: 財産や幸福
- 白: 清潔や純粋
- 黒(紫): 知識や学問
短冊に願い事を書くことで、織姫と彦星に自分の願いが届くと信じられています。
当院でも7月7日にむけて、七夕飾りをしつらえました。
美しい竹笹は、当院看護師Oさんの裏山から、ご主人が採取してくださり、車で運んでくださいました。(Oさん、ありがとうございます!)
待合での時間、涼やかな七夕飾りをお楽しみいただけると幸いです。
紫陽花
みなさまこんにちは。総務部Aです。
岡山県の梅雨入りは、未だ発表されず・・・・なんとなく暑い日が続いておりますが、皆様、お変わりなくお元気にお過ごしでしょうか。
まだまだ雨が少ない印象ではありますが、当院の近くでも満開の紫陽花を見かける事が多くなりました。
雨が降り続く梅雨時期、すっきりしないお天気の中でも、ひときわ鮮やかに咲く「紫陽花(あじさい)」が、心を晴れやかにしてくれますよね。
紫陽花は、日本の原産とのこと。(知りませんでした・・・) 古くから庭園や寺院などで親しまれてきた花のようです。日本の風景に美しい彩りを添え、しっとりとした雰囲気を楽しむことができます。
花の色が土壌の酸性度によって変わることが特徴で、青や紫、ピンクなど多彩な色合いを楽しむことができます。酸性の土壌では青色に、中性からアルカリ性の土壌ではピンク色に変わるため、同じ場所でも異なる花色を見ることができます。
今月は当院の待合も、「紫陽花」をテーマに飾りつけをさせていただきました。
当院の敷地に開花している紫陽花です。
梅雨入り前とはいえ、暑い日が続いています。 待合での時間、涼やかな紫陽花をお楽しみいただけますと嬉しく思います。