総務Nです。
管理栄養士を目指す大学生のK様が見学に来られ、感想をいただきました。
外来での栄養指導はもとより、居宅を訪問しての栄養指導にも同行いただきました。
訪問栄養指導の見学ができる施設を自ら探し、他県から見学に来てくださり、選ばれたこちらも身の引き締まる思いでした。
これから社会に出てご活躍されるにあたって、今回の経験が少しでもお役に立てればと思います。
感想紹介
外来の栄養指導では、管理栄養士の先生が患者さんと信頼関係を築いて、話をしている姿が印象的でした。食事のことだけでなく、家族や運動の話など多方面から患者さんの状況を把握し、栄養指導をされていました。食事内容の指導の際には、どの食材を食べたら良いか、減らした方が良いか、ということを伝えるだけでなく、どのように調理するか、既存の料理に追加できるかなど患者さんが実践しやすいような指導をすることが大切だと感じました。また、その際には患者さんと一緒に考えながら提案することで、一方的な指導にならないことを学びました。
訪問の栄養指導では、どのような食材を購入しているかだけでなく、その食材を使用して食べているかや、調理器具は何を使って、どのように調理をしているかなどより細かな部分を見たり、聞いたりしていました。そのことを踏まえての栄養指導なので訪問ではより具体的で的確な指導ができると感じました。また、独居の患者さんにとっては元気に暮らしているか、怪我などをしていないかの確認にもなることを知りました。
私は今回、初めて栄養指導を見学したので、驚きの連続でした。座学では学ぶことのできない多くのことを学びました。また、患者さんも様々な方がいらっしゃるので、個々に対しての栄養指導の大変さを改めて感じました。
今回の見学は、本当に貴重な経験となりました。管理栄養士の先生をはじめ、あさのクリニックのみなさん、本当にありがとうございました。