こんにちは!院長の浅野です。
今日は、私がなぜ認知症の診療や在宅医療に取り組むようになったのか・・・などを含めて、クリニックの仲間の募集の投稿をさせていただきます。
私は、学生時代から地域というフィールドで幅広い患者さんのお役に立てる医療者になりたいという希望があり、医師としてのスタートは救急を選択しました。
救急医として、川崎医科大学附属病院高度救命救急センター、聖路加国際病院救命センターで働く中で、急性期医療の大切さを痛感するとともに、急性期で関わる皆さんのその後がとても気になっていました。
関わらせていただいた患者さんたちは、濃厚な医療を要する時期を経て、軽快されて元の生活に戻ったり、場合によっては障害を残して転院や、施設入所になることもありました。
関わらせていただいた患者さんたちは、濃厚な医療を要する時期を経て、軽快されて元の生活に戻ったり、場合によっては障害を残して転院や、施設入所になることもありました。
急性期治療後の患者さんの暮らしや、ご家族のことなど、気になることがたくさんありましたので、それらを深めるためのチャンス得て、鹿児島県の離島、奄美大島の医療機関で、約3年半勤務することができました。その約3年半の中では、大島郡医師会病院や徳之島の宮上病院で急性期医療に加え、慢性期や介護保険制度を利用した生活支援の在り方、認知症診療や在宅医療などを学ぶことが出来ました。
そして、卒後10年目の頃に『家庭医』という枠組みを、岡山県北の岡山家庭医療センターで勉強させていただき、プライマリ・ケアというものの力を痛感しました。
その後、在宅医療をより深く学ぶために倉敷のつばさクリニックや地元総社で地域に根ざして医療に取り組んでいる長野病院にてもの忘れ外来をさせて頂きました。
医師になってから、様々なフィールドでお仕事をさせて頂く中で出会った多くの患者さん、職場の仲間、職場以外でも様々な刺激を与えてくださった先輩や後輩に支えられて生きる中で、人生の先輩に光を当てる仕事、高齢者や認知症患者さんへ心を込めて医療を提供していきたいと強く思うようになりました。
平成26年4月に、今まで学んできたことと、私たちの大切な想いである「今を生きる喜び」の支援を実践するために、ここ総社に『あさのクリニック』を開設しました。
現在は常勤医師1名(私です)、非常勤医師2名の体制で診療に取り組んでおりますが、現在の体制では患者さんの診療のニーズに十分答えることが出来ず、新規の訪問診療患者さんをお断りせざるを得ないケースも少なくありません。医療者にとって、お断りすると言うのは本当に辛いことです。
あさのクリニックでは、地域の方々や連携事業所からのニーズに継続的に応えていくために医師を募集します。 幅広いニーズに答えるために内科、外科、救急、整形外科、皮膚科、眼科、耳鼻科、在宅医療などプライマリ・ケア領域が得意な医師、さらには認知症支援にも力を入れていますので、認知症関連の専門医や、精神保健指定医は特に歓迎します。
詳しくは、事務長の椎野か院長の浅野がご対応しますので、ホームページのお問い合わせフォーム、もしくはお電話でご連絡ください。
問い合わせフォーム
お電話
0866-93-8808
明るく元気で前向きな方との出会いを心待ちにしています。
2017/09/22 お知らせ