あさのクリニック管理栄養士です。
梅雨も上がり本格的な暑い夏がやってきました。
先月のブログでもお話しましたが、水分補給はこまめにできていますか?
栄養指導をしていると、「水分がわりにスイカや桃など果物をよく食べている」という話を時々聞きます。
岡山特産の果物といえば桃ですね。産直市場には様々な種類の桃がたくさん並んでいます。
ご近所に桃農家の方がいらしたら、売りに出せない桃をたくさんいただく方も多いと思います。
岡山の桃は1玉ずつ手作業で袋かけを行い、収穫するまでそのまま栽培されるため白い桃になります。
品種は清水白桃をはじめ、13種類もあります。中でも「華清水」という品種は総社生まれだそうです。
そんな桃ですが、1個180gあたりのカロリーは72kcal、糖質は16gあります。
水分がわりに桃を食べていると、血糖、中性脂肪の上昇につながります。
桃だけでなく、ブドウやスイカも糖質量が多いので注意が必要です。
以下にいろいろな果物の糖質量の一覧を載せました。参考にしてみてください。
果物はビタミンや食物繊維、抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれるなどいい面もあります。
量と食べるタイミングに気を付けて食べるようにしましょう。
食べるタイミングでおすすめなのは、朝食か昼食後です。夕食後はお風呂に入ってあとは寝るだけという方が多く、活動量が少ないためあまりおすすめできません。
食べる量はだいたい80kcalくらいを目安にしましょう。バナナは1本、桃は1個、リンゴは1/2個程度です。
旬の果物は適量を守っておいしくいただきましょう。
2024/08/05 栄養コラム