1月号 フリーペーパー Vol.106 今とこれからのこと
今とこれからのこと
「心づもり」を話そう!
みなさんは、これからの⼈⽣をどのように過ごしたいか考えたことはありますか?
「あんなことをしたいなぁ」「こんなことはしてほしくないなぁ」「好きなことはこれだなぁ」など、あなたが大切にしたいことや望む生き方について考えたり、話してみたりすることは、もしものときにあなたの望みをかなえる第一歩となるはずです。
「もしものときに、どうしたいか」は、変わっていくことがある。
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どのような生き方を望むかは、一人ひとり異なるものです。そして、それはライフステージとともに変わっていくこともあります。
命の危険が迫った状態になると、約70%の方が「どんな治療を受けるか」「どんな生活をしたいか」という希望を伝えられなくなると言われています。誰もが突然命に関わる⼤きな病気やケガをする可能性はあるので、話し合いをしておくことで、万が一、あなたが自分の気持ちを話せなくなったときに、あなたの心の声を伝える大切な手段となります。
それは、信頼できる⼈が、あなたと話をした、あなたの⼤切にしたい⽣活や想い、治療の希望について考える際の⼤きな⽀えになるでしょう。
家族や信頼できる人と、お互いの人生で大切にしていることについて、会話する時間をつくってみませんか?気持ちは変わることもあるので、1度きりではなく、何回も会話する機会をもってみてはいかがでしょうか。
話すきっかけとなるパンフレット「今とこれからのこと」
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あさのクリニックでは、皆さんと心づもりを話すきっかけとして『今とこれからのこと』という記入ができるパンフレットを作成しました。診療の際に患者さんや家族と話をするためのものと、啓発配付用の2種類をつくり、順次活用を始めています。ご希望の方はお気軽にお声がけください。
厚生労働省「『人生会議』してみませんか」を参考に作成
12月号 フリーペーパー Vol.105 心不全
答えはすべて×です。心不全は、悪化と回復を繰り返しながら徐々に進行する病気です。適切な治療によっ
て症状が改善することはありますが、完全に治ることはありません。悪化と回復を繰り返しながら身体機能が徐々に低下し、最終的には安静にしていても症状が現れる状態になります。
また、動機、胸痛、息切れ、むくみ、疲労感、1週間で2kg以上の体重の増加等、だんだん症状が悪くなるときは、心不全を疑う必要があります。
早期発見、早期治療がポイント!
心不全は、早期発見・早期診断を行い適切な治療を受けることで、以前と比べてあとどのぐらい生きられるかという期間が大きく改善しています。上記に記載の症状等がある際には早めに医療機関を受診し、医師に相談をしましょう。心不全の疑いがないかは、血液検査、胸のレントゲン検査、心電図検査、心エコー図検査等で調べることができます。検査を受けること、治療を受けることに加えて、生活習慣の改善も意識しましょう。
知っておきたい心不全のいろは『心不全はどのように進行するか』、『心不全Q&A』を参考に作成
11月号 フリーペーパー Vol.104 感染対策
「かからない!」「うつさない!」を実践
感染は主に接触感染と飛沫感染が原因といわれています。
接触感染は、ウイルスが付いた手指で口や鼻や目に触れて、粘膜などを通じてウイルスが体の中に入り感染することです。
飛沫感染は、感染した人の咳やくしゃみで、飛び散った唾液や鼻水などの飛沫が口や鼻にかかる、吸い込むことで感染することです。
自分がかからないためにできること、周りにうつさないためにできる配慮を再確認していきましょう!
政府広報オンライン『インフルエンザの感染を防ぐポイント「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エチケット」』を参考に作成
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自分が「かからない」ために
正しい手洗いやふだんの健康管理、予防接種で感染を防ぐことができます。私たちは毎日、様々なものに触れていますが、それらに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。今日から簡単にできることとして「帰宅時や調理の前後、食事前のこまめな手洗い」「石けんを使った正しい手洗い」に取り組みましょう!
周囲に「うつさない」ために
熱などの症状がなくなっても、ウイルスは体内に残っている場合があります。熱が下がった後も、周囲の人への感染を防ぐため、自宅療養しましょう。咳やくしゃみのスピードは、想像以上に高速で、飛沫は2mも飛ぶと言われています。そのため、周囲にうつさないためには、「咳エチケット」と「マスクの着用」が有効です。会話の時や混雑する場所では、お互いに飛沫を飛ばさないようにマスクの着用を心がけましょう!
POINT!
感染症対策に取り組みましょう!
10月号 フリーペーパー Vol.103 予防接種
自分と周りを守る“予防接種”
予防接種とは、病気に対する免疫をつけるためや、免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。ワクチンを接種した方が病気にかかることを予防し、人に感染させてしまうことで社会に病気がまん延してしまうのを防ぐことを主な目的としています。
厚生労働省ホームページ「予防接種・ワクチン情報」を参考に作成
主な予防接種の種類について
CHECK!
総社市では「帯状疱疹予防接種費用助成」を開始!(満50歳以上対象)
接種ワクチンの種類により1回あたり4,000円または11,000円の助成
詳しくは、総社市「予防接種」ページにてご確認ください。
インフルエンザ・肺炎球菌感染症・新型コロナウイルス感染症・帯状疱疹など、ワクチン接種で安心と健康を守れるものはしっかりと取り組んでいきましょう!
9月号 フリーペーパー Vol.102 睡眠
睡眠時間(量)と休養感(質)を確保して健康寿命を延ばそう!
睡眠は最も重要な休養行動です。睡眠時間は長すぎても短すぎても健康を害する原因となり、朝目覚めた時に感じる休まった感覚(睡眠休養感)は良い睡眠の目安となります。例えば、日中にしっかりからだを動かし、夜は暗く静かな環境で休むといった、寝て起きてのメリハリをつけることは、睡眠休養感を高めることに役立ちます。また、ライフステージごと(成人、こども、高齢者)で質・量ともに必要な睡眠は変化していきます。
※生活習慣や環境要因等の影響により、身体の状況等の個人差が大きいことから、「高齢者」「成人」「こども」について特定の年齢で区切ることは適当でなく、個人の状況に応じて取組を行うことが重要であると考えられています。
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」を参考に作成
NEXT STEP
自分にあった「 Good Sleep ガイド」を読もう!
「睡眠5原則」など、成人、こども、高齢者の対象別に、良質な睡眠をとるための参考となる情報がまとめられたガイドを下のリンクから閲覧できます。ぜひご自身の状況と照らし合わせながら読んでみてください。