10月号 フリーペーパー Vol.115 予防接種
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自分と周りを守る“予防接種“
自分と周りを守る“予防接種“
予防接種とは病気に対する免疫をつけたり、すでにある免疫をさらに強めたりするために、ワクチンを接種することをいいます。
ワクチンを接種した人自身が病気にかかりにくくなるだけでなく、周囲の人へ感染を広げてしまうことを防ぎ、社会全体での流行を抑えることも大切な目的です。
ワクチンを接種した人自身が病気にかかりにくくなるだけでなく、周囲の人へ感染を広げてしまうことを防ぎ、社会全体での流行を抑えることも大切な目的です。
主な予防接種の種類について
予防接種法に基づく「定期接種」のワクチン【A類疾病】【B類疾病】
【A類疾病】の予防接種は、重症化のリスクなどから、誰もが受けることを推奨されている予防接種です。
年齢や性別等によっては、公費で接種を受けることができます。
年齢や性別等によっては、公費で接種を受けることができます。
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- ジフテリア・百日せき・破傷風・急性灰白髄炎(ポリオ)
- B型肝炎
- Hib感染症
- 小児の肺炎球菌感染症
- 結核(BCG)
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- 麻しん・風しん
- 水痘
- 日本脳炎
- ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症
- ロタウイルス
※あさのクリニックで取り扱っていないワクチンも含まれています。
【B類疾病】の予防接種は、費用の一部に公費負担がある場合があります。
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- 高齢者の季節性インフルエンザ
- 高齢者の肺炎球菌感染症
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- 高齢者の新型コロナウイルス感染症
- 帯状疱疹
いずれも65歳以上の方や、60~64歳で、心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方が定期接種の対象になっています。
様々な状況に応じて、ワクチンを接種する「任意接種」のワクチン
任意接種には、個人が感染症にかかるのを防ぐためや、重症化を予防するために受ける予防接種(例:季節性インフルエンザワクチン、流行性耳下腺炎)、定期接種を受けそびた、あるいは受ける機会がなかった方が、対象年齢以外で受ける予防接種などがあります。※流行を防ぐために、行政から受けることを推奨している場合もあります。
インフルエンザ・肺炎球菌感染症・新型コロナウイルス感染症・帯状疱疹など、ワクチン接種で安心と健康を守れるものはしっかりと取り組んでいきましょう!
2025/10/03
9月号 フリーペーパー Vol.114 地域活動
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日々の診療と並行して
忘れてはいけない
日々の診療と並行して
「地域活動」を続けています
診察室の外にも、健康や暮らしを支えるヒントは数多くあります。だからこそ、あさのクリニックは人や団体と手を取り合い、地域活動に共に取り組んできました。今月号では、取り組みの一部をご紹介します。
「ちいさなちいさな保険室」
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誰でもふらっと立ち寄れるこの場所では、健康相談だけでなく、日々の何気ないおしゃべりから人と人がゆるやかにつながります。そこから生まれる安心感は、病気の予防や孤立の防止にもつながる—そんな小さな地域の安全網です。
毎週水曜日開催
現在、不定期開催のため開催の有無を事前にご確認ください(開催情報はこちら)
「地域と連携強化のための活動」
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患者様やご家族の暮らしをより良いものにすることを目的に、事例の振り返りや認知症ケアに関する意見交換など、地域の専門職の皆さんと一緒に知恵や情報を共有する場づくりに取り組んでいます。
「あさクリ学習広場」
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スタッフと地域の専門職が一緒に、医療や介護のテーマをわかりやすく学ぶ場を開催しています。現場の課題を深く掘り下げ、実践に直結する知識を分かち合ったり、人工呼吸器などに触れて学べる、生きた学びが特徴の取り組みです。
月1回程度不定期で開催中!
忘れてはいけない
「 防災・減災への取り組み」
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毎年開催されている地域住民参加型イベント「BOSAI探検隊」へも参加しています。吉備医師会、総社市防災士の会、総社消防署や地域の団体とともに、子どもからお年寄りまでが「楽しみながら防災を自分ごとにできる」よう、工夫を凝らしています。
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CHECK!
活動の様子はあさのクリニックの
ブログやインスタグラムで発信しています。 -
あさのクリニック公式ブログ
公式インスタグラム
2025/09/02
8月号 フリーペーパー Vol.113 医療費
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「年齢」や「所得」によって異なる高額療養費
高額療養費制度は、1か月の医療費が高額になった場合に、
「年齢」や「所得」によって異なる高額療養費
高額療養費制度は、1か月の医療費が高額になった場合に、
自己負担の上限を超えた分が払い戻される制度です。
上限額は年齢や所得により異なり、70歳以上の方には外来のみの上限もあります。
事前に「限度額適用認定証」を申請し、保険証とともに医療機関に提示すると、窓口での支払いが上限額までに抑えられます。
オンライン資格確認に同意すれば申請が不要な場合もあります。(厚生省資料より作成)
事前に「限度額適用認定証」を申請し、保険証とともに医療機関に提示すると、窓口での支払いが上限額までに抑えられます。
オンライン資格確認に同意すれば申請が不要な場合もあります。(厚生省資料より作成)
標準報酬月額とは
厚生年金や健康保険といった社会保険料や保険給付の算定基準となる1カ月あたりの給料を1~50等級に区分した額
厚生年金や健康保険といった社会保険料や保険給付の算定基準となる1カ月あたりの給料を1~50等級に区分した額
旧ただし書き所得とは
前年の総所得金額等から住民税の基礎控除額を引いた所得
医療費のこと、どこに相談したらいいの?
高額療養費の仕組みや制度については、加入している公的医療保険の窓口へご相談ください。
あさのクリニックでは、かかりつけ患者様の治療以外の生活やお金に関する困りごとについても、相談員が窓口となって対応させていただいております。
あさのクリニックでは、かかりつけ患者様の治療以外の生活やお金に関する困りごとについても、相談員が窓口となって対応させていただいております。
詳細は厚生労働省のホームページでご確認頂けます
参考:厚生労働省 高額療養費制度を利用される皆さまへ
参考:厚生労働省 高額療養費制度を利用される皆さまへ
2025/08/07
7月号 フリーペーパー Vol.112 訪問診療
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体調がすぐれない時だけ、
訪問診療をご希望の方は

訪問診療とは
「定期的に医師が伺い、計画的な診療をすること」です。
体調がすぐれない時だけ、
自宅に診察に来てもらう「往診」とは異なります。
「訪問診療」とは、患者様が生活している場所(自宅・親戚の家・グループホーム等の施設)に定期的に医師や看護師が訪問し、計画的に診療を行うものです。
さらに定期的な訪問診療に加えて、体調不良時や救急時には24時間体制で電話対応や臨時往診を行い、必要に応じて往診や入院先の手配等を行います。
さらに定期的な訪問診療に加えて、体調不良時や救急時には24時間体制で電話対応や臨時往診を行い、必要に応じて往診や入院先の手配等を行います。
訪問診療をご希望の方は
まずは「かかりつけ医」「ケアマネジャー」などへご相談ください。
訪問診療の実施の有無、対応状況などは、各医療機関によって様々です。
訪問診療には、これまでの治療状況や生活状況などの情報が必要となるため、まずはかかりつけの先生や、入院先の病院、担当のケアマネジャーへ相談することをおすすめしています。
あさのクリニックでは相談員が相談内容にあわせて、訪問診療の仕組みや必要な事を説明しておりますので、お気軽にお声掛けください。
訪問診療には、これまでの治療状況や生活状況などの情報が必要となるため、まずはかかりつけの先生や、入院先の病院、担当のケアマネジャーへ相談することをおすすめしています。
あさのクリニックでは相談員が相談内容にあわせて、訪問診療の仕組みや必要な事を説明しておりますので、お気軽にお声掛けください。
2025/07/03
6月号 フリーペーパー Vol.111 防災
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NEXT STEP 災害の一日前に戻れるとしたら、何をしますか?

内閣府では「災害の一日前に戻れるとしたら、あなたは何をしますか?」という問いを通して、地震や水害を経験した方々の体験談を紹介する「一日前プロジェクト」を実施しています。
物語は、地域、職場、家庭など、さまざまな場面で語られています。これらのエピソードをもとに、家族がご近所、職場の仲間と「自分だったらどうするか」を話し合ってみることは、災害への意識を高めるきっかけとなるのではないでしょうか。QRコードからエピソードを見てみましょう!
毎年、おさらい“防災・減災“
いつ起きるかわからない災害。あさのクリニックでは、災害への意識を持ち続けていただけるよう、毎年梅雨の時期に防災に関する情報をお届けしています。
警戒レベル「高齢者は警戒レベル3で避難を」
避難に関する情報は、市町村が発令する避難情報と、気象庁などが発表する防災気象情報が連携し、「警戒レベル1~5」の5段階で提供されます。
警戒レベル4は、対象地域の住民全員が避難する必要があります。
警戒レベル3は、避難に時間を要する高齢者や体の不自由な方などが避難を開始するタイミングです。
警戒レベル4は、対象地域の住民全員が避難する必要があります。
警戒レベル3は、避難に時間を要する高齢者や体の不自由な方などが避難を開始するタイミングです。
NEXT STEP 災害の一日前に戻れるとしたら、何をしますか?
様々なエピソードから防災・減災を!「一日前プロジェクト」

内閣府では「災害の一日前に戻れるとしたら、あなたは何をしますか?」という問いを通して、地震や水害を経験した方々の体験談を紹介する「一日前プロジェクト」を実施しています。
物語は、地域、職場、家庭など、さまざまな場面で語られています。これらのエピソードをもとに、家族がご近所、職場の仲間と「自分だったらどうするか」を話し合ってみることは、災害への意識を高めるきっかけとなるのではないでしょうか。QRコードからエピソードを見てみましょう!
参考:内閣府 防災情報ページ
2025/06/09