知ってるようで知らない!?心不全クイズ
3択問題!何問正解できる?
Q1.心臓の”ポンプ機能”が弱くなったときに起こりやすい症状はどれ?
A.冷感や疲れやすさ
B.かゆみ
C.耳鳴り
Q2.心不全には2つのタイプがあります。正しい組み合わせはどれ?
A.悪性心不全・良性心不全
B.上心不全・下心不全
C.急性心不全・慢性心不全
Q3.心不全が悪化して「安静にしていても息苦しい」状態になった場合の特徴は?
A.横になると楽になる
B.身体を起こすと楽になる
C.水を飲むと楽になる
心不全とは、心臓のポンプ機能が低下し、全身に血液を十分に送り出せなくなった状態をいいます。ポンプ機能が弱くなると、冷感や疲れやすさなどが出やすくなります(Q1の答え「A」)。心不全には、急性心不全や過度なストレスにより、急激に心臓の働きが悪くなる「急性心不全」と、心不全の状態が慢性的に続く「慢性心不全」があります(Q2の答え「C」)。悪化すると、安静にしていても、息苦しさを感じるようになり、こうした症状は、身体を起こした姿勢だとよくなるのが特徴です。これを「起座呼吸」と言い、入院が必要となります(Q3の答え「B」)。

早期発見、早期治療がポイント!
心不全は、早期発見・早期診断を行い適切な治療を受けることで、以前と比べてあとどのくらい生きられるかという期間が大きく改善しています。上記に記載の症状等がある際には早めに医療機関を受診し、医師に相談をしましょう。心不全の疑いがないかは、血液検査、胸のレントゲン検査、心電図検査、心エコー図検査等で調べることができます。検査を受けること、治療を受けることに加えて、生活習慣の改善も意識しましょう。
公益財団法人 日本心臓財団『心不全とは何か』、知っておきたい心不全のいろは『心不全はどのように進行するか』、『心不全Q&A』を参考に作成
2025/12/05 ダウンロードページ





