5月号 フリーペーパー Vol.110 熱中症

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  • 特に注意が必要
    高齢者のための熱中症対策

    「熱中症」は、高温多湿な環境下で、発汗による体温調節等がうまくできなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、死に至ることもあります。高齢者は次のように熱中症にかかりやすい状態にあるため、特に注意が必要です。
    体内の水分が不足しがち
    高齢者は若年者よりも体内の水分量が少ない上、体の老廃物を排出する際にたくさんの尿を必要とします。
    暑さへの感覚機能が低下
    加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。
    体の調節機能が低下
    高齢者は体に熱がたまりやすく暑い時には若年者よりも循環器系への負担が大きくなります。


自分は大丈夫と思わないことが大切です。また、周囲の方からの声かけ、気づきも有効ですので、家族や地域で取り組みましょう。

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参考:厚生労働省「高齢者のための熱中症対策」