クリニックブログ


総社市社会福祉士会よりご案内

あさのクリニック 相談員です。

認知症徘徊高齢者の列車事故の最高裁判決が平成28年3月1日に下されます。
日本の社会福祉専門専門職団体は、合同で声明を発表しています。
https://www.jaswhs.or.jp/upload/Img_PDF/236_Img_PDF.pdf?id=0224115256

声明の末尾にあるように、『新オレンジプランが掲げる「認知症の人の意思が 尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す」 という理念を決して後退させないことを強く望むものである。 』
当院の『年をとっても 病を持っても 今を生きる 喜びの支援』、『高齢者医療、認知症のプライマリ・ケア』という取り組みを考える上で、決して他人事ではないことだと思っています。

以下はお知らせです。
昨年結成され、活動を開始している『総社市社会福祉士会』が企画したイベントを紹介します。
私も会員として活動しています。

平成28年3月12日(土)19:00~21:00
総社市総合福祉センター 3階 大会議室で
『福祉の主張 高齢×障がい』として、
高齢分野と障害がい分野で働く専門職による、自分たちの仕事のプレゼン大会を行います。
どなたでも参加可能ですので、ご興味がある方はぜひご参加ください。

申し込みは、総社市社会福祉士会 メールアドレス sojashikai@gmail.comへ。
メールがない方は、あさのクリニック 相談員までご連絡いただいてもかまいません。

総社市社会福祉士会 Facebook
総社市社会福祉士会福祉の主張

 

 

 

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2016/02/24

診療研修・見学者の受け入れ

あさのクリニック 相談員です。

2月18日の木曜日に、聖路加国際病院で事務をされている中村さんが、地域医療の研修に来てくれました!!
地域の診療所で行われている医療の見学を希望され、訪問診療、外来診療の見学をしていただきました。
当日は、院内勉強会の日、新規往診の方など、いつもの木曜日よりも内容の濃い日でしたのでなお良かったです。
どんな、発見や感想をいただけるか、ドキドキしています。
研修・見学のご希望の方は、当院のホームページの求人情報ページをから、診療研修・見学申込書をダウンロード。
申込書ご記入の後、郵送もしくはFAX頂きますと、改めてご連絡差し上げます。

訪問診療出発前の一コマ・・・
無題無題.png1

 

 

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2016/02/20

認知症講演の聴講

あさのクリニック 相談員です。
先日の2月10日、院長をはじめ職員5名で、岡山市で開催された認知症についての講演会に参加してきました。
片山内科クリニック 片山禎夫先生の「私の考える認知症の人を支える治療」では、
認知機能とその方の心の関係、支えられる事のつらさなどの、症状ではなく、認知症の人の心について。
そして、最新のアルツハイマー病に対する治療の情報までの内容でした。
支援を行う際には、認知症の中核症状や周辺症状にばかりに目が行きがちですが、
今回ご教示頂いた認知症の人の気持ちを想像していく事で、支援への視点が広がると気づくことができました。

東京都健康長寿医療研究センター研究所 粟田主一先生の「質の高い認知症診断と診断後支援のしくみをつくる」では、
認知症の有病率は、現在の糖尿病患者の増加、平均寿命の延びを考えると、今後認知症患者は増加していく予想であること。
認知症であることの説明をする際のヒント。のお話がありました。
粟田先生は、全国で設置が進められている認知症初期集中支援チームの役割についても教示されました。
当院が行う認知症の人への支援の取り組みのヒントをいただく機会となりました。

講演後、地域のサポート医の先生のディスカッションでは、長年、認知症の方の診療にもあたっている岡山市の先生から
介護認定への認知症の反映、認知症支援の課題となどの意見が聞かれ、地域は違っても、同じような課題を感じていることがわかりました。

あさのクリニックでは、一般内科診療と、認知症・もの忘れの診療・相談を行っています。。

 

 

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2016/02/15

終末期医療の在り方についてセミナーに参加してきました

あさのクリニック院長の浅野です。

2月14日に岡山市で開催された岡山県臓器バンク主催の終末期医療の在り方についてのセミナーに参加してきました。

医療者は「最期の希望」にどう向き合えばよいのか?

ということについて

1.「生命を脅かす疾患」に直面している患者のアドバンスドケアプランニングの重要性〜「患者により事前指示」と「医師によるDNAR(POLST)」〜

東京大学大学院医学研究科 医療倫理学分野客員研究員

箕岡医院 院長

日本臨床倫理学会 総務担当理事  箕岡真子先生

2.救急集中治療における最期〜心温かい看取りを考える〜

川崎医科大学救急総合診療医学講座 特任教授

岡山大学名誉教授、特命教授

日本集中治療医学会 理事長  氏家良人先生

ご高名なお二人の先生からそれぞれ違った角度の「終末期」そしてその倫理的問題についてお教えいただきました。特に、印象に残ったのは

箕岡先生:代理判断者指名の重要性、「その時の」「あなたの」「最善の利益」を考える

氏家先生:救急医はとにかく命を救うことを考える、そのあとで判断に悩む時はみんなで考える

という点でした。

いずれも自分が歩んできた今までの医療、そして現在直面している医療について大変深みのあるそして、向き合っていく課題についてそのまましっかりと、真摯に向き合いなさいと背中を押していただいたような内容でした。

当院の理念である「年をとっても 病を持っても 今を生きる 喜びの支援」を行っていくために、善かれと思うことを行動に移し、職能と人間性を高めて身の丈の社会貢献を行っていくこと、その積み重ねが大切だと感じた1日でした。

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2016/02/15

第23回倉敷緩和ケアセミナーに参加してきました。

あさのクリニック 相談員です。
平成28年2月6日に倉敷中央病院 総合保健管理センター 古久賀ホールで開催された標記セミナーに参加してきました。
倉敷中央病院 精神科 小高辰也先生からの「新しい睡眠薬について」の講演とNPO法人 対人援助・スピリチュアルケア研究会の村田久行先生から「がん患者のスピリチュアルペインとそのケア」の講演でした。

加齢に伴う睡眠の変化、睡眠薬の種類とその効果、そしてがん患者の気持ちを受容し傾聴する面接技術についてなど、多くの新しい知識をいただくことが出来ました。
ソーシャルワーカーの面接技術を振り返ることもでき、大変有意義な研修参加となりました。

あさのクリニックでは、在宅患者への緩和ケアへの取り組みを行っています。多くの方への支援を行えるよう、職員全員の研修参加をしていきます。また、一緒にあさのクリニックで働く仲間を募集しています。(求人情報はこちらをクリック)

 

 

 

 

 

 

 

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2016/02/08



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