院長の浅野です
この度、3月24日に「シルバー世代の困り事」というお題でお話する機会を頂いております。
総社市総合福祉センターにて13時30分からなので、おいで頂ける方には限りが有ると思いますが、よくある困り事についておおまかなお話をした後、ご参加くださった皆様と日常の困り事についてあれこれ相談し合える座談会のような催しです。
どのような話題になっていくのか、楽しみでもあります。
院長の浅野です。
この度、3月19日に和歌山市内にある中谷医科歯科病院主催の第8回在宅医療連携拠点事業講演会にて「the 在宅」というテーマの4つの講演のうちひとつを担当させていただきました。
〜超高齢化社会を迎える備えと心得〜
①最期まで楽しく食べるために 聖路加国際病院 看護師 上野まき子先生
嚥下の基礎的な知識から、嚥下障害を持つ患者様へのアプローチの基本などをわかりやすく教えていただきました
②小児在宅医療の現場から かがやきクリニック 医師 南條浩輝先生
小児在宅医療を積極的に行っている立場から、現状の報告と今後この領域がどのように広がっていけるか、その想いを存分に語っていただきました
③あれ?もの忘れと思ったとき あさのクリニック 医師 浅野直
認知症の概要と、今かかわっている患者様の事例(プライバシーに配慮)を提示させていただきました
④もしもノートをあなたに 野田医院 野田倫代先生
エンディングノートの進化版というか、終末期を迎える前から積極的に活用できる素晴らしいツールでした
私以外の3名の先生のお話は今かかわっている患者様や直面する課題にとても密接していて発表者の一人でありながらとても勉強になりました。また、岡山でお話いただいたり良い企画につながればイイな〜と思いながら帰ってきました。
あさのクリニック 相談員です。
本日、平成28年3月18日。あさのクリニックが位置する町内会の川崎町公会堂で、
『救急医が伝える 家庭や地域でできる、応急手当』と題して、
あさのクリニックの藤原晋次郎医師が講師をしました。
身近におきる、転倒、けが、鼻血、やけど、窒息時などの対応方法についての説明。
そして、最近いろんなところで目にするようになった、AEDの使い方講習会を行いました。
職員4名(医師 看護師 事務 相談員)で、良くない対応と、基本の対応の寸劇を交えて説明を行いました。
説明だけでなく、訓練用のAEDと人形を使い、AEDの使用方法、心臓マッサージを実際に触って体験していただきました。
訓練用のAEDと人形は総社市消防本部よりお借りしました。
本日は、あいにくの雨でしたが、10名の地域の方が来ていただきました。
『年をとっても 病をもっても 今を生きる 喜びの支援』の理念のもと
診療だけではなく、今回のような活動を通して、地域にひらかれたクリニックになるよう努力してまいります。
3月13日に横浜で開催された第2回認知症治療研究会に参加してきました。
この研究会は、認知症のプライマリ・ケアにおいてとても重要な意味のある会だと思っています。
私自身「コウノメソッド」という認知症の治療法を実践させていただいているのですが、とにかく進化が早いのと、基本的な姿勢がブレない素晴らしい方法論だと思っています。
定期的に勉強の機会を持って、ここで得た知識や経験を日々出会う患者様、当院のスタッフ、地域の皆さまへ還元してまいりたいと思います。
特に感銘を覚えたのは、岩手県盛岡市にある「ものがたり診療もりおか」の松島先生がおっしゃった言葉です。
「認知症が重症だとしても、その人は最期までその人だ」
深く心に染みました。。。
先週末は奄美の診療に行ってきました。
土曜の朝に奄美入りして夕方に出るという超短時間の滞在になりましたが、気になっていたもの忘れ外来の患者様もみなさんお元気で、落ち着いた在宅生活を送っておられました。認知症とともに生きること。その意味・・・。
移動中にあれこれ物思いにふけっていると、普段のあさのクリニックでの外来と在宅診療メインのバタバタした生活では考えないような、いろんな面白いことが思い浮かびます。余裕が有ることは大事ですね
それらのワクワクする妄想をここ総社から発信していけるように、しっかりとした力をつけながらここ総社から新しい時代を発信していけたらと、ちょっと気持ちが大きくなってしまいます。
奄美から東京へ移動して、横浜で開催される認知症治療研究会に参加してきます!