スタッフブログ


『認知症にやさしい地域づくり研修会』の案内をいただきました。

相談員(ソーシャルワーカー)です。

総社市より、標記研修会の案内をいただきました。

日時:平成29年1月14日 土曜日
9時30分~11時30分
場所:総社市総合福祉センター 3階 大会議室

講演内容『認知症になっても安心して生活できる 地域がつながるまちづくり
~大牟田市の徘徊模擬訓練を通じて~』
講師: 福岡県大牟田市 白川病院  医療連携室長 猿渡進平 氏

私が、大牟田市の地域つくりの取り組みを知ったのは、約10年前に倉敷市で行われたある研修会でした。
その時の講演内容の中で『徘徊はノーではなく、安心して徘徊できる町つくり』という言葉を聞いた時の驚きを思いだします。
その後、実際に大牟田市へ『大牟田市徘徊SOSネットワーク模擬訓練』(現在、は徘徊という言葉を使用していないそうです)を見学にも行き、SOSネットワークや認知症の理解のための取り組みなど多くのことを学びました。

今回、この総社で再び大牟田市の町つくりの取り組みを拝聴する機会ができ、楽しみにしています。

皆さん、ぜひ一緒に参加しましょう。

 

お問い合わせは、総社市長寿介護課 地域ケア推進係 0866-92-8373へお願いします。


 

2016/12/27

岩盤浴のチカラ

こんばんは!院長の浅野です。

先日、当院が嘱託医として関わりを持たせていただいている地域密着型特別養護老人ホーム、クレールエステート悠楽さんにお邪魔した際、ずっと気になっていた岩盤浴体験をさせていただきました。

ベッド型の威力は凄まじいのですが・・・

サービス向上のためにも、みんなの健康向上のためにも・・・

当院の待合にもぜひ!!!ということで、お取り扱い業者さんをご紹介頂きました。

デモンストレーションをお願いし、スタッフで体験し、ついに・・・ついに・・・

待合に足浴用2台、腰orおしり用2台が導入されることになりました!

 

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やった〜!

 

おしゃれな女性も・・・

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某洋食店のカリスママスターも・・・

 

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ポカポカになっちゃってくださいませ。。。

フリーペーパーあさクリ12月号も配布開始しております。
お時間のあるときにちょっとお立ち寄りいただき、威力を体感してみてください。ハマります。。。

 

2016/11/30

年末年始の外来休診のおしらせ(12/29午後~1/3休診)

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平成28年度年末年始の休診のお知らせです。

外来休診は、12月29日木曜日の午後~1月3日までを休診といたします。
したがって、今年の外来診療は12月29日の午前診療までです。
来年は、1月4日から外来診療を開始します。

当院からの訪問診療の受けている患者の方には、24時間緊急の連絡・往診体制をとっています。

2016/11/16

川崎医科大学附属病院 第9回「医療懇話会」に出席しました。

あさのクリニック相談員です。

平成28年9月14日に川崎佑宣記念講堂で開催、川崎医科大学附属病院 第9回「医療懇話会」に院長と二人で出席してきました。

講演では
内視鏡・超音波センター 畠 二郎 教授の「エコーの多様化と進化」
肝・胆・膵内科     日野啓輔 教授の「C型肝炎治療の新時代とこれからの肝疾患診療」
リウマチ・膠原病科   守田吉孝 教授の「対応の間違えてはいけない関節炎」
を拝聴しました。

講演会後には懇親会が開催され、川崎医科大学附属病院の方々だけではなく、多くの医療機関の方とお会いし、今まで電話では話をしたことがあった方など、たくさんの方話をすることができました。

新しい学びの場と共に、多くの方とお会いする大変貴重な機会となりました。

ありがとうございました。

2016/09/15

第3回 ものわすれコラム 「ものわすれに以外の症状 行動心理症状(周辺症状)について」

みなさんこんにちは!院長の浅野です。
今回は「ものわすれ」以外の症状について少し触れてみたいと思います。
認知症の症状には、「ものわすれ」を代表とする中核症状と「不安」「妄想」「幻覚」「怒りっぽい」「抵抗する」などに代表される行動心理症状(周辺症状)があります。
今回は行動心理症状がどのように成り立っているかについて少し触れてみたいと思います。
まず、代表的な「もの盗られ妄想」について。
短いサイクルの記憶をとどめておくことが苦手になっている方が、不安の症状のため、大切なものをどこかに片付けたとします。その、片付けた事実をすっかり忘れてしまった場合、ものがなくなるという、本人にとってはリアルな現実が目の前に起きます。そして、自分以外の「誰かが盗った」という気持ちになります。また、なかったものが幸いにして出てきたとしても、片付けた記憶が全く無いので「自分以外の誰かが隠した」という訂正不能の確信となってしまいます。
これらは、説得してもすればするほど怪しまれることが多く、また攻撃対象は身近でお世話をしてくださっているお嫁さんや親族になることが多いのが悩みです。対処方法は状況により個別性が高いため、ご相談ください。
次に、「怒りっぽい」症状も困りごとの代表です。
これは、元キャラに不安の症状が重なっている場合などに、ご本人にとっては「怒って当然」ということを、我々周囲の者が知らず知らずに起こしてしまっていることが多いです。
例えば、プライドの高い方へ、失敗を繰り返し指摘したり(当然周囲は良かれと思っているのでよりややこしいです)、改善を求めたり(本人に自覚はないので言いがかりに聞こえます)することはその代表的な例でしょう。
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認知症の症状の詳細については厚生労働省のホームページも参考にしてみてください
これらはほんの一例ですが、行動心理症状については認知症の人をご支援する上で知っておくととても役に立つ「コツ」をお伝え出来ているかどうかが本当に大事だなと痛感しています。ぜひご相談いただき、受け入れていかなければならない部分、また周囲の環境や関わり方、お薬で改善が期待できる部分をしっかりと理解してより良い療養生活をお手伝いできればと思っております。
当院では、認知症でお困りの患者様、そしてお支えしているご家族の皆様をスタッフ一丸となってご支援できればと考えております。パンフレット等も充実しております。お気軽にお問い合わせください。

また、認知症診療に興味のある看護師、その他医療職の方も是非とも見学や研修の制度をご活用ください。

2016/08/08