見学・研修


見学研修の感想をいただきました④

あさのクリニック 相談員(MSW ソーシャルワーカー)です。

先日、見学研修に来院した
岡山赤十字病院 看護師の 木下真澄 さんより感想をいただきました。
以下に紹介します。

先日は外来見学、訪問診療に同行させていただき、ありがとうございました。普段は在宅生活に送り出す側の立場で看護をしていますが、退院後家に帰って困る事はなかったのか、処置が必要な方への指導は十分だったのかと考える事があり在宅医療、看護の実際を学びたいと思い申し込みをさせていただきました。
まず、診察室を含めクリニック全体の床に木材を使用しており暖かみのある雰囲気の中診察を受ける事ができると思いました。
クリニックのスタッフの方々が元気よく挨拶をしてくれたり、往診に向かうスタッフの見送りをしたりとチームワークの良さを感じました。また、こまめに報告、相談をされており連携が図れていると感じました。
午前の診察見学では主に認知症の患者さんとの関わりや初診の方との関わりを学びました。自らの症状をこの病気からきてるものだと思い込んで診察に来られた方への関わりで、その方の思いや考えを否定せず尊重しながら関わる解釈モデルという概念についても学ぶ事ができました。
午後の訪問診療への同行では、前回訪問時からの申し送りを元に吸引チューブを補充したり、訪問用バッグに医療廃棄物の入れ物があったりと院外での医療物品の取り扱いについて学びました。

また、看取りの場面にも立ち会わせていただきました。患者様のご家族から「息をしていない」と連絡があり緊急往診に同行しました。寝たきりの母親へ吸引や胃瘻からの栄養剤注入など、ご家族の献身的な看病の様子が想像できるご自宅でした。

想像していたより早い最期にご家族自身、十分な受け入れができていなかった事や、元々の親子関係や病気に対する思いを考慮して医師から亡くなった経緯、これからの事などをゆっくり丁寧に説明されていました。私も一緒に清拭をさせていただき、ご家族が声をかけながら顔や手、腕や足をさすり涙をながされる姿を拝見し、母親への愛おしさを感じました。また、そのような関わりの時間を共有できる在宅医療に「看護ができる事は何か」と考えるよい機会になりました。

今回の見学、体験で感じた事、学んだ事を踏まえて病院に入院中の患者様の家での生活をイメージして関わっていきたいと思います。お忙しい中、丁寧なご指導ありがとうございました。


研修・見学のご希望の方は、当院のホームページの求人情報ページをから、
診療研修・見学申込書をダウンロード。
申込書ご記入の後、郵送もしくはFAX頂きますと、改めてご連絡差し上げます。

 

 

見学に来られた方から、いろいろな意見や感想をいただくことで、私たちも学びの場をいただいています。
ありがとうございました。

2016/06/15

見学研修に来院されました②

あさのクリニック 相談員です。

岡山赤十字病院 看護師の 木下真澄 さんが見学研修に来院されました。

午前中は外来同席、午後からは訪問診療に同行というスケジュールでした。

感想をいただいた際には、こちらで報告します。

訪問診療出発時の様子です。



研修・見学のご希望の方は、当院のホームページの求人情報ページをから、診療研修・見学申込書をダウンロード。
申込書ご記入の後、郵送もしくはFAX頂きますと、改めてご連絡差し上げます。

2016/05/31

見学研修の感想をいただきました③

平成28年4月28日に当院に研修に来られた、櫻井さんより感想をいただきました。
櫻井さんは4月5日にも研修にこられ、今回は2回目の見学です。

あさのクリニックでの研修を通して
お忙しい中、研修をさせて頂きありがとうございました。
今回は、特別養護老人ホームの訪問診療を見学させて頂きました。
入所者の方々がテーブルを囲んで笑顔で過ごされており、医師との会話の中では、冗談や笑いがありました。生き生きとされていた姿が印象的でした。
入所者同士の交流を、もつことができる空間作りが大切だと感じました。
また、特別養護老人ホームの看護師が『入所してから看取りの準備が始まっており、身体が健康な時から、信頼関係を築き最後を看取らせて頂いている』とお話を頂きました。
これは、 在宅看護でも、同様なことがいえると思います。

今回は、以前伺ったことがある方の訪問診療でした。
以前伺った際は、ご家族の方の表情が硬く、口数も少なかったことが印象に残っていました。
しかし、今回の訪問では、以前と比べご家族の表情に変化がありました。
今回は、口数も多く笑顔が見られ、表情が豊かでした。患者が亡くなった後のことを少しずつ考え、心の準備ができていることに驚きました。
私は、家族背景が複雑な為、どのようにご家族と接するべきか家族への関わり方が難しいと感じていました。
しかし今回、ご家族が心の準備を始めることができたのはスタッフ間での情報共有や、他病院の訪問看護との連携をはかり時間をかけながらご家族と接したからだと思いました。
傾聴し、他と連携をとりながら、ゆっくりご家族と関わることで、徐々にご家族が心を開き、『納得』と『満足』に近づいているのではないかと感じました。
ご家族に接する中でも、ご家族が本当に困っていることや不安なことは何かを引き出すための観察力と質問の仕方が重要だと学びました。
ご家族の微妙な気持ちを受け止め、共感を示し、今の状況を共に受け入られるように導くことが必要だと感じました
患者や家族の心理、家族背景、生活状況を考慮した上で、一人一人に合わせて関わり、ケアをしていく為に、時には患者やご家族の辛い心理や希望まで入りこまなくてはならないときもあります。それらを引き出すためにコミュニケーションスキルは最も必要な技術だと思いました。
在宅でも急性期でも、それらの大切さは、同じだと感じました。
今回も色々なことを感じ、考えることができた研修でした。
ありがとうございました。

川崎医科大学附属病院  高度救命救急センター
櫻井亜希子

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申込書ご記入の後、郵送もしくはFAX頂きますと、改めてご連絡差し上げます。

 

 

 

研修の感想をいただくことで、私たちの日々の支援でしていること、不十分な事の振り返りになりました。

その支援はどんな根拠で行っているのか。という意識をもち、日々の支援に取り組んでいきます。

 

2016/05/25

見学研修の感想をいただきました②

平成28年4月5日に当院に見学に来院された。
川崎医科大学附属病院 櫻井亜希子さんより見学レポートが届きました。

見学レポート

 

 

見学レポート  ☜こちらをクリックでPDFファイルが開きます。

 

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2016/04/19

見学研修の感想をいただきました ①

平成28年2月18日にあさのクリニックに見学に来院された
聖路加国際病院 物品管理課 中村悠さんから見学のレポートが届きました。

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中村さんありがとうございました。

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2016/04/12