11月号 フリーペーパー Vol.68 感染予防

 PDFをダウンロード
2020年になり、新型コロナウイルス感染症が流行し、2021年もみんなで感染予防を続けてきました。
これから寒くなる時期は、インフルエンザ、ノロウイルスという感染症が増加する時期になります。
改めて感染予防について確認しましょう。

日頃からできる感染対策を習慣づけましょう!

感染は主に、手を介して感染する接触感染と、飛沫感染が原因といわれています。
接触感染:ウイルスが付いた手指で口や鼻や目に触れて、粘膜などを通じてウイルスが体の中に入り感染することです。
飛沫感染:感染した人の咳やくしゃみで、飛び散った唾液や鼻水などの飛沫が口や鼻にかかる、吸い込むことで感染することです。

  • 特別なことではなく、続けることのできる感染症対策を

    • 手洗い
      接触感染を避けるための基本です。手は多くの場所に触れます。
      外出後、咳やくしゃみ、鼻をかんだ後、食事の前、トイレの後、多くの人が触るものを触った後など、流水と石けんでしっかり手を洗う。
      またはアルコールでの手指の消毒でも構いません。
    • 咳エチケット
      インフルエンザ感染症は症状が出現してから、新型コロナウイルス感染症は発症の2日前から感染力が強くなると言われています。
      咳やくしゃみが出る時は咳エチケットを行い、できれば症状が出る前からマスク(ユニバーサルマスク)をして、飛沫を飛ばさないよう、感染を避ける行動が勧められています。

    新型コロナウイルス感染症予防のために「密」を避けましょう

    • 密閉
      換気の悪い密閉空間での集団感染の事例もあります。
      部屋の大きさに関係なく、意識的に換気をして密閉空間を避けましょう。
    • 密集
      飛沫は2m飛ぶと言われています。
      スーパーのレジ待ちなど、多数が集まる密集場所では、一定の距離を保ちましょう。
    • 密接
      人の会話でも唾液の飛沫は飛び散ります。
      そのため密接した場面での会話は避けましょう。
      対面での会話や発声、面接などやむを得ないときは、マスクを着用し、感染のリスクを下げましょう。

あさクリCOLUMN「つながり」byソーシャルワーカー 向川

認知症の人が、感染症による発熱などの体調不良や便秘などで、イライラしている、そわそわする行動など、いつもと違う言動や行動の変化が起きることがあります。
認知症の症状が変化したということだけに目を向けるのではなく、体の変化、体調の変化がある可能性を考える必要があります。
日頃からの「知っている」「知ってもらっている」つながりが大事です。