気象庁が発表する最高気温が35度以上の日は猛暑日、30度以上の日は真夏日、25度以上の日は夏日と言われており、テレビ・新聞等で見聞きしていると思います。その時には「危険な暑さです」「熱中症に気を付けて下さい」といった言葉もあります。暑い季節はもうそこまで来ていると思って、体も心も準備をしていきましょう。熱中症は命にかかわるものです。
\今日から実践できる/ 熱中症と対策を知り工夫しよう!
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普段からできる熱中症対策
熱中症の予防は、脱水と体温の上昇を抑えることが基本です。個人の予防だけでなく、周囲の方からの声かけ、気づきも大事ですので、地域で取り組みましょう。-
暑さに慣れて、暑さに備える
暑熱順化(しょねつじゅんか)を知っていますか?やや暑い環境で運動(ウォーキング等)をして汗をかく機会を増やし、少しずつ暑さに慣れていくことです。運動習慣を持つ機会にもなります。 -
水分をこまめにとる
喉が渇く前から取ることが大切です。起床時や入浴前後にも水分補給を心がけましょう。ビールなどのアルコール類は水分補給にはなりません。 -
暑さから身を守る
外に出る際は無理はしないで、日陰で休憩をとりましょう。屋内でも風通しを良くする、エアコンの活用、服の工夫も加えて暑さを調節しましょう。 -
体力や体調に目を向ける
風邪等の発熱などいつもより体調の悪い時や、二日酔いの時は暑い場所に行くのは避けましょう。
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暑さに慣れて、暑さに備える
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熱中症は、症状によって、Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度に分類されています。対処方法は、Ⅰ度は症状が改善している場合のみ、現場の応急処置と見守りです。しかし、Ⅱ度・Ⅲ度の症状や、Ⅰ度の症状の改善が見られない場合は、すぐに病院へ搬送しましょう。熱中症の方への対応は、声をかけたときに返答があるかどうかがポイントです。返答が少しでも「何か変だな」と感じたときは、Ⅱ度以上と判断し、すぐに病院へ搬送しましょう。
参考:日本救急医学会 熱中症診療ガイドライン2015
環境省 熱中症予防情報サイト 熱中症環境保健マニュアル 2018
あさクリ COLUMN「自分にできること」
いろいろな場面で私たちは「自分は大丈夫」という気持ちを持っていると思います。そうであって欲しいという希望なのかもしれません。しかし自分の体調は気持ちだけではコントロールはできないと思います。今回の内容の熱中症対策、熱中症の症状をいつでも確認できるようにしておき、熱中症の予防や対処につながる行動をしましょう。
2024/05/01 ダウンロードページ