季節のしつらい「端午の節句」

みなさまこんにちは。総務部Aです。

総社市にある農マル園芸には、今年も110匹のこいのぼりが、大空をおよいでいるのをご存じでしょうか。下から見上げる沢山のこいのぼりは圧巻でした。
遅ればせながら、あさのクリニックの待合にも、端午の節句にちなんだお飾りを展示しました。毎年5月5日に祝われる「こどもの日」。この日は、特に男の子の健康と未来の成功を祈る日とされており、その起源は、古代中国に遡るとのこと。中国ではこの日を「端午」と呼び、夏の始まりとともに邪気を払うための儀式が行われていました。これが日本に伝わり、平安時代から、特に武士の間で子供の健やかな成長と無事を願う行事として行われてきたそうです。
当院の五月人形は、院長の子供のころのものです。
(ガラスケースに収まっていましたが、総務部の好みにより、ケースから出した状態で置かせていただいております。)

五月人形は、子どもたちが勇敢で力強く成長することを願い飾られてきたもので、戦士の精神を象徴しており、家族の安全と繁栄を祈る意味も込められていたようです。 

併せて、入口正面の壁面には、こいのぼりを飾っています。
鯉が滝を登り龍になるという中国の伝説に基づいて、逆境を乗り越える力強さと成長を子どもたちに願っているとのこと。 

なんとなく触れてきた日本の行事ですが
こうしてブログで当院の様子をお伝えする度に、これらの行事の意味や歴史を調べてみると、長い歴史の中で変わらず受け継がれてきた伝統行事に込められた先人達の「想い」と、現代の我々にも通ずる、変わらない「想い」に気がつき、とても感慨深いものがありました。

待合での時間、皆さまに「端午の節句」をお楽しみいただけると嬉しく存じます。