見学研修の感想を頂きました。

平成30年10月31日、川崎医療福祉大学大学院在学中の看護師 二宮千春さんがと当院に1日見学研修に来院されました。

感想を頂きましたのでご紹介いたします。

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あさのクリニック 研修レポート
先日はお忙しい中研修をお引き受けくださりありがとうございました。先生をはじめス
タッフ様のおかげで学びある一日を過ごすことができました。
今回の研修は、私にとって「在宅医療を知る」ということが大きな目的でした。その目
的があったのは、これまでに私自身、大学病院で外科・救急科にて看護師をしてまいりま
した。在宅で生活をされる患者様、家族様と関わったのは大学生の看護実習以来のように
思います。在宅医療での援助に関して無知に近い私にとって病気を持ちながら地域で暮ら
すということは、想像でしかない状態でした。
今回、実際に研修をさせていただき、私は3点のことを学びました。
まず、1点目は、「患者様・ご家族様の生活を診る」ということです。私は、訪問診療
に同行させていただき、まず、患者様の療養している環境に大変驚きました。その環境は
、綺麗に整頓され日差しがあたりとても気持ちがいい環境になっていました。それには、
ご家族様の懸命な関わりが想像できました。しかし、一方で、ご家族様は、自身が病気を
患っても簡単には病院にかかることはできないという介護者としての苦悩を語られていま
した。あさの先生が、「患者さんのためのレスキューだけではない。介護している家族の
ためのレスキューでもあるんだ」と語られていました。介護されているご家族様は、たく
さんの苦悩や葛藤を抱えられていることと思います。在宅医療は、患者様の病気だけを診
るのではなく、患者様・ご家族様の生活を診て声に耳を傾け必要な処置・対応をすること
が大切なのだろうと感じました。
2点目は「チーム医療の大切さ」です。あさのクリニックでは、患者様・ご家族様の情
報を多職種の皆さんで交換され、互いに意見を述べられていました。意見交換をされてい
る時、互いに尊重しあっており、チームワークの良さを感じました。休憩室での雰囲気も
大変よく、研修者の私にも優しく声をかけてくださり、この雰囲気の良さが基盤となり患
者様・ご家族様の支援につながっているのだろうと実感しました。
3点目は、「笑顔でいることの意味」です。訪問診療に同行させていただいた時、認知
症のある患者様に対してあさの先生が向けられた笑顔がとても印象的でした。患者様も笑
顔でお話をされて、とても暖かい空気を感じました。看護スタッフ様も外来診療や訪問診
療の際に患者様・ご家族様に笑顔で接し、時に、肩をさすり、声をかけられておられまし
た。在宅医療は、患者様・家族様の信頼関係がより重要になってくると思います。患者様
やご家族様が自宅で生活していくことを支えるものとして、医療者にどんなことでも相談
しやすい、思いを打ち明けられるそんな関係性を構築していくことが重要と感じました。
楽しい時間の中で学ばせていただくことができました。学ばせていただいた貴重な体験
をまた今後の研究活動にも活かしていきたいと思います。ありがとうございました。
平成30年11月6日  二宮千春

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感想をいただきありがとうございました。

患者さん、そして家族の方の生活を少しでも支えていくこと、そしてその経験から学びを頂き、

少しでも良いことに向けることが出来るように、いつまでも歩みを止めず、真摯に取り組んでいきます。

 


2018/11/06 見学・研修