こんにちは!事務長の椎野です。
今日は朝から1日、川崎医科大学附属病院で、おかやまJMAT研修会に参加してきました!
JMAT(Japan Medical Association Team;日本医師会災害医療チーム)は、日本医師会により組織される災害医療チームです。
出動チームは、日本医師会からの要請に基づいて都道府県医師会単位で支援チームが組織されます。
今回は、災害医療概論、JMATの仕組み、避難所における公衆衛生などをはじめとした座学と、
机上シミュレーションのグループワークを行いました。
70名近い参加者が県内から集まりました。
インストラクターの方々はご経験豊富ですが、参加者の方の中にも東日本大震災や熊本地震の際に出動された方もいらっしゃり、
とても勉強になりました。
今日印象的だった言葉は「日頃できないことは非常時にもできない!」というものです。
当たり前なのだけれど、つい忘れてしまうことです。
災害時のことを常日頃から意識することはなかなか大変ですが、災害時に自分たちだけで診療を継続できるとは限らないため、
近隣の医療機関をはじめとして地域の方々と情報共有をできる関係を築くことは大事だと思いました。
「岡山は地震が少ないよ」と、こちらに移住してきた時に教えていただくことがよくありました。
それに安心し過ぎて油断してはいけないですし、災害は地震だけではありません。
平時はもちろんのこと災害時にも、患者さん、ご家族をはじめ地域の方々をご支援できる存在であるために、
整えておくことがたくさんある!と学び多い1日でした。
2018/02/18 活動報告