クリニックブログ


9月号 フリーペーパー Vol.114 地域活動

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日々の診療と並行して
「地域活動」を続けています

診察室の外にも、健康や暮らしを支えるヒントは数多くあります。だからこそ、あさのクリニックは人や団体と手を取り合い、地域活動に共に取り組んできました。今月号では、取り組みの一部をご紹介します。

「ちいさなちいさな保険室」

  • ちいさなちいさな保険室
  • 誰でもふらっと立ち寄れるこの場所では、健康相談だけでなく、日々の何気ないおしゃべりから人と人がゆるやかにつながります。そこから生まれる安心感は、病気の予防や孤立の防止にもつながる—そんな小さな地域の安全網です。

    毎週水曜日開催
    現在、不定期開催のため開催の有無を事前にご確認ください(開催情報はこちら

「地域と連携強化のための活動」

  • 地域と連携強化のための活動
  • 患者様やご家族の暮らしをより良いものにすることを目的に、事例の振り返りや認知症ケアに関する意見交換など、地域の専門職の皆さんと一緒に知恵や情報を共有する場づくりに取り組んでいます。

「あさクリ学習広場」

  • あさクリ学習広場
  • スタッフと地域の専門職が一緒に、医療や介護のテーマをわかりやすく学ぶ場を開催しています。現場の課題を深く掘り下げ、実践に直結する知識を分かち合ったり、人工呼吸器などに触れて学べる、生きた学びが特徴の取り組みです。

    月1回程度不定期で開催中!

忘れてはいけない
「 防災・減災への取り組み」

  • 忘れてはいけない「 防災・減災への取り組み」
  • 毎年開催されている地域住民参加型イベント「BOSAI探検隊」へも参加しています。吉備医師会、総社市防災士の会、総社消防署や地域の団体とともに、子どもからお年寄りまでが「楽しみながら防災を自分ごとにできる」よう、工夫を凝らしています。


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2025/09/02

秋の気配、こころのゆらぎを整える

気分が沈んだり、やる気が出ない
あさのクリニック管理栄養士です。

9月になっても暑い日が続きますが、季節が移り変わり始めるこの時期は、身体も心も“移行期”で頑張っています。なんとなく気分が沈んだり、やる気が出なかったり、感情が揺れやすくなったり…。

季節と生理的な変化が影響する自然な反応なのです。

なぜ気分が不安定になるの?

夏から秋への気温・気圧の変化→自律神経の乱れやすい

夏から秋への移り変わりは、朝晩の冷え込み、日中との寒暖差、気圧の上下がとても大きい時期です。この環境の変化に体がついていけず、自律神経(交感神経、副交感神経)のバランスが乱れやすくなります。今年は5月〜6月の気温差などにより同じように体調を崩す方が多く見受けられました。
自律神経は体温・血流・内臓の働きと心の安定にも深く関係しているので、環境変化が続くとどうしてもメンタルも不安定になります。

 

日照時間が短くなる→セロトニン、メラトニンのリズムが乱れる
だんだんと日が短くなると私たちの体内時計に影響を与えます。
セロトニン(幸せホルモン)の分泌が減りやすく気分が沈みがちになります。
夜のメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌も乱れて睡眠リズムが崩れます。
特にセロトニンはストレス緩和、前向きな気持ち、心の安定に深く関係しています。
このセロトニンは「朝日を浴びる、リズムよく咀嚼する、一定の運動をする」ことで活性化されるのですが、日照時間が減る9月以降はセロトニン不足に陥りやすいのです。

 

夏の冷え、疲労の蓄積→胃腸が弱り、メンタルにも影響
夏の冷え
夏の間に冷たい飲み物やアイス、冷房などで体が冷えていませんか?
胃腸の冷えや疲れは秋口に影響を及ぼします。
胃腸が弱ると栄養吸収が低下し、脳に必要な栄養も不足します。
腸は第二の脳と呼ばれるほど感情や気分と密接に関係しています。腸内環境が乱れると、セロトニンの生成も低下してしまうのです。

食でできる、こころのゆらぎ対策

セロトニンを生成する食品
セロトニンを生成する食材をとる。
トリプトファンがビタミンB6と結びつき、セロトニンが生成されます。これらを含む食品を食事の中に取り入れましょう。
バナナ、納豆、豆腐、乳製品、卵、ナッツ など

腸内環境を整える食品
腸を整え、気持ちも整う。
腸内環境は第二の脳!善玉菌を増やすことがメンタル安定の近道です。
味噌、ヨーグルト、ぬか漬けなどの発酵食品と合わせて、食物繊維を多く含むごぼうやきのこ類、海藻類などを積極的に摂りましょう

セロトニンを生成する食品
温かい飲み物やスープで「ほっ」とする時間を作る。
身体が冷えると、心も冷えて固まってしまいます。
ハーブティーやお味噌汁など、五感で安心できるものを取り入れましょう。

さいごに

ストレッチや深呼吸

気持ちが揺らぐことは季節と共に生きていると当たり前のことです。
気持ちが揺らいだ時は、「私、疲れてるかも。」と気付いてあげることが心と身体の回復の第一歩です。
食事以外にも、ストレッチや深呼吸などできることから少しずつ取り入れてみましょう。

また、今年は何かと情報に振り回されやすかったように思います。
TVをつけない日や携帯に触らない時間を意識的に作る『デジタルデトックス』も心身の安定におすすめです。

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2025/09/01

暑い国の知恵に学ぶ!世界の夏バテ対策

暑い国の知恵に学ぶ!世界の夏バテ対策
あさのクリニック管理栄養士です。

今年の夏は梅雨明けから高い気温が続いていますね。昨年2024年8月の岡山県の平均気温は28.9℃、最高気温の平均は35.7℃、最低気温の平均は27.5℃でした。今年は昨年以上の高温が予想されます。
室内ではエアコンやサーキュレーターを使って温度を調整し、『室内熱中症』を予防しましょう。

年々暑くなっているように感じる日本ですが、世界に目を向けるともっと暑い国がたくさんあります。
日本より暑い国はどうやって暑さをしのいでいるのか見てみましょう!

タイ


タイは一年中蒸し暑い気候ですが、食を通じた暑さ対策の知恵が根付いています。

代表的な料理のひとつに「トムヤムクン」があります。トムヤムクンは、唐辛子の辛味、レモングラスやライムリーフの爽やかな香り、魚介のうま味が合わさった世界3大スープの一つです。食べた瞬間から体が温まり、じわっと汗をかくことで、体内の熱を放出して体温を下げる効果があります。

このようにタイ料理では「スパイスを使って一時的に体温を上げ、汗をかいて冷ます」という、自然なクールダウンの方法がとられています。

また、パクチーやバジルなどのハーブも多様され、消化を助けたり、体内の熱を整えたりする役割を果たしています。香りの強いハーブやスパイスは、食欲が落ちやすい夏にも効果的です。

さらに、ココナッツミルクを使ったグリーンカレーなどは、脂肪の吸収を助けながらエネルギー 補給にもなるため、暑さでバテがちな夏の栄養源としても優れています。

インド


灼熱の太陽が照りつけるインド。昨年インドの首都ニューデリーでは観測史上最高となる52.3℃を記録しました。そんな過酷な暑さのインドでも、スパイスの効能を活かした食文化と乳製品を使って体調を上手に整えています。

インド料理といえば欠かせないのが「カレー」です。ターメリック、クミン、コリアンダー、ジンジャーなど、多くのスパイスがブレンドされ消化促進、抗炎症、抗酸化作用といったさまざまな健康効果が期待できます。

スパイスは体を温めるイメージですが、消化を助け、胃腸の働きを高めることで内側の熱を巡らせて冷ます役割があります。暑さで食欲が落ちやすい夏にこそ、少量のスパイスをうまく取り入れましょう。

また、インドではヨーグルトも日常的に使われています。特に「ラッシー」は暑さで乾きがちな体に潤いを与え、乳酸菌で腸内環境を整えてくれる夏の強い味方です。ほんのり甘くて飲みやすいタイプや、塩味の効いたソルティラッシーなどバリエーションも豊富です。

クウェート、イラク、イラン


クウェートは2016年に54.0℃と非常に高い気温が記録されています。砂漠地帯で、真夏は日中50℃超えも珍しくありません。
イラクは50℃を超える日が続くことも多く、湿度の低い乾燥地帯は日陰でも過酷な気候です。
イランも気温50℃以上を記録することがあり、南部の砂漠地帯は特に暑いです。

そんな中東地域でも、ヨーグルトやラッシーなど発酵乳製品を摂り体の熱を鎮めたり、ペパーミントティーやハーブの冷却効果を活用しています。

さいごに

暑い国々で共通するのは食で整える知恵が生活に根付いていることです。

暑いからといって冷たいものばかり食べるのではなく、敢えて熱いものや辛いものを食べて汗をかく!
夏バテ予防にはこれが1番なのかもしれませんね。

建物の中はクーラーが効きすぎていることが多く、体は意外と冷えてしまっています。
暑い屋外では冷たいものを飲んでも、屋内では温かい飲み物を飲むなど工夫してみましょう。

また、夏野菜は生で食べがちですが、体を冷やす作用があるためラタトゥイユやカレーなど火を通して食べるのもおすすめです。

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2025/08/12

8月号 フリーペーパー Vol.113 医療費

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「年齢」や「所得」によって異なる高額療養費

高額療養費制度は、1か月の医療費が高額になった場合に、
自己負担の上限を超えた分が払い戻される制度です。

上限額は年齢や所得により異なり、70歳以上の方には外来のみの上限もあります。
事前に「限度額適用認定証」を申請し、保険証とともに医療機関に提示すると、窓口での支払いが上限額までに抑えられます。
オンライン資格確認に同意すれば申請が不要な場合もあります。(厚生省資料より作成)


  • 70歳未満の方の上限額
  • 70歳以上の方の上限額
標準報酬月額とは
厚生年金や健康保険といった社会保険料や保険給付の算定基準となる1カ月あたりの給料を1~50等級に区分した額

旧ただし書き所得とは
前年の総所得金額等から住民税の基礎控除額を引いた所得


医療費のこと、どこに相談したらいいの?

高額療養費の仕組みや制度については、加入している公的医療保険の窓口へご相談ください。
あさのクリニックでは、かかりつけ患者様の治療以外の生活やお金に関する困りごとについても、相談員が窓口となって対応させていただいております。
詳細は厚生労働省のホームページでご確認頂けます
参考:厚生労働省 高額療養費制度を利用される皆さまへ
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2025/08/07

紫外線対策について

土用の期間
あさのクリニック管理栄養士です。

本格的に暑くなってきましたが、暑さ対策、熱中症対策はされていますか?
水分補給については2024年7月のブログ「水分補給」を御覧ください。

熱中症対策だけでなく、紫外線対策も必須です。
紫外線は肌へのダメージだけでなく髪や目にも影響します。

紫外線

紫外線の種類
紫外線には『UV-A』『UV-B』『UV-C』の3種類がありますが、『UV-C』はオゾン層で吸収され地上に到達しません。
地上に到達するのは『UV-A』と『UV-B』です。

『UV-A』は、肌の奥の真皮まで届いて肌老化の原因になります。急激な炎症を起こすことはありませんが、対策をせず長期的に浴びるとシワやたるみの原因になります。
室内や窓ガラスも通過し、1年を通して地表に届く量が多く、日差しの強くない季節でも油断は禁物です。

『UV-B』は、赤くなってヒリヒリした炎症や水ぶくれを引き起こします。日焼け後にメラニンの生成を促進し、シミやそばかすの原因となるだけでなく角層の保湿力を低下させ、肌のカサつきやキメの乱れなどの悪影響をもたらします。夏に特に強くなりますが、春先から量が急増します。

日焼け止め表示

  • SPF(Sun Protection Factor)
    主に『UV-B』を防ぐ指標。
    数字は何倍の時間、日焼け(赤くなる)を防げるかの目安です。
    例えばSPF30は、何も塗らないときの30倍の時間UV-Bを防ぐことになります。
    SPF1あたり約15~20分の効果。SPF30で約7~10時間の保護が可能。
  • PA(Protection Grade of UVA)
    『UV-A』の防御力を示す指標。
    「+」が多いほどUV-Aカット効果が高いとされています。
    PA+:効果あり
    PA++:かなり効果あり
    PA+++:非常に効果あり
    PA++++:きわめて高い効果

紫外線による髪の毛への影響は、キューティクルが破壊されてパサつきや枝毛、艶が低下したり、カラーリングの退色、抜け毛・かゆみ・乾燥の原因にもなります。

髪用のUVカットスプレーをしたり、帽子や日傘を使って紫外線から守りましょう。

目への影響は、紫外線が角膜を傷つけて、炎症や痛み(紫外線角膜炎)の原因になり、長期的には白内障や黄斑変性症のリスクを高めます。
また、目から入った紫外線が肌のメラニン生成を促します。

サングラスをかけることで簡単に目を保護することが可能ですが、サングラスの色の濃さではなくUVカット率が重要です。UV400や紫外線99%以上カットと表示があるものがおすすめです。
サングラスの色が濃すぎると目は暗い場所にいると判断して瞳孔を開きます。サングラスの色が濃いだけでUVカット機能がついていないと、かえって多くの紫外線が目の奥まで入り込み白内障など目の病気のリスクが上がります。サングラスのUVカット機能の耐久年数は一般的に約2~3年が目安とされています。UVカット加工は紫外線にさらされるたびに少しずつ劣化します。

日焼け、シミ予防に効果的な栄養素と食材

ビタミンC
ビタミンC
メラニンの生成を抑制し、シミ・くすみ予防になります。抗酸化作用で紫外線ダメージから肌を守ります。
食材:キウイ、いちご、パプリカ、ブロッコリー、カカドゥプラム

ビタミンE
ビタミンE
血行促進と抗酸化作用で肌のターンオーバーを助けます。ビタミンCと一緒に摂ると効果アップします!
食材:アーモンド、ひまわりの種、アボカド、うなぎ、かぼちゃ

βーカロテン(ビタミンA)
βーカロテン(ビタミンA)
紫外線によるダメージを軽減し、肌を健康に保ちます。
食材:にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、小松菜

リコピン
リコピン
強力な抗酸化作用でUVダメージから細胞を守ります。加熱すると吸収率がアップします。
食材:トマト(トマトジュースや加熱調理がおすすめ)、すいか

ポリフェノール
ポリフェノール
抗酸化作用で肌老化の原因となる活性酸素を除去します。
食材:ブルーベリー、赤ワイン、カカオ、緑茶

日焼け後におすすめの食べ物

ヨーグルト

  • ヨーグルト(タンパク質+乳酸菌)
  • 納豆・豆腐(イソフラボン+たんぱく質)
  • 鮭・まぐろ(アスタキサンチン、ビタミンB群)

外側からの日焼け止め対策+内側からの抗酸化食材摂取のWケアはとても効果的です!

ビタミンC食材の欄にあるカカドゥプラムって何?と思われた方がほとんどだと思います。

カカドゥプラムはオーストラリア原産のスーパーフルーツで世界で最もビタミンC含有量が高い果実として注目されています。
ビタミンC含有量は100gあたり約3,000mg~5,000mg以上で、レモンの50~100倍です。
抗酸化成分であるポリフェノール、エラグ酸、フラボノイド類が豊富で肌老化やシミの原因となる活性酸素除去に役立ちます。

最近カカドゥプラムエキス配合のクリームを見つけて即買いしました。
効果を期待して今年の夏はカカドゥプラムクリームをしっかり塗りこもうと思います!

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2025/07/11