スタッフブログ


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石松先生の突撃訪問

こんにちは!院長の浅野です。
GWがあけてからしばらくは、気温が安定しない体調管理の難しい日々ですね。
さてさて、先日は救急医時代からの恩師、聖路加国際病院副院長の石松伸一先生が当院を突撃訪問してくださいました。昨年と同じく、川崎医科大学の学生講義で岡山へいらしゃる際にお越しくださいました。
石松先生は、聖路加国際病院の救急医として、地下鉄サリン事件では現場の指揮をとり、その後も後遺症などで悩む方々を長期的にサポートもされています。
地下鉄サリン事件 記事より引用)
また、台東区の山野地区で路上生活をされている方々を支援するNPOの山友会が運営する山友クリニックの無床診療所の医師としてもずっと活動されています。
山友会 公式ブログより引用)
私が2003〜4年度に救急医として聖路加国際病院にお世話になったときに、石松先生にご紹介いただき、山友クリニックの支援活動という経験をさせていただけたことは、自分の医師人生の道標のひとつでもあります。
現在は聖路加国際病院の副院長という大変お忙しい中で、川崎医大のご講義で来岡の際に空港から突然「今から行くからな・・・」という背筋の凍る?電話をいただけるのは本当にありがたいのですが、いつもビビりすぎるので、できればもう少し早めにご一報頂ければと思います。しかし、石松先生は「連絡したら身構えるだろ・・・大変だろうからな」と気遣って下さってのことのようです(汗)。
そして、お忙しいのを知っていながらお引き止めしまくり、昼食をご一緒頂くわけですが、やはりここは!!!「ブーンのカレー」をご用意させていただきました!
事務長の椎野、院長の浅野は石松先生が立ち上げられたボランティアグループ、ルカ・ジャパンで大変貴重な経験をさせていただきました。
特に、海外での活動ではカンボジアやフィリピン、バングラデシュなどへのスタディツアーを続けてきました。
また、最近では全国で医療福祉活動を行っている仲間や、先駆的な取り組みをされている事業者様へ見学や交流を目的とした国内のスタディツアーも行っています。

これらの取り組みについては改めてご紹介させていただきたいと思いますが、石松先生から教えていただいた医療人の在り方、人としての在り方をいつも胸に!日々の診療を大切に紡いでいけたらと思います。
当院は引き続き、クリニックの活動、地域の活動、国内外の活動へ参画していく仲間を増やしていきたいと思っています。石松イズムを引き継ぎながら・・・。
2018/05/10

心を寄せる ~VR認知症体験会@総社開催しました~

『心を寄せる』:思いをかける。好意をいだく。 関心をもつ。熱中する。傾倒する。

相談員の向川です。

『心を寄せる』という言葉は、数年前に出会った言葉で好きな言葉の一つです。

 

平成29年9月16日(土)、あさのクリニックが事務局の『総社で認知症を学ぶ会』は、第1回目の勉強会として、念願の『VR認知症体験会@総社』を(株)シルバーウッドの下河原さんと黒田さんをお招きし、50名定員の体験会を2回開催しました。(当日キャンセル等あり、計93名の参加でした)

(株)シルバーウッド VR認知症プロジェクト http://silverwood.co.jp/vr/

このVR認知症体験会は、昨年、全国の認知症についての取り組みやニュースを調べていた時にたどり着いたものです。
当初は、なんか面白そう、新しい!!という興味でしたが、VR認知症についての記事をたくさん見聞きする中で、体験会というものが各地で開催されていることを知り、この体験会を総社で開催したいと思うようになり、今年の2月に問い合わせを行い、そして今回、実現することができました。

バーチャルリアリティ(VR)で体験する認知症の1人称体験に、講師の下河原さんが私たちに伝えていただいた、認知症のある方への想い、取り組みなどの言葉の一つ一つが加わり、認知症のある人たちの生活、不安や歓喜などの気持ちに今までよりも『心を寄せる』ことが大切であることを実感することができました。

シルバーウッドのサービス付き高齢者向け住宅の銀木犀http://ginmokusei.net/の地域とつながる取り組みは、地域に当たり前にある、集いの場になっており、うらやましく、そして真似をしたくなる取り組みでした。

講義中で印象に残った言葉の一つに、『地域から認知症のある人を分離する社会は、無意識の偏見を育む素地を作ってしまっているのではないか』とありました。偏見を【生む】ではなく、偏見を【育む】とい言葉は、専門職という立場だけでなく、一人の地域で生活する立場でもある私たちへの強いメッセージであったのではないかと思いました。

誰もが住み慣れた地域で生活を続けることに心を寄せる、その地域で生活している人に心を寄せる、なぜ生きづらい社会なのかに心を寄せるなど、多く事を考える機会となりました。
当事者にならないとわからない体験を、VR技術で自分の事として体験し、当事者の感情を想像し、そして心を寄せる事の大事さを気づかせていただいた、VR認知症体験会。
今回の経験をしっかりと業務に生かすこと、そして、認知症への理解を広める取り組みも少しずつ行っていきたいと思います。

大変お忙しい中、総社まで来ていただいた下河原さん、黒田さん、誠にありがとうございました。とっても楽しく、そして貴重な体験となりました。これからも、いろんな面でご協力ができたらと、職員一同思っています。

 

2017/09/21

VR認知症体験会@総社のご報告

こんにちは。院長の浅野です。
9月16日土曜日に、待ちに待った「VR認知症体験会@総社」を主催することが出来ました。
株式会社シルバーウッドの下河原忠道(しもがわらただみち)さんを講師にお迎えして、認知症の一人称体験(当事者としての体験)をVR(バーチャルリアリティ)の技術で体験できる、まさに私たち認知症の人に関わる全ての人が体験しておきたい、そんな体験会でした。
ご多忙の中、総社まで足をお運び頂いた下河原さん、黒田さんには改めて御礼申し上げます。
また、共催としてご支援くださった長野病院様、つばさクリニック様、藤井クリニック様、協賛くださった株式会社グロービア様、後援くださった楽しい老後を目指す晴れの国勉強会様にも改めて御礼申し上げます。
さて、気になる内容のその前に、概ね90分の体験会を通して感じたのは、下河原さんの認知症の人に対する熱い想い、愛情が溢れて溢れて溢れまくっていたということでした。
講演を聴きながら、自分の中に沸き起こってくる感情は、きっと私たち医療介護に関わるもの全てに共通した「本音の部分の願い」に響いているから、グッと来るんだろうな〜・・・と感じていました。
本当は皆、優しく関わりたい。でも、どうして良いかわからない。そして、十分な理解が出来ないまま目の前の現実(困難な状況など)に向き合うために沸き起こる葛藤・・・
それを乗り越えるだけの熱い想いをもって取り組み、また繰り返しその熱さを想い起こしていくことの大切さ・・・。
そして、内容は・・・
3つのVR体験「私をどうするのですか?」「ここはどこですか?」「レビー小体病の幻視」とその間にお話いただいた認知症の人に関わる上で大切なエッセンスが散りばめられていました。
下河原さんが運営されているサービス付き高齢者住宅「銀木犀(ぎんもくせい)」は、大切なことを大切にしたらこうなった・・・という場で、人と人の関わりや一人ひとりの人生を大切にする場そのものでした。建築の素晴らしさが目を引きますが、その建築の素晴らしさ、心地よさと相乗効果を生むのはやはりそこで働く「人」の意識の高さとそれを高めるに値する組織の哲学、ミッションだと思いました。
 
(銀木犀ホームページより)
プレゼンの中で突き刺さった言葉は
・この人の症状の原因がどうこうというよりもこの症状を体験しているということを理解すること(一人称体験の結果、はじめて実感できること)
・「ね!優しくなれそうな気がするでしょ」
・「認知症になる前は皆、何らかのリスクを背負って生きているのに、認知症と診断された瞬間からどうしてリスク無しにならなければならないのか」(若年性アルツハイマー型認知症当事者:丹野智文さんのことば)
今回のVR認知症体験会を通して、私たち医療法人サンズ、あさのクリニックの在り方、方向性を再確認することが出来ました。
向き合う一人ひとりの人生を大切にしていくこと、尊敬を持って接し続けることを実践するのは簡単ではありません。しかし、まずは自ら在り方を正し、そしてじわじわと周囲に拡げていくことで、認知症になっても不安ではない町を育てていく、その町で育っていく豊かさに人生をかけていこうと、より深く感じたステキな一日になりました。
また、ご参加いただいた方へ改めてご連絡させて頂き、感想をお願いしようと思っておりますので、ご協力いただける方はぜひともよろしくお願いします。
皆さまの感想もまた、楽しみのひとつです。
最後にもう一度
下河原さんと黒田さん、そして今回ご支援くださった皆さま、参加者の皆様に心より御礼申し上げます。
2017/09/20

ソーシャルワーカーデー2017inおかやま の案内

平成29年7月9日 日曜日に開催される
ソーシャルワーカーデー2017  in おかやま
の案内です。

『そうだ!聞いてみよう!!ソーシャルワーカーって何しょーる人!?』をテーマに開催されます。
日時:平成29年7月9日(日) 13時30分~16時30分(受付12時30分~)
会場:きらめきプラザ3階301室  岡山市北区南方2-13-1)
対象:学生 一般市民 医療福祉関係者など

◇ミニ講座:13:40~14:25
「ソーシャルワーカーの基本的視点と魅力」
〈講師〉星 昌子 氏(林道倫精神科神経科病院地域医療部部長PSW)
◇リレートーク 14:35~16:30
「ソーシャルワーカーって、で~れ~え~が~♪」
♫様々な現場の声をお届けします♫

申し込み等の詳細は、下記の案内チラシをご確認ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

この度は、あさのクリニックの相談員(ソーシャルワーカー)の私も微力ながら企画に参加しています。
学生(中学生、高校生、大学生など)、地域住民の方、医療福祉関係者など多くの方に参加いただき、『ソーシャルワーカーって何?』を知っていただく機会になればと思います。
そして、現職で働いているソーシャルワーカーの方にも、学びや気づきの機会になるのではないでしょうか。

 

 

2017/04/29

第4回 ものわすれコラム  改正道路交通法について

皆さんこんばんは。院長の浅野です。

312日、ついに改正道路交通法が施行されました。

この件については、大変悩ましいところでもありましたので、なかなか情報発信できずにいました。 社会的ニーズと個人のニーズの間で、本音と建前の間で・・・ 当院としては、認知症を地域で認知症を支える診療所の役割として以下の方針で対応することを考えています。

    当院かかりつけの患者さんへ真摯に説明と対応を続ける。
    当院に初めて来院される患者さんの診断書作成希望は特別な事情がない限りお断りせざるを得ない。

早期発見、早期治療という社会的ニーズもあって広く地域のかかりつけ医にて行われている認知症診療は、認知症の治療を早期から行うために認知症の診断をつけて治療薬を使うことが稀ではありません。
しかし、その方たちの多くは、ある程度の制限を設けながら、生活に最低限必要な移動手段としての自動車の運転を行っていること、行えていることもまた事実なのです。

リスクゼロはないという仮定のもと、この運転の権利を奪われてしまうことがご本人にとっては現在の生活を継続することに多くの支障がでることは容易に想像できます。特に、免許を取り、車を所持して、自由に移動できることをプライドとしている男性にとっては・・・ かかりつけ医として、この方々の個人のニーズを守りたい気持ちと、社会的なリスク(高齢ドライバーの増加と認知症高齢者増加の予測の中)を下げたい気持ちの間で、悩んでいます。
悩んでも仕方のないことかもしれませんが、また悩むことがとても大切なことでもあり、関わる患者さんの幸せのために何ができるか?を真摯に考えながら診療を続けたいと思います。

 

岡山県交通部免許課ホームページより
http://www.pref.okayama.jp/page/494757.html


 

 

 

 
臨時認知機能検査・臨時高齢者講習についてhttp://www.pref.okayama.jp/page/506031.html
一定の病気等に関する運転適性相談についてhttp://www.pref.okayama.jp/page/277132.html

おかやま愛カードについて
http://www.pref.okayama.jp/page/detail-100743.html
運転に不安を感じている方必見!!
「おかやま愛カード」とは、運転免許証を自主的に返納等された県内に居住する65歳以上の高齢者の方の申請により、県警察が発行するカードで現在、3万人以上の高齢者の方が利用されています。
 「おかやま愛カード」の協賛店や協賛車でこのカードを提示しますと、商品の割引や主要路線バス・鉄道運賃(JRを除く)が半額、タクシー運賃(一部タクシー会社を除く)が1割引などの各種サービスが受けられます。

2017/03/18
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