クリニックブログ


見学研修報告 久しぶりです。

2020年に新型コロナウイルス感染症が広がり、当院ではしばらく見学研修の受け入れを中止をしていましたが、
現在は、新型コロナウイルス等の流行状況と、患者様・ご家族のご理解も含めて、見学・研修の受け入れを再開しています。

見学・診療研修申込み

医師の小林宏州先生が2022年3月26日に1日見学に来院いただき、感想をいただきました。

この度はご多忙の折に見学の受け入れ誠にありがとうございました。もともと泌尿器科専門医としての
病院勤務の経験しか無い私にとって、とても貴重な体験となりました。
医療の知識のみならず、医療保険や介護保険、介護家族とのかかわりとの重要性を特に実感しました。
医師として病気をコントロールする事と同等に、各専門業種の方を繋ぐハブとしての役割を強く求めら
れると感じました。スタッフ間のコミュニケーションのためにGoogleワークスペースでの情報共有と、
事務所の巨大なホワイトボードの組み合わせは特に有効な手段だと感じました。是非、次の職場の業務
でも活用させていただきたいと思っています。
また、初診患者の事前の問診をソーシャルワーカーの方が詳細にとって下さっていたり、それをもとに
非常に経過がわかりやすい詳細なカルテ記載がされている等、災害時非常時のBCP対策としても素晴ら
しい情報共有システムが構築されていると感じました。私が将来の可能性として院長業務をする際に、
病気や災害の際の事業の継続が課題となると感じていましたが、こういった日頃からのスタッフとの
情報共有システムの構築が大事なのだと気付かされた一日でした。
加えて、患者や患者家族との信頼関係の構築にも大変力を入れられていると感じました。
傾聴の重要性や、患者の興味がある内容の雑談(男性なら定年前の仕事、女性なら家族や孫など)、
クロージングの際の声掛けなど細やかな配慮の積み重ねが患者満足度の向上に役立っているのだと感じました。
今後は、新たな職場で訪問診療にも取り組んでいく予定です。この見学で学んだ事を存分に活かしながら、
地域の皆様に愛される訪問診療医として活動していく所存です。将来的には訪問診療のサポートとなる
ヘルステックの開発、普及にも携わっていきたいと思っています。今後またお世話になる事もあるかと思いますが、
どうぞよろしくお願い致します。
この度は貴重な機会を頂き、本当にありがとうございました。

見学への来院ならびに感想をいただきありがとうございました。

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2022/03/30

令和4年3月号 フリーペーパー

3月になり、テレビでは今年の「桜」「開花」「花見」という春の訪れを感じるニュースを目にするようになりました。

うんこ

さて、今回のフリーペーパーは、こちらも恒例となっている「うんこ」についての記事です。
身近であるはずで、みんな出しているのに、なかなか気にすることの少ない「うんこ」ですが、体調を知るために一つの情報になるものです。

私たちは、フリーペーパーに掲載している図を診療の際に活用することもあります。
現在、このブログをお読みいただいている「あなた」も記事面にあるうんこの状態の図を活用する機会もあるかもしれません。
一度ぜひ目を通していただき、「うんこ」を気にかけていただけると幸いです。

ダウンロードページ https://asanoclinic.com/freepaper_detail/5024.html
バックナンバー https://asanoclinic.com/clinic/backnumber.html

デザイン:株式会社LogooDesign(ログーデザイン)https://www.logoo.design/

 

求人情報

外来診療と訪問診療の体制強化のために看護師募集しています。  https://asanoclinic.com/recruit.html

 

 

 

 

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2022/03/01

3月号 フリーペーパー Vol.72 うんこ

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うんこがどんなものか気にしたことがありますか?
するっと出たなぁ、出が悪かったなぁ、などの感想だけでなく、どんな形や柔らかさをしているか気にしたことはありますか?
体調などにより、水っぽかったり、硬くて出にくかったり、悩まされている方もいるのではないでしょうか。
うんこを、体調に気づくための情報の一つとして考えてみませんか。

うんこがどんな「カタチ」か観察!

「うんこ」という言葉は、医療現場でほとんど使われません。
「便」などのかたい言葉は使わず、わかりやすく、親しみやすい「うんこ」という言葉を使用しています。

下剤の種類もいろいろ

下剤には、便を柔らかくさせるもの、腸を刺激して排便を促すものがあります。
食事、生活リズム、体調などに目を向けつつ、長引く便秘には、医師の診察をうけることも考えましょう。

日頃のうんこの状態は?

血がついている。下痢が続く。便秘が続く。いつもと違ううんこ。
受診する際は、上の表の表現を使用したり、「血が混じっている」「○○日出ない」「うんこが出ても少ない」「下痢が終わると便秘が続く、この繰り返しなんです」など、具体的に伝えてください。

うんこは「何で」できているのか?

みなさんは、うんこは食べた物のかすで、できていると思っていませんか。
もちろん食べた物のかすもありますが、食べ物の大部分は体に吸収されています。
うんこの中身の大半は水分です。
残りは3分の1ずつ、腸内の古くなった腸壁細胞の死骸、腸内細菌の死骸、食べ物のかすです。
便秘の原因は、食べていないではなく、水分不足のことも多いです。 

参考:「うんこのなかみ」
日本科学未来館科学コミュニケータブログ

あさクリ COLUMN「つながり」byソーシャルワーカー 向川

うんこは体からの便り、大きな便り(大便)という言葉が、インターネットで検索をすると出てきます。
今回の記事に記載しているように、うんこはからだの調子を伝える大切なものであることを、いろいろな方が発信をしているからだと思います。
私は身近な人との会話の話題の中に、うんこという言葉を出して、健康について考えるきっかけにしてみようと思いました。
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2022/03/01

『人生会議』をテーマにした本

人生会議

あさのクリニックでは、毎年1月号のフリーペーパーでは、「人生会議」を皆さんが知り、
そして実際に話をするきっかけになればと思い、作成を継続しています。

令和4年1月のフリーペーパーでは、タイトルと「人生会議」から「今とこれからのこと」として作成をしました。
・紹介のブログ https://asanoclinic.com/freepaper/4913.html

 

人生会議をテーマにした本を読みました。

この度のブログでは、私が先日読み終えた(何度も読み返したい!!)『わたしたりの暮らしにある人生会議』を紹介したいと思います。
出版社の株式会社 金芳堂の
・書籍のページの書籍の紹介ページ ⇒ https://www.kinpodo-pub.co.jp/book/1890-7/
・編集後記『わたしたちの暮らしにある人生会議』 ⇒ https://note.com/kinpodo/n/n1c56f9272966

書籍の帯には、

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
決めなくてもいいから、
いっぱい話をしよう。           人生会議は
日常の言葉たちを集めて記憶し、      いつもの暮らしのなかにある。
「ものがたり」と紡いでいこう。
事前指示とはどう違うの? 人生会議(アドバンス・ケア・プランニング:ACP)という
対話のプロセスを様々な立場の医療従事者や非医療従事者の目線を通じてお伝えします。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
と紹介されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

私がこの書籍を購入したのは、たまたまではなく、私自身がいわゆるファンである方々が執筆をされていることがきっかけです。

なるほどなあ。と思いながら読み始め、第2部 私たちのACP では、
公募で選ばれた方それぞれの『自分が経験した人生会議のものがたり』(書籍から引用)にかわり、さらに内容に引き込まれ、涙を流しながら熟読しました。この人のものがたり、あの人のものがたり、当たり前ですが違った内容のものがたりを読み、話をすること、話をしておくこと、何気ない会話でもいいから会話をしていること、それが人生会議につながている。など、自分なりの人生会議についてのいろいろな気づきをいただきました。
結局、なにも文章化できず、よくわからない内容のままですが、今回のブログを終わります。 皆さん、内容気になりますよね!?

私が涙したのは、その内容に感動したから、さらには自分のことに重ねわせて大切な方を思い出したから・・・。

今この本を読んでいる自分はこれから自分の家族とどんな話ができるのであろう。どうやって話すのだろう。そしてそれができるだろうか・・・。

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2022/02/08

2月号 フリーペーパー Vol.71 認知症

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あさのクリニックでは、以前、講師をお招きして「VR認知症体験会」という、認知症の方の中核症状をバーチャルリアリティの技術をつかって体験し、理解を深める研修会を開催しました。
認知症の方がどんなことで困っているのかを想像し、一緒に生活することへの視点をいただきました。

認知症のことは「認知症の本人」が教えてくれる。

  • 認知症という言葉は、社会的な広がりが進み、普段の生活の中で見聞きすることが多くあります。
    その中には、高齢者の交通事故の報道など、マイナスなイメージを持ってしまうものも少なくありません。
    しかし、最近では、認知症と診断を受けているご本人が、ご自身の認知症の事や経験をテレビやラジオ、本、講演会などでお話しをされる機会も増え、認知症に対する誤解や偏見が少しずつ減ってきていると感じています。
    皆さんは、「認知症世界の歩き方」というインターネットのページと、書籍をご存知でしょうか?
    そこには「私にも起こった事があるなあ」と思い出すことのできる、生活の中で起きた困りごとが、認知症のある方ご本人の言葉をもとに、私たちが想像しやすい内容で紹介されています。
    「認知症のある人が生きている世界」がわかる13ストーリーとして、記憶、五感、時間・空間、注意・手続きのトラブルなどが、44の心身機能障害として紹介されています。
    皆さんにもぜひみていただきたい!!
    インターネットページ 認知症世界の歩き方で検索


    https://issueplusdesign.jp/dementia_world/story/

    書籍「認知症世界の歩き方」著:筧裕介(株)ライツ社より
    • もの忘れがある。
    • 判断力が衰えた。
    • 時間や場所がわかりにくくなった。
    • 怒ってくる。
    • 不安が多い、元気がでない。
    • 何もすることがない。
    • 怖い、うるさい。

    上記は、認知症のご相談の時に、よくお聞きする言葉の一部です。
    例えば、道がわからない時。大きな店で買いたい物の売り場がわからない時。
    トイレの場所がわからない時など、困っている時に、みなさんはどんな気持ちになり、どう声をかけてもらえると安心しますか。
    もの忘れを指摘されるとどんな気持ちになり、どう言葉をかけてもらうと嬉しいでしょうか。

書籍「認知症になっても人生は終わらない~認知症の私が、認知症のあなたに贈ることば~」(著:認知症の私たち 株式会社harunosora)には認知症の方の言葉が掲載されています。

  • これから今まで以上にやりたいことを見つけてがんばっていきたい。
  • 「認知症の人」は普通の人です。
  • 出来ることをうばわないで、出来ないことだけサポートして!!

あさクリ COLUMN「プライマリ・ケア」by院長 浅野

当院の「もの忘れ外来」を受診ご希望の方には、予約をお願いしています。
それは、しっかりとお話を聞かせていただく時間が必要だと考えているからです。
かかりつけの先生がいる場合には、受診前にまずは「かかりつけ医」への相談をお勧めする機会にもなっています。
日々の体調を診ている「かかりつけ医」に今の困りごとを知ってもらうことも大切だと考えているからです。
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2022/02/02