今年もインフルエンザ予防接種の時期になりました。
☆事前予約はしていませんが、予防接種希望の方は、必ず事前に電話で問い合わせください。(ワクチンの入荷状況に合わせて対応しています)
※10月号のフリーペーパーは、インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンについて紹介しています。
予防接種の大切な3つの目的!!
①自分がかからないため ②もしかかっても症状を軽くするため ③家族やまわりの人にうつさないため
です。
『栄養を幸せのちからに。』
令和元年9月29日に一般社団法人WAVES Japan https://wavesjapan.or.jp/ が開催の
“元気に食べてますか?@倉敷”
という、皆さんに低栄養の知識と栄養ケアの大切を直接伝える交流イベントに、当院のスタッフが参加してきました。
イベントのチラシには、
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高齢者のおよそ半数に低栄養のリスクがあります。正しい栄養の知識はあなたの人生の豊かにします。
元気に食べてますか@倉敷 A開催
※低栄養とは
低栄養とは健康なからだを維持し生活するのに必要となる栄養素が不足している状態です。飽食と言われる時代ですが日本の高齢者の2割が低栄養であり、
およそ半数に提低栄養のリスクがあると言われています。
低栄養は高齢者に見られる多くの病気の原因となるばかりではなく、骨量や筋肉量、免疫力や体力、気力、認知機能などの低下を招き介護が必要になったり、寝たきりや死に至ったりする危険性を増加させます。
※低栄養は正しい知識を持つことで予防できます。
低栄養が進み、状態が悪くなってから入院する患者様をわたしたちは数多くみてきました。病院へ来られる前に何とかして低栄養を予防しなかえればならない。
わたしたち医療人の切実な思いがこの活動の原点にあります。
※あなたの街に『元気にたべてますか?』の声が響き渡ります。
低栄養を知ってもらい、正しく予防することで、皆さんの健康維持と増進につとめたい。
社会貢献したいと願う医療人の活動です。
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とあります。
当日は、スタッフ用のオレンジのTシャツ、ポロシャツで年齢、食事の状況、運動習慣の聞き取り、体重、身長、握力などの測定の案内を担当させていただきました。
日頃から健康に気を付けている方、食事の事は気にかけたいけどなかなか取り組めていないなあとおっしゃられる方、運動をこまめにして体力のUPを実感している方などとお話をすることができました。
会場がアイビースクエアということで、県外から観光で来られている方の参加もありました。
医療機関に来る方を待つだけでなく、元気でまだ医療機関にかかることのない方と出会い、一緒に健康について話すことも必要な活動になることに気づく機会となりました。
8月号のあさクリフリーペーパーは、医療費について紹介しています。
医療費のひと月の窓口払いの上限額は、加入者が70歳以上かどうかや、所得水準によって異なります。また、70歳以
上の方には、外来だけの上限額も設けられています。
69歳以下の方も入院などで、医療費が高くなりそうな時は限度額適用認定証を申請し、保険証とあわせて医療機関の窓
口に事前に提示することで、窓口で支払う1 ヶ月分の医療費が下表の一定の金額(自己負担限度額)までとなります。
交付された限度額適用認定証は、必ず医療機関に提示してください。
制度についてご不明な点があれば、お手持ちの健康保険証に記載の保険者にお問い合わせください。
あさのクリニックソーシャルワーカーです。
令和元年6月22日に、地域の方と専門職の方が同じ時間・同じ話を聞く場の地域交流会を、あさのクリニック近くの
FLCB(FUN LIFE Center Building)を会場に開催し、55名の方に来場いただきました。
福井県で地域医療を展開されている、オレンジホームケアクリニックのソーシャルワーカーの西出真悟さんをお迎えし、
「みんなで学ぶ人生会議」をテーマに講演をいただきました。
人生会議とは、万が一の時に備えて、あなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、
自分自身で考えたり、あなたの信頼する人たちと話し合ったりすることを「アドバンス・ケア・プランニング」といいます。
この「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」という専門用語が、より親しみやすい言葉にしましょうということで、『人生会議』に決まりました。
・胃ろうや延命治療の選択など具体的な処置を決める事前指示書の形ではなく、一緒に話し合う時間や雰囲気を含め、話し合いを継続する過程の事を、アドバンス・ケア・プランニングといいます。
>自分がどのように生きたいかを考える
>あなたが大切な話を伝えたい人は誰ですか?…息子?娘?夫?妻?友人?近所の人?
>その生き方を選んだ理由はなにか?
>自身の想いを、大切な人に伝えましょう!!
>みなさんは、医療者に将来のことについて相談したことがありますか?
>どのように人生を歩みたいかについても、医療者に伝えるようにしましょう。
>想いは変化する。大事なことだからこそ、迷って当然。
など、多くの言葉から、参加者の皆さんは、「人生会議」という言葉を知る機会だけでなく、考える機会になったのではないかと思います。
多くの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。
今回の地域交流会が、地域の皆さんが、ご自身の事を考え、家族や信頼する人、医療者と話をするきっかけの一つになれば幸いです。
あさのクリニックのソーシャルワーカーとしての仕事の振り返り、新しい気づき・知識を得る機会にもなりました。
印象に残り、思わずメモした言葉の一つを紹介します。
ある方のエピソード紹介の中の 『病気は、本人からも「自分らしさ」を奪う』。 だからこそ、元気な頃から話し合っていたこと、その言葉・内容が大事になる。
西出さんには、今回の地域交流会の前の時間には、当クリニックの職員向けの研修の講師もしていただき、職員研修・地域交流会ともに、
あさのクリニックがたくさんの刺激をいただく特別の日になりました。
本当にありがとうございました。
オレンジホームケアクリニック https://www.orangeclinic.jp/
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