クリニックブログ


七夕

こんにちは。あさクリ総務Aです。

今年も七夕の季節がやってきましたね。

七夕(たなばた)は、日本の伝統的なお祭りであり、毎年7月7に行われます。中国の「七夕伝説」に由来し、天の川に隔てられた織姫と彦星が一年に一度だけ会うことができるとされる日です。日本では、この伝説が奈良時代に伝わり、現在の七夕祭りとして定着したようです。

わが子も、幼稚園で七夕の日には、笹の葉に願い事を書いた短冊を飾っていました。そして、この時期になると、子供達からは、定番のあの歌声が聞こえてきますよね!

「♪五色の短冊~ ♪ 私が書いた~ お星さまキラキラ・・・」

この「たなばたさま」の歌にも歌われている五色の短冊ですが、調べてみるとそれぞれに意味があるようです。
面白いですね!

  • 青(緑): 健康や成長
  • : 愛情や情熱
  • : 財産や幸福
  • : 清潔や純粋
  • 黒(紫): 知識や学問

短冊に願い事を書くことで、織姫と彦星に自分の願いが届くと信じられています。

当院でも7月7日にむけて、七夕飾りをしつらえました。

美しい竹笹は、当院看護師Oさんの裏山から、ご主人が採取してくださり、車で運んでくださいました。(Oさん、ありがとうございます!)

待合での時間、涼やかな七夕飾りをお楽しみいただけると幸いです。

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2024/07/05

7月 水分補給

あさのクリニック管理栄養士です。


曇り空の日でも最高気温が30度を超え、暑さも本格的になってきました。
みなさん水分はしっかり摂れていますか?
冬に比べて夏は汗をかいたり、喉が渇くため比較的水分摂取量が増えてくる時期ではありますが、意外と少ない人が目につきます。
元々水分を摂る習慣がなかったり、仕事が忙しく日中に飲むタイミングがないなど理由は様々です。

私たちの身体は、体重の約60~65%は水です。高齢者で50~55%、子供で70%と性別や年齢で少し差はありますが、
身体の中の水分の約3分の2は身体の細胞内に存在しています。残り3分の1は細胞と細胞の間に存在する細胞間液と血液にあり、それぞれ生命を維持するために働いています。

1日に必要な水分量

1日に必要な水分は2,500mlと言われています。
身体から出ていく水分は尿や便だけではなく、呼吸と皮膚からも出てしまっています。その量は約1000mlです。
夏はこれにプラスして汗もかくのでさらに水分が出ていく量は増えます。
1日に2,500mlも飲めない!と思われるかもしれませんが、大丈夫です!
食事に含まれる水分もあるからです。1日3食バランスよく食事をされている方は約1,000ml程度の水分を摂っていることになります。
残りを水やお茶などの水分で摂ればOKです。

必要水分摂取量は簡単に算出することができます。
必要水分量=自分の体重×30ml
体重50㎏の人は、50㎏×30ml=1,500ml

となります。
それでも多いと思われるかもしれませんが、1日かけて少しずつ摂るようにしましょう。

水分を飲むときの注意点

  • 喉が渇く前から水分補給をしましょう。
    → 喉が渇いたと感じたときには身体はすでに脱水状態といわれています。早めの水分補給が大切です。
  • できるだけ常温以上のものを飲みましょう。
    → 冷たいものを飲むと胃内で滞留し他の臓器を冷やしてしまい、消化不良や夏バテにつながります。
  • 水分はできるだけ水やお茶にしましょう。
    → 清涼飲料水は砂糖の摂りすぎにつながります。コーヒーは利尿作用があるため飲みすぎると逆に水分不足になる危険があります。


外出やスポーツをする際の水分補給


日常生活であれば水やお茶などの水分補給で問題はありません。
しかし、日中の外出や屋外でのスポーツなど汗を大量にかくときは熱中症に注意が必要です。
汗をかくと身体の中の塩分やミネラルも一緒に出て行ってしまうので、水分と一緒に補給する必要があります。
とはいえ、スポーツドリンクも飲みすぎると糖分と塩分の摂りすぎになるので注意が必要です。
スポーツドリンクを手作りしてみるのもおすすめです!

手作りスポーツドリンク

  • ■材料
    水 - 1L
    塩 - 3g
    砂糖(またはハチミツ)- 大さじ4
    レモンの絞り汁 - 大さじ3
  • ■作り方
    水以外の材料を容器に入れ、少量の水でよく溶かす。
    残りの水を入れてよくかき混ぜて完成!

砂糖は白砂糖ではなくきび砂糖や黒糖などミネラルを含む砂糖を使うといいですね♪



実際に作ったスポーツドリンクです。てんさい糖を使いましたが、とてもおいしくできあがりました。
皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね!

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2024/07/02

訪問看護転職フェア 出展報告

こんにちは。あさのクリニック総務Aです。

6月23日にFLCBで開催された「訪問看護・訪問診療 転職フェア」に出展しました。
当日は、当院院長と看護主任が来場者の方にお話をする時間をいただきました。


  • 院長講演テーマ:訪問看護との連絡について

  • 看護主任テーマ:スピリチュアルケアについて


ブースの様子

あさのクリニックのブースでは、看護師より訪問診療同行看護師の業務内容や一日のスケジュールについて、来場くださった方々にご説明をさせていただきました。

このフェア出展にむけて、看護師Iさんが、あさのクリニックの訪問同行看護師を紹介するプレゼン資料と、展示用のパネルを作成してくれました。
とにかく、どれも大作でした!!


作成くださったプレゼン資料はモニタに投影。
当院「訪問診療同行看護師の一日」を再生し、日々の皆さんの表情や様子を見ていただきました。

訪問バッグの展示


会場では、訪問診療で持参している訪問バッグの展示などもさせていただきました。

I看護師は、このバッグの中身を説明したシートも作成しています。
どの制作物もクオリティーが高い!!!!
このシートは、すべての訪問バッグに同梱されており、診療後、シートに記載された内容とバッグの中身を照らし合わせて、次回訪問に向けた補充と準備を行っています。


この度のフェアで、Iさんの新たな特技、いや、才能を発見し、みなさまに共有させていただきました。
また機会がございましたら、当院の訪問バッグについて、詳しくご紹介をさせていただきたいと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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2024/06/28

紫陽花

みなさまこんにちは。総務部Aです。

岡山県の梅雨入りは、未だ発表されず・・・・なんとなく暑い日が続いておりますが、皆様、お変わりなくお元気にお過ごしでしょうか。

まだまだ雨が少ない印象ではありますが、当院の近くでも満開の紫陽花を見かける事が多くなりました。
雨が降り続く梅雨時期、すっきりしないお天気の中でも、ひときわ鮮やかに咲く「紫陽花(あじさい)」が、心を晴れやかにしてくれますよね。

紫陽花は、日本の原産とのこと。(知りませんでした・・・) 古くから庭園や寺院などで親しまれてきた花のようです。日本の風景に美しい彩りを添え、しっとりとした雰囲気を楽しむことができます。

花の色が土壌の酸性度によって変わることが特徴で、青や紫、ピンクなど多彩な色合いを楽しむことができます。酸性の土壌では青色に、中性からアルカリ性の土壌ではピンク色に変わるため、同じ場所でも異なる花色を見ることができます。

今月は当院の待合も、「紫陽花」をテーマに飾りつけをさせていただきました。

当院の敷地に開花している紫陽花です。

梅雨入り前とはいえ、暑い日が続いています。 待合での時間、涼やかな紫陽花をお楽しみいただけますと嬉しく思います。

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2024/06/21

岡山県立大学 看護学科3年 在宅看護学の授業講師を行いました

あさのクリニックの緩和ケア認定看護師の大塚です。
今年も昨年授業が好評のためご依頼頂き、岡山県立大学の看護学科3年生に授業を行う機会を頂きました。

在宅看護学


在宅看護学について、「緩和ケア」「生活の質」「全人的視点」「痛みの評価」についてスライドでお話し、当院の実際の患者様、患者家族との対話方法を話しました。

日々の診療で使用している「痛み日記」「痛み評価シート」や、現在当院で使用しているシュアフューザーに実際に触れて、目を輝かせている学生を観ました。


緩和ケアを行った当院での患者の事例を基に、グループワークを行いました。

事例に対して個人の考えをグループで話合い、自分たちだったら、どんなアセスメントを行うか、どんなケア方法があるのか、悩みながら学生がプレゼンしました。


当院スタッフと学びのある時間


学生の視点で様々な意見を聞く時間にもなり学びのある1日となりました。

当院の訪問診療同行看護師も参加し、看護師として「仕事と日常生活のバランス」について話しました。学生は、教科書に書かれている内容ではなく、当院で働いている看護師の「働き甲斐」に関する実際の言葉と声を、前のめりで聞いていました。


授業に同行した当院看護師の感想

授業の感想

在宅看護の緩和ケアを学び全人的に患者さんを捉えて患者さんを知る。そのためにはどのように患者さんに対応し、知ることが出来るのかという授業だった。まずは個人、自分の事を理解し言語化、文章化すること。それをもって相手と話すと相手も話してくれるようになる。そして自分の生活の質を考え、生活のしにくさを感じている方の生活の質が上がるように自分の価値観を相手にも伝え、相手にとっての価値観を理解していく。そのあとの事例検討、グループワークをしていくことで興味をもって事例の患者さんのことを全人的に捉え、グループ内で会話が多くできていたと思う。

学生さんの感想

事例検討で全人的に捉えるグループワークをした際、一つのグループで「患者さんが受け入れていないのであれば受け入れるようにどうしたらよいか、何をしたらいいか」の問いに「この患者さんは受け入れられないんだと思う」と答える学生さんがいた。『受け入れられないことを受け入れる』そのことが患者さんにとって『自分を理解してくれた』と感じられることがあると私が伝えるとグループ内で何かしないとではなく、受け入れる事を中心に考えた発表をしてくださり良いグループワークになったのではないかなと感じた。

全体の感想

今まで講義する方に同行することはなかったため緊張した。講義の内容を事前に資料を読んでいたが、実際の大塚さんの講義を聞いて流れや考えやすさを学ぶことができた。

「全人的苦痛を全人的に捉え、関わり方を考える」事例検討を私1人でやってみると関連図を書き、どんなケア、処置…と周りを固めるように患者さんを考えていた。「受け入れられないことを受け入れる」グループの学生さんはストレートに○○した方が良い、○○するために患者さんやご家族への直接的アプローチをする方法を話し合っており、新たな視点を考えさせられた。誰も間違っていない、正解もないその中で「その人を理解する」ことを伝えるとグループの学生さんは「受け入れられないことを受け入れる」ことに納得してくれた。常に否定せず説得ではなく納得してもらいたいと思っているので納得できる方へ導けてよかったと思う→この考えが否定的になっていないか?先生になっていないかは考え直すべき点!!

シュアフューザーなどにとても興味を持ちたくさん質問をしてもらった。興味を持ってもらうものを提供する場合、質問に答えられるように知識がないといけないと思った。そのためには日々自分が興味を持ち勉強していくことが大事だと改めて感じた。

今回貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

岡山県立大学 講義同行 岩本


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2024/06/20