見学・研修


見学研修の感想を頂きました㉕

平成29年12月28日に美作大学の生活科学部社会福祉学科 4年生の田中流斗さんが見学に来院され、感想を頂きました。

社会福祉士を目指す学生の来院は初めて!!

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研修・見学のご希望の方は、当院のホームページの求人情報ページをから、診療研修・見学申込書
をダウンロード。 申込書ご記入の後、郵送もしくはFAX 頂きますと、改めてご連絡差し上げます。
これまで、医師・医学生・看護師・薬剤師・事務職の方、医療事務を目指す方が見学研修に来院し
ています。
現在、あさのクリニックでは、一緒に診療を行う医師(常勤・非常勤)の募集を行っています。
https://asanoclinic.com/recruit/doctor.html

2018/01/05

見学研修の感想を頂きました㉔

先日、当院の見学研修に医療事務・秘書の業務をされている方が見学研修に来院され、感想をいただきました。

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この度はお忙しい中、外来診療見学や、訪問診療に同行させて頂きありがとうございました。クリニックの外観やホームページからうかがえる、あたたかさや丁寧さ、優しさなどが、そのまま感じられる1日となりました。

午前中の外来見学でまず感じたことは、先生と患者さんと距離の近さでした。身体の距離はもちろんですが、心の距離の近さも伝わってきました。昔、尊敬する医師が、「患者さんの身体に直に触ってみないと何もわからない」とおっしゃっていたのを思い出しました。浅野先生も、患者さんと向き合い、しっかりと身体に触れ、五感でしっかり患者さんを診ておられると感じました。

昨今、電子カルテの普及で、カルテ記録のためにPC画面とにらめっこをしながら診療する現場を多く見かけます。仕方のないことなのだと思いますが、患者さん側としては、不安や不信感に繋がりかねない事と思います。浅野先生は、そういうところにも気を配りながら慎重に診療されているのが伝わりました。そのため、診療自体の効率が下がっているのも、大きな問題だとおっしゃっていて、まさにその通りだと思いました。時間をかけて丁寧に診療する事で、患者満足度は上がるかもしれませんが、それだけ一人一人の待ち時間が増え、診療実人数の増加にもつながりません。しかし、医師不足やその他いろいろな課題がある中、患者さんと真摯に向き合うことは、医療の原点であり、忘れてはならない初心だと思います。医師に限らず、私たちのような事務業務でも、それは必要不可欠なことだということを改めて教わりました。

医療事務・医療秘書としての仕事に色々行き詰っていた私に対して、浅野先生は、「事務スタッフは、病院(クリニック)の顔であるべき」とおっしゃいました。確かに、優しく丁寧な受付をしてもらえると、それだけでここはいい病院だ、と思う事があります。多少先生が怖い方でも()、帰るときに優しく接してもらえると、ただただ満足して帰れるものです。当たり前のことかもしれませんが、目に見えないものを日々意識しながら業務をこなす事の大切さを再認識できました。

午後の訪問診療では、患者さんやご家族の安心感がとても強く伝わってきました。患者さんやそのご家族の抱える問題、医療面に限らず社会的資源など、幅広く相談にのり解決や調整に向けお力を尽くされていると感じました。傷病によって体や心が不自由となっても、 住みなれた家で過ごしながらの治療や療養を希望される方はたくさんおられると思います。今回の訪問診療の中でも、ベッド上の生活となっている方で、ご家族で九州にでかけられる予定の方がおられました。大変遠方で、ご本人にも、ご家族の方々にも相当な負担であろうと思いました。しかし、浅野先生の訪問診療で、長旅の不安や体調面について色々相談され、心身共に安心し、「気を付けて楽しんで来てください!」といういってらっしゃいの言葉により、患者さんやご家族の方の心からの笑顔をみることができました。あぁ、こういうところだな!と深く感動しました。

まだまだ在宅医療の充実には遠い現実がありますが、その中で高い意識を持ち、最善の医療提供にむけご尽力され、それによる目の前の課題や壁を乗り越えようとする姿に感銘を受けました。そして、浅野先生の掲げる偉大な妄想(構想?)についても、とても共感でき、夢にむかって今を頑張るという、とても単純ですが難しい、なんだか懐かしい気持ちを思い出しました。目まぐるしく変化していく社会の中で、医療の現場で自分がどう向き合い関わっていくか、もう一度考え、行動していこうと思いました。

 最後になりましたが、このような機会を与えていただき、また、優しく接していただき、浅野先生をはじめスタッフに方々に心より感謝申し上げます。

 

P.S. あさクリフリーペーパー10月号の間違い探し、全部見つけることができました♪

 

 

 

 

 

 

 

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研修・見学のご希望の方は、当院のホームページの求人情報ページをから、診療研修・見学申込書
をダウンロード。 申込書ご記入の後、郵送もしくはFAX 頂きますと、改めてご連絡差し上げます。
これまで、医師・医学生・看護師・薬剤師・事務職の方、医療事務を目指す方が見学研修に来院し
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現在、あさのクリニックでは、一緒に診療を行う医師(常勤・非常勤)の募集を行っています。
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2017/10/24

見学研修の感想を頂きました㉓

先日、当院の見学研修に管理栄養士の方来院され、感想をいただきました。
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訪問診療の見学を終えて

 この度は訪問診療を見学させて頂きありがとうございました。

 管理栄養士として働き始めて8年目、仕事にも慣れ後輩を指導する立場となった今、自分のこれからの展望がぼんやりしていたところへ訪問診療見学の声をかけていただきました。

 在宅医療の重要性が見直されているものの、病院で働いているとセミナーや講演会、情報提供書などでしか知ることができなかった患者さんの「リアルな生活」を自分の目で見ることが出来たのは大変貴重な経験となりました。

 今回4家庭を見学させていただきましたが、どのご家庭の皆さんもあさのクリニックとの信頼関係ができあがっており、何でも言える、何でも聞ける空気感にただただ感動するばかりでした。

 的確なアセスメントとスタッフ間の情報共有、スタッフ間の信頼関係ができているからこそだと思います。

 また浅野先生の、患者さんはもちろん患者さんの家族にも寄り添う医療を目の当たりにし、私自身の患者さんや患者さん家族との接し方について反省すべき点を見つけることができました。

 最後に見学させていただいたご家庭で、ヘルパーさんへ食事形態のアドバイスをさせていただき、初めて栄養指導をした時のような感覚がありました。しかし、訪問診療で栄養指導や食事のアドバイスをしていくには栄養学の知識だけでなくリハビリや住環境など多様な知識が必要であると気づかされ、病院で働くモチベーションにつなげることができました。

 医療従事者としての初心はもちろん、一人の人間としての人生の在り方の原点を見つめなおす機会を得る事が出来たように思います。

 浅野先生をはじめあさのクリニックの皆様にはお忙しいなか、お時間をとっていただき本当にありがとうございました。

管理栄養士 S 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017/10/05

見学研修の感想を頂きました㉒

先日、広島県福山市で看護師として働いている坂本佳代さんが当院に見学来院され、感想をいただきました。

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この度は、お忙しい中見学の受け入れをしていただきありがとうございます。
私は、5 年前看護師として岡山県内の大学病院へ勤務していましたが、ご縁があり数年間バンコクで海外生活をす
ることができました。そこでは、語学学習後に日系の保険会社で勤務をしており日本人が滞在している世界各国の
病院や高水準の医療を受けに諸外国からメディカルツーリズムのためだけに来航してこられるようなバンコクのハ
イクラスの病院とかかわる機会がありました。また、プライベートでは華僑社会で生活していたのでビジネス上、
海外からのゲストとの交流が多くありました。ビジネス後に両家族を交え会食等のおもてなしをすることでパート
ナーとの時間を大切にし、休日は家族との時間を大切にし、祭日は親類と友人とで交え分け隔てなく皆で祝うとい
ったように絆の結びつきの強さを感じることができる環境でした。これらの生活を通して、帰国後は今後の日本の
高齢社会化に向けて何らかの形で地域に還元できる仕事を、自分の手で作り上げていくことができないかという想
いが強くなりました。渡航前は、大学病院勤務で地域医療や福祉の知識や経験が皆無だったため福祉施設で働きな
がら勉強をさせて頂きました。高齢者の方々には多種多様な疾患が混在しており加齢や疾患、環境の変化による
ADL の低下があることを目の当たりにしました。デイサービスの職場では、スタッフの方々は利用者さんが通所利
用している時間だけにフォーカスを当てるのではなく帰宅後も在宅でその人らしく生活ができるようにと日々意見
交換をされていました。おそらく、地域医療に携わりたいと強く思うようになった起点はここなのではないかと思
います。そこで以前勤務していた大学病院の上司に在宅看護に興味があるがどのようなものなのかと相談するよう
になり、あさのクリニックを紹介していただきました。
クリニック見学で感じたことは、まず院長のあさの先生が分け隔てなくスタッフの方々とコミュニケーションを
とっておられ意見交換がしやすい職場だなという印象をうけました。そのためか、職場の雰囲気がとても明るく働
きやすい職場のように感じられました。
午前のクリニック診療の見学では、先生は個々の患者さんが抱えている疾患だけでなく生活背景やその家族のラ
イフスタイルや介護でどのような事を問題に感じているのかまで把握しておられ個別性のある診療をされておりま
した。限られた診察時間で、傾聴や診察をもとに患者さんの問題点を見つけだし、改善に向けていくといった技術
をもっておられ素晴らしいなと思いました。また、カルテ整理中にも患者さんの背景、疾患、処方等をわかりやす
く説明して下さったので私自身のアセスメントの勉強にもなりました。午後からの訪問診療では在宅での患者さん
の診察はもちろんのこと、患者さんや家族、在宅生活を包括支援している多職種の意見にも耳を傾け問題点を改善
しようとされていた姿が印象的です。見学を通して、先生の素晴らしいなと思った点はいかに小さなことでも聞き
流さず、耳を傾け意見交換やフィードバックを行うというところです。今回私が見学させて頂いた時にも、疑問に
感じたことや今後のビジョンについて相談した時にも、忙しい時間を割いて傾聴して個別性のある返答をしてくだ
さいました。また、あさの先生自身の生い立ちを通して医療従事者としてだけの立場でなく人生の先輩として多く
のアドバイスが頂けました。現在、私は医療面での知識を培うため急性期の現場で仕事をしており、時間に追われ
るような毎日になりがちですが、今置かれている環境の中でしっかり経験を積み重ね自分自身の感性も大切にしな
がらフロントラインにいても先生のように個別性のあるケア実践をしていきたいと改めて感じられ、新たに目標を
掲げることができました。
“考えるよりも先にゴールを決める!!” この先生のアドバイスをライフワークに取り入れ、邁進していきたいと思い
ます。
一日の見学でしたがとても学びが多かったので時間を作って、また伺いたいと思える場所でした。
あさの先生をはじめクリニックの皆様、蒸し暑い日が続きますがお元気でお過ごし下さるようにお祈り申し上げま
す。                                             坂本 佳代

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坂本さんありがとうございました。


 

 

 

 

 

研修・見学のご希望の方は、当院のホームページの求人情報ページをから、診療研修・見学申込書
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2017/08/08

見学研修の感想を頂きました㉑

先日、見学研修に来院された、倉敷中央病院 救命救急センター 医師 漆谷成悟先生より感想を頂きました。

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私は現在倉敷市内の救命センターで救急医として勤務していますが、3年前までは広島県の中山間地の医療機関に勤務しておりました。当時は、高齢者の一般内科の外来を主に担当させていただき、少ないながらも訪問診療をさせていただいていましたが、救急医療に従事するようになって3年がたち、患者さんのそばでサポートする診療の大切さを自覚するようになり、医師になった頃の気持ちや、地域医療に従事していた頃の感覚を再確認したくて、この度見学を申し込ませていただきました。

 午前中の外来、午後の訪問診療に共通して感じたのは、患者さんの話だけでなく、付き添いでいらっしゃったご家族や、同居のご家族のお話を同じくらい時間をかけて聞くということの大切さです。私も病気だけを診るのではなく、それを持っている患者さんとその周辺を意識するように心がけてはいますが、一旦患者さんを中心に据えてしまうと、患者さんのためだけに周辺の状況を把握してしまいがちです。病気や老いを抱えて弱さを覚えている患者さんにとって、ご家族がその生活や存在の大切な一部であるように、ご家族にとっても患者さんはご家族の一部なので、ご家族の視点に立ったケアやサポートは、患者さんの視点に立ったそれと同様に大切だということに気づかされました。両方の話を聞き、両方にとって一番良い方法を考えサポートすることの大切さを改めて感じることができました。

 患者さん・ご家族のサポートを行うに当たり、チームの存在は大変大切だと思いました。あさのクリニックの職員の皆様方は、事務職員、看護師、ソーシャルワーカー、皆さんが大変フットワークが軽く、また患者さんのことをよく把握しておられ、その時に良いと思うことに対して迷わず行動されていると感じました。

 今回の見学を通して、改めて地域の中で患者さんやご家族に寄り添って医療・サポートを行なうことのすばらしさを実感いたしました。また、同様の視点は、どの科にいても、どのシチュエーションにおいても持っていないといけないものだということも感じました。

 この度は見学を受け入れてくださりありがとうございました。医師になった時の初心を忘れないように、また見学に行かせてください。

 あさのクリニックに関わられるすべての皆様のご多幸を引き続きお祈りしております。

                                                                                 倉敷中央病院 救急科
                                                          漆谷 成悟

 

ありがとうございました。 

2017/07/06