見学・研修


見学研修の感想を頂きました。

先日、研修に来院された、看護師の居場真理さんより感想を頂きました。

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先日はお忙しい中、研修時間を設けていただきありがとうございました。

この度、私は看護師として20年携わり、今もう一度看護をみつめなおしたいと思い研修に参加しました。

朝早くから先生より1日のスケジュールをはじめ、クリニックについて丁寧にご説明いただきました。緊張で前日眠れずドキドキしていましたが、先生の穏やかで優しい笑顔で気持ちがほぐれていきました。また、スタッフの方々も素敵な笑顔であいさつしてくださり、和んだ中で申し送りがはじまりました。驚いたのは、スタッフ全員が申し送りに参加し患者様の情報を共有されていたのです。このクリニックの基盤はここにありました。
何があってもすべてのスタッフが対応できる、患者様のサポート力を感じました。

午前中は外来業務です。膝と膝とをつき合わせた診察は多くの患者様に安心感を与えていると思いました。そしてご家族を交えた診察ではご家庭での状況を伺い一緒に悩み、解決に導かれていました。笑顔あふれる診察でアットホームな空間でした。また、受付から看護師、そして先生へとつなぐ連携のとれた業務は患者様に『待ち時間』を感じせないための大切なチームワークと伺い納得しました。

午後からは訪問診療に同行しました。1件におよそ30分程度のゆったりとした訪問時間を設け、患者様と御家族さまの様子を伺い困っている事や、不安についても丁寧に聴き対応されていました。皆さんその時々の思いを先生や看護師さんに伝え、同じ目線で考え悩み寄り添いあうことで信頼関係を構築されていると感じました。

先生とのフィードバックの時間に、自分の目指す看護について聞いていただきました。また、先生の目指すクリニック像やドクターとしての生きざまを伺いとても共感致しました。

すべてのスタッフが先生と同じ方向を目指してプライマリ・ケアを確立すること。そこには携わるひとりひとりが思いやりとゆとりの心を持ち、患者様そして御家族さまとコミュニケーションを図り信頼関係を築く。素直な気持ちを言葉にできる環境はチームワークを高め、自分自身を高めることができると思いました。

この日、私はもう一度自身の看護観に向き合うことができました。

最後になりましたが、お忙しいところ快く対応してくださいましたスタッフの皆さまに心より御礼申し上げます。

居場 真理

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感想ありがとうございました。

研修・見学のご希望の方は、当院のホームページの求人情報ページをから、診療研修・見学申込書
をダウンロード。 申込書ご記入の後、郵送もしくはFAX 頂きますと、改めてご連絡差し上げます。
これまでに、医師・医学生・看護師・薬剤師・MSW・事務職の方、医療事務を目指す方、社会福祉士を目指す方が見学研修に来院し
ています。
https://asanoclinic.com/tour/application.html

2018/11/27

見学研修の感想を頂きました

先日、見学に来院された、看護師の福島典子さんより感想をいただきました。

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あさのクリニックの皆様

先日はお忙しい中、見学・研修を受けてくださりありがとうございました。

朝クリニックに入らせていただいた時から、明るい笑顔が飛び交い、念入りに診察準備をされている様子が印象的でした。

クリニック外来とは日中のみのことと思っていたのですが、朝の申し送りから24時間体制で患者様の様子を観られていることが分かり、在宅で生活する患者様とご家族にとって、どんなにか心強い存在であるだろうと感じました。

また外来では、患者様が来られた時から帰られる時までの全ての時間に気を配られており、診察では症状に対する薬を処方されるだけでなく、どのようなことがあったか、どのような見通しで対応していくか、患者様の意思を尊重しながら安心して生活出来るよう支援されている様子に感銘を受けました。患者様やご家族様の安心して帰られる笑顔から、あさのクリニックを信頼し頼りにされている様子がよく分かりました。

訪問診療では、訪問前に情報を収集しておいてから出発されることが分かりました。いつも患者様を見られているご家族や施設の職員からの情報をまとめてアセスメントし、計画を立ててから訪問に向かわれることで、今タイムリーに患者様が必要とされている処置を行うことが出来るんだなと知りました。

また在宅では患者様が住み慣れた場所で生き生きと居心地よく過ごされていることが分かりました。私は普段特養で働いているのですが、家で療養しながら生活するのは難しいのではないかと勝手に思っていました。が、そのようなことは全くなく、むしろ皆様、必要な支援を受けながら、大好きな場所で自分らしく過ごされていました。やはりお年寄りにとって一番いいのは我が家で、そこに家族がいたらもっとよくて素敵な笑顔を見せられる。慢性的な介護力不足で、どうしても業務優先になってしまっている自分の日常の仕事を振り返り、入居者の方も本当は住み慣れた自宅で暮らしたいはず、家族と過ごしたいはず、そこに近づくために私達施設職員はどのようにすればよいのか考える経験ともなりました。

これからも続く高齢化社会を、地域で支えていくということを学ばせてもらった一日となりました。

最後になりましたが、お忙しいお仕事の中、親切丁寧に多くのことを教えていただき、本当にありがとうございました。

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2018/11/24

見学研修の感想を頂きました。

平成30年10月31日、川崎医療福祉大学大学院在学中の看護師 二宮さんがと当院に1日見学研修に来院されました。

感想を頂きましたのでご紹介いたします。

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あさのクリニック 研修レポート
先日はお忙しい中研修をお引き受けくださりありがとうございました。先生をはじめス
タッフ様のおかげで学びある一日を過ごすことができました。
今回の研修は、私にとって「在宅医療を知る」ということが大きな目的でした。その目
的があったのは、これまでに私自身、大学病院で外科・救急科にて看護師をしてまいりま
した。在宅で生活をされる患者様、家族様と関わったのは大学生の看護実習以来のように
思います。在宅医療での援助に関して無知に近い私にとって病気を持ちながら地域で暮ら
すということは、想像でしかない状態でした。
今回、実際に研修をさせていただき、私は3点のことを学びました。
まず、1点目は、「患者様・ご家族様の生活を診る」ということです。私は、訪問診療
に同行させていただき、まず、患者様の療養している環境に大変驚きました。その環境は
、綺麗に整頓され日差しがあたりとても気持ちがいい環境になっていました。それには、
ご家族様の懸命な関わりが想像できました。しかし、一方で、ご家族様は、自身が病気を
患っても簡単には病院にかかることはできないという介護者としての苦悩を語られていま
した。あさの先生が、「患者様のためのレスキューだけではない。介護している家族の
ためのレスキューでもあるんだ」と語られていました。介護されているご家族様は、たく
さんの苦悩や葛藤を抱えられていることと思います。在宅医療は、患者様の病気だけを診
るのではなく、患者様・ご家族様の生活を診て声に耳を傾け必要な処置・対応をすること
が大切なのだろうと感じました。
2点目は「チーム医療の大切さ」です。あさのクリニックでは、患者様・ご家族様の情
報を多職種の皆さんで交換され、互いに意見を述べられていました。意見交換をされてい
る時、互いに尊重しあっており、チームワークの良さを感じました。休憩室での雰囲気も
大変よく、研修者の私にも優しく声をかけてくださり、この雰囲気の良さが基盤となり患
者様・ご家族様の支援につながっているのだろうと実感しました。
3点目は、「笑顔でいることの意味」です。訪問診療に同行させていただいた時、認知
症のある患者様に対してあさの先生が向けられた笑顔がとても印象的でした。患者様も笑
顔でお話をされて、とても暖かい空気を感じました。看護スタッフ様も外来診療や訪問診
療の際に患者様・ご家族様に笑顔で接し、時に、肩をさすり、声をかけられておられまし
た。在宅医療は、患者様・家族様の信頼関係がより重要になってくると思います。患者様
やご家族様が自宅で生活していくことを支えるものとして、医療者にどんなことでも相談
しやすい、思いを打ち明けられるそんな関係性を構築していくことが重要と感じました。
楽しい時間の中で学ばせていただくことができました。学ばせていただいた貴重な体験
をまた今後の研究活動にも活かしていきたいと思います。ありがとうございました。
平成30年11月6日  二宮

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感想をいただきありがとうございました。

患者様、そして家族の方の生活を少しでも支えていくこと、そしてその経験から学びを頂き、

少しでも良いことに向けることが出来るように、いつまでも歩みを止めず、真摯に取り組んでいきます。

2018/11/06

見学研修の感想文をいただきました㉘(ちょっと時間があいてしまいました、、)

あさのクリニック事務長の椎野です!

ちょっと…いや、結構時間があいてしまいましたが、見学研修の感想文を頂きました!
(古田さん、西川さん、申し訳ありません!!)

3/19に慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科の古田さんと、済生会横浜市東部病院の西川さんに、
はるばる神奈川県からご来院いただきました。
ありがとうございました!
以下に、見学の感想文を掲載させていただきます。

【古田さん】
3月19日に見学をさせていただきました、神奈川県の古田でございます。
お忙しい中、丁寧にご説明いただきましてありがとうございました。
ちょうど前日に、上映会『ケアニン』を見せていただいた後でしたので、先生の患者さんへの
言葉・所作の意味合いを考えながら拝見するように意識しました。

最も納得したのは、先生のご説明にもありましたが、『医学的に正しいことと、
その人の生活・希望が成り立つかを踏まえた選択』でした。
患者さんやご家族が生活をトータルで納得できるように、満足できるようにコーディネートする事が
重要なことを見せていただきました。
症状に加え、お気持ち、生活スタイル、ご家族の気持ちその人と環境を取り巻くすべてに目を向けてコーディネートする。
プライマリケアは病気を診るだけではなく、生きていくことを丸ごと支援する存在なのだなと、改めて実感させて頂きました。
診察を受ける患者さん方の笑顔がまぶしく、実に楽しそうに先生にお話されるお顔は大変心温まり、
双方の気持ちが向き合えているのだと感じました。

また、クリニックのスタッフの皆様のアットホームな雰囲気にとても心ひかれたところです。
チームは、顧客に向けた価値を一丸になって達成する存在と考えます。
その為には、各々が必要な何かを自律的に考え、協働して動く必要があると思いますが、スタッフの皆様が楽しそうに
患者さんのために何ができるかを話している姿をみて、その素地が整っているのだなという印象を持ちました。
価値観を合わせていく作業は大変な作業ですが、達成するととてもいい効果が表れる事を確信させていただきました。

お聞きした、スタッフ間での夢の共有は非常に興味深く、私も実践できるか検討してみたいと思っております。
組織の理念や大切にする価値基準を共有する事は非常に需要とよく聞きますが、
スタッフの気持ちや目標を聞かずに組織の価値基準を統一しようというのは乱暴なのかもしれないと気づかされました。
スタッフの皆様がアットホームでありチームとしてまとまっていると言うのは簡単ですが、
それを意識的に作りあげるには多くのご苦労があったと思います。

・病気だけではなく、生活・生きていく事に寄り添う医療
・幸せな人が働く、幸せな職場

この2点が今回の見学で最も心に残ったキーワードです。

医療の目的、チームビルディングについて非常に大きなヒントを頂きました。
お忙しい中、スタッフの皆様誠にありがとうございました。

慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 古田裕亮

 

【西川さん】
川崎の西川です。先日は見学の機会をいただき、ありがとうございました。
前日の「ケアニン」上映会から、大変お世話になりました。

私は企業から医療機関に転じて7年。
救急医療や高度医療を手掛ける自身の勤務先の様子が、医療現場体験のほぼすべてになっています。
もっと視野を広く、地域包括ケアの現場を肌で感じることで、今後の仕事に活かしていければ、と思いました。
また、自身が介護する当事者になる年齢にさしかかり、実際の患者さんやお宅の様子を知ることは、
とても意味のあることと思い、参加させていただいきました。
「患者さん中心」をキーワードに、感想をまとめてみました。

1.患者さん中心の「現場」
まずは開放感と温かみのある外来に、驚きました。
各所、待合、診察室、通路、トイレともつくりが心持ち広く感じられ、患者さんにとっては、
自宅にいるかのような安らぎを感じることができるように思いました。
診療中は十分に時間をとり、特に、電子カルテに向き合う時間を最小限にして、患者さんや家族との対話に集中されています。
その裏には徹底した効率化や事前情報収集があり、試行錯誤の賜物であるように感じました。

往診場面では、おおむね、老老介護と呼ばれるご自宅の状況にはじめてお目にかかりました。
家族が遠方におり、ヘルパーさん等、日常の公的サービスではままならないように感じる場面も見えましたが、
そのような状況下での往診は、患者さんにとっては「安らぎ」そのものでしょう。
診療以上に、その患者さんとの会話を重視し、いわば、病気以上に生活を診ている、という様子を目の当たりにしました。

2.患者さん中心の「スタッフ」
患者さんに対して一丸となって対応する「一体感」を、スタッフの方に感じました。
医療事務の方はいわゆる“事務服”を着ている医療機関が多いですが、医療職と同様にユニフォームを着用し、
同じ医療を提供するスタッフとして位置付けられていると感じました。
そして、一人の患者さんに対して、ほぼ全員がその方を把握されていたり、専門性のカベを感じさせない雰囲気の良さが
仕事時や休憩時の会話から感じられたりと、患者さん中心の医療を行う上での基盤を「全員で」作り上げている様子が伝わってきました。

 

3.患者さん中心の「地域貢献」
本業を着実に進めながらも、「ケアニン」上映会やVRを使った認知症体験など、先進的な活動を総社の住民の皆さんに提供されています。
<地域の高齢者を支える>ことをミッションとされている、院長の浅野先生や事務長の椎野さん等の気概が伝わってきます。
(時間がいくらあっても足りない感じかもしれませんね!)
この、地域での取組を通じて、結果として日本の地域医療を先導する存在になっていただければ、と期待しております。

末筆ながら、あさのクリニックさんのますますのご発展を祈念しております。
ありがとうございました。

西川 泰弘

2018/05/08

見学研修に来院されました㉒

平成30年3月14日に昭和大学 薬学部の学生の横田さんが1日見学研修に来院されました。

将来、薬剤師として地域医療に貢献していきたいというご希望があるとのこと。

午前中は外来診療の診察室に同席、午後からは訪問診療に同行してもらいました。

午後からは、臨時往診の追加、診療の結果入院調整が行われる場面があるなど、普段の訪問診療とは違った日でした。

研修・見学のご希望の方は、当院のホームページの求人情報ページをから、診療研修・見学申込書
をダウンロード。 申込書ご記入の後、郵送もしくはFAX 頂きますと、改めてご連絡差し上げます。
これまでに、医師・医学生・看護師・薬剤師・MSW・事務職の方、医療事務を目指す方、社会福祉士を目指す方が見学研修に来院し
ています。
現在、あさのクリニックでは、一緒に診療を行う医師(常勤・非常勤)の募集を行っています。
https://asanoclinic.com/recruit/doctor.html

2018/03/15