「認知症について話そう」開催‼︎
あさのクリニック訪問診療同行看護師 I です。
認知症のケアについて
2024年7月17日(水)に「認知症について話そう」と題して、日頃から患者さんの訪問診療で伺っている施設の方にお集まりいただきました!
対話の時間
お菓子や飲み物をお供に、グループに分かれて利用者さんへの関わりやどのようにしたら良いかなどの疑問をグループ内で話し合いました。
「私たち施設と同じ悩み!」「こんな風にうちはやっている」「ケアがスムーズにできる時と難しい時がある」「いい介護になると嬉しいですよね〜」など、初対面ですが他の施設の方と活発に意見が交換でき「自分の施設だけじゃないんだ」と悩みなど共感共有でき、とても良い時間となりました。
ミニレクチャー!?
浅野院長が、質問に答える時間もあり、皆さん興味津々でメモ取りながら、参加者の皆さん聴かれていました。
新たなつながり
参加者同士で新たなつながりができた様子もあり、施設の方同士での会話が盛り上がっていました。
継続していく
5施設14人の方にご参加で有意義な時間となり、貴重なお時間をいただきましてありがとうございました!
私達も正解を出すことや解決はできずとも利用者さんを中心に考え、尊重すること、その上での悩みを今後も一緒に悩み、
ケアを考えて続けていきたいと思っています。
お忙しい中、集まっていただきありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
訪問看護転職フェア 出展報告
こんにちは。あさのクリニック総務Aです。
6月23日にFLCBで開催された「訪問看護・訪問診療 転職フェア」に出展しました。
当日は、当院院長と看護主任が来場者の方にお話をする時間をいただきました。
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院長講演テーマ:訪問看護との連絡について -
看護主任テーマ:スピリチュアルケアについて
ブースの様子
あさのクリニックのブースでは、看護師より訪問診療同行看護師の業務内容や一日のスケジュールについて、来場くださった方々にご説明をさせていただきました。
このフェア出展にむけて、看護師Iさんが、あさのクリニックの訪問同行看護師を紹介するプレゼン資料と、展示用のパネルを作成してくれました。
とにかく、どれも大作でした!!
作成くださったプレゼン資料はモニタに投影。
当院「訪問診療同行看護師の一日」を再生し、日々の皆さんの表情や様子を見ていただきました。
訪問バッグの展示
会場では、訪問診療で持参している訪問バッグの展示などもさせていただきました。
I看護師は、このバッグの中身を説明したシートも作成しています。
どの制作物もクオリティーが高い!!!!
このシートは、すべての訪問バッグに同梱されており、診療後、シートに記載された内容とバッグの中身を照らし合わせて、次回訪問に向けた補充と準備を行っています。
この度のフェアで、Iさんの新たな特技、いや、才能を発見し、みなさまに共有させていただきました。
また機会がございましたら、当院の訪問バッグについて、詳しくご紹介をさせていただきたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
岡山県立大学 看護学科3年 在宅看護学の授業講師を行いました
あさのクリニックの緩和ケア認定看護師の大塚です。
今年も昨年授業が好評のためご依頼頂き、岡山県立大学の看護学科3年生に授業を行う機会を頂きました。
在宅看護学
在宅看護学について、「緩和ケア」「生活の質」「全人的視点」「痛みの評価」についてスライドでお話し、当院の実際の患者様、患者家族との対話方法を話しました。
日々の診療で使用している「痛み日記」「痛み評価シート」や、現在当院で使用しているシュアフューザーに実際に触れて、目を輝かせている学生を観ました。
緩和ケアを行った当院での患者の事例を基に、グループワークを行いました。
事例に対して個人の考えをグループで話合い、自分たちだったら、どんなアセスメントを行うか、どんなケア方法があるのか、悩みながら学生がプレゼンしました。
当院スタッフと学びのある時間
学生の視点で様々な意見を聞く時間にもなり学びのある1日となりました。
当院の訪問診療同行看護師も参加し、看護師として「仕事と日常生活のバランス」について話しました。学生は、教科書に書かれている内容ではなく、当院で働いている看護師の「働き甲斐」に関する実際の言葉と声を、前のめりで聞いていました。
授業に同行した当院看護師の感想
授業の感想
在宅看護の緩和ケアを学び全人的に患者さんを捉えて患者さんを知る。そのためにはどのように患者さんに対応し、知ることが出来るのかという授業だった。まずは個人、自分の事を理解し言語化、文章化すること。それをもって相手と話すと相手も話してくれるようになる。そして自分の生活の質を考え、生活のしにくさを感じている方の生活の質が上がるように自分の価値観を相手にも伝え、相手にとっての価値観を理解していく。そのあとの事例検討、グループワークをしていくことで興味をもって事例の患者さんのことを全人的に捉え、グループ内で会話が多くできていたと思う。
学生さんの感想
事例検討で全人的に捉えるグループワークをした際、一つのグループで「患者さんが受け入れていないのであれば受け入れるようにどうしたらよいか、何をしたらいいか」の問いに「この患者さんは受け入れられないんだと思う」と答える学生さんがいた。『受け入れられないことを受け入れる』そのことが患者さんにとって『自分を理解してくれた』と感じられることがあると私が伝えるとグループ内で何かしないとではなく、受け入れる事を中心に考えた発表をしてくださり良いグループワークになったのではないかなと感じた。
全体の感想
今まで講義する方に同行することはなかったため緊張した。講義の内容を事前に資料を読んでいたが、実際の大塚さんの講義を聞いて流れや考えやすさを学ぶことができた。
「全人的苦痛を全人的に捉え、関わり方を考える」事例検討を私1人でやってみると関連図を書き、どんなケア、処置…と周りを固めるように患者さんを考えていた。「受け入れられないことを受け入れる」グループの学生さんはストレートに○○した方が良い、○○するために患者さんやご家族への直接的アプローチをする方法を話し合っており、新たな視点を考えさせられた。誰も間違っていない、正解もないその中で「その人を理解する」ことを伝えるとグループの学生さんは「受け入れられないことを受け入れる」ことに納得してくれた。常に否定せず説得ではなく納得してもらいたいと思っているので納得できる方へ導けてよかったと思う→この考えが否定的になっていないか?先生になっていないかは考え直すべき点!!
シュアフューザーなどにとても興味を持ちたくさん質問をしてもらった。興味を持ってもらうものを提供する場合、質問に答えられるように知識がないといけないと思った。そのためには日々自分が興味を持ち勉強していくことが大事だと改めて感じた。
今回貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
岡山県立大学 講義同行 岩本
看護師の仕事 高校生との対話
看護師募集中
待合の七夕かざり
7月7日の七夕にちなんで、鹿の巻筆と梶の葉のお飾りに加えて、今年は真備産の竹を使った七夕飾りをしつらえました。
(※ 「しつらえる」 とは、部屋をかたづけ、飾り付ける。備え付ける。 などの意味があるそうです。 by:ブログ担当)
あさのクリニック手芸部?のお二人が、紙飾りを作成してくださいました。
この度は中川政七商店の「親子で作る七夕」のお飾りで作成しました。
朝顔、鯛、桔梗、笑い梅、星など、とても可愛らしいお飾り用の色紙が沢山入っていました。(中川政七商店で検索してみてください)
この紙飾りの形には、とても素敵な意味があるようで、飾り付けをしながらとても楽しかったです。
7月中はクリニック待合にお飾りを飾っています。
待合でのお時間、皆様に少しでも季節を感じ、楽しんでいただけると嬉しく思います。
あさクリ 総務部