活動報告


第3回日本在宅医療連合学会視聴

2021年11月27日~11月28日

第3回日本在宅医療連合学会が開催されています。https://procomu.jp/zaitakurengo2021/

新型コロナウイルス感染症の感染拡大した昨年の第2回より、現地開催ではなく、オンラインで開催され、今年の第3回もオンラインでの開催であり、
申し込みをした職員は、自宅など自分の好きな場所で視聴しています。

今回は、2日間の開催期間のライブ配信だけでなく、事前のオンデマンド配信もあり、多くの実践事例を聞くことができるます。

診療所や病院だけでなく、ケアマネジャー、訪問看護ステーション、地域の事業所、薬局、行政、医師会、大学などの教育機関や研究所、そして多くの職種の方の話を拝聴できる機会です。すごいなあという内容だけでなく、私たちでできることはなにかなどを考える機会です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あさのクリニックでは、研修費等の補助制度もありますので、自己研鑽をしていただき、実際の患者さんへの支援、ご家族の支援、他事業所との連携などに発揮していただいています。

診療体制強化のために医師と看護師の募集をしています。
詳細は、求人情報のページをご確認ください。   https://asanoclinic.com/recruit.html
医師募集ページ https://asanoclinic.com/recruit/doctor.html
看護師募集ページ https://asanoclinic.com/recruit/nurse.html#rec_kangoshi
上記のページのご確認いただき、各ページのエントリーフォーム、問い合わせページを活用ください。
電話でのお問い合わせの際は、折り返し連絡先をお聞きし、担当者から改めてご連絡させていただきます。
当院での業務にご興味がある皆様からの直接の求人に対するお問い合わせを心よりお待ちしています。
まずは、話を聞きたいという方もぜひ、お問い合わせください。
クリニックのある総社市は、倉敷市、岡山市からも近いため、倉敷市、岡山市から通勤をしている職員もいます。
よろしくお願い申し上げます。

 

2021/11/27

わかりやすい認知症について知る本

最近、以下の本を読む機会がありました。

認知症の方の不安な感情などの説明があり、認知症についてより深く理解し、想像することができるのではないかと思う内容でした。
「新版 マンガでわかる!認知症の人が見ている世界」
https://bunkyosha.com/books/9784866513638
また、これまで何度かサイトを紹介したことがある、
「認知症世界の歩き方」https://issueplusdesign.jp/dementia_world/
https://issueplusdesign.jp/dementia_world/story/
が、書籍となり発売されたことを知りました。
https://issueplusdesign.jp/dementia_world/book/
こちらも合わせて、新しい知識や相談対応にいかしていきたいと思います。

 

あさのクリニックでは、医師と看護師の募集をしています。
詳細は、あさのクリニックの求人情報のページをご確認ください。
https://asanoclinic.com/recruit.html

医師募集ページ https://asanoclinic.com/recruit/doctor.html

看護師募集ページ https://asanoclinic.com/recruit/nurse.html#rec_kangoshi

上記のページのご確認いただき、各ページのエントリーフォーム、申込ページを活用いただきご連絡いただけると幸いです。

電話でのお問い合わせの際は、折り返し連絡先をお聞きし、担当者から改めてご連絡させていただきます。

当院での業務にご興味がある皆様からの直接の求人に対するお問い合わせを心よりお待ちしています。

まずは、話を聞きたいなあという方もぜひ、お問い合わせください。

クリニックのある総社市は、倉敷市、岡山市からも近いため、倉敷市、岡山市から通勤をしている職員もいます。
よろしくお願い申し上げます。

2021/10/19

映画「ピア」オンライン上映 in総社  開催のお知らせ

2020年11月30日記載
オンライン上映終了しました。
多くの方のご視聴ならびにアンケ―ト回答ありがとうございました。

2020年11月19日記載
11月16日までに視聴申し込みをされた皆さんには、11月20日午前中に視聴用URLとパスワードをお送りいたします。
(申し込みは締め切っていますので、新たな視聴申し込みは受け付けていません)

厳守いただく、視聴時の注意点です。
・PC、スマートフォン、タブレットでの視聴が可能です。
・PCやスマートフォン、タブレットで1台1人ずつの個別鑑賞が前提です。 1台のPCで複数人で観たり、プロジェクターに写し出し複数人で視聴することはできません。
・動画の撮影、録音、画面録画、スクリーンショットは厳禁です。

☆申込をされた方へ
申込をされた方には、事務局からの申し込み確認メールを送信していますが、入力いただいたメールアドレスにへ送信しても、アドレス不明で送信できない方がいます。
原因は、メールアドレスの入力間違い(アルファベットの間違い、今は使用していないメールアドレスなど)、携帯電話会社メールの迷惑メール設定のため、または、いわゆるパソコンのメールの迷惑メール設定が考えられます。
お申込者全員に事務局から、メールの件名 「映画「ピア」オンライン上映in総社 申込確認メール」を送信しています。まだメールの受信をされていない方は、上記のメール設定が原因と考えられます。
メールが届いていない方は、ご自身のメールアドレスを再確認いただくこと、迷惑メール設定をしている方は、下記の事務局メールアドレスを指定受信設定をしていただき、
事務局のメールアドレス  に申込時のお名前、申込時のメールアドレスの記載したものをお送りください。申込フォームに入力したもので確認させていただきます。
または、事務局の電話に連絡をください。
特にメールアドレスが、@ezweb.ne.jpの方に事務局からのメールが届かないことが多い状況です。

事務局からの申し込み確認メールが届かない場合は、お申し込みをいただいたにもかかわらず、事務局から視聴用URL、パスワードを記載したメールが送信できません。

申込総数291名
年齢 ~5歳 0名、 6~12歳 1名、13~15歳 0名、16~18歳 0名、18~64歳 277名、65歳以上 13名

上映会の知った方法
チラシ見て 96名、ホームページ 20名、フェイスブック 48名、ツイッター 4名、知り合いからのお誘い 103名
地域の医療福祉連携システムの案内 2名、ケアカフェグループ 1名、 無記名 17名

職種など
医療ソーシャルワーカー 9名、看護師 63名、保健師 1名、医師 14名、医療事務 2名
理学療法士 8名、作業療法士 1名、薬剤師 11名、管理栄養士 1名、病院所属(職種不明)8名
司法書士 1名、ケアマネジャー 13名、介護保険関連事業所 26名、地域包括支援センター 3名
社会福祉協議会 1名、保育士、2名、臨床心理士/公認心理士 2名、医療福祉関係職員 9名
理容師 1名、飲食業 1名、大学教員 8名、教員 1名、大学生 11名、公務員 1名、民生委員 1名
主婦 6名、会社員 11名、無職3名、記載なし 66名

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在宅医療の場面の舞台にした映画の、『ピア~まちをつなぐもの』のオンライン上映会を開催いたします。

オンラインでの上映会ですので、上映会場に赴くことなく、ご自宅で視聴ができます。
映画「ピア」公式サイトhttp://peer-movie.com/
映画「ピア」予告編(予告の動画が視聴できます)http://peer-movie.com/trailer/

映画「ピア」オンライン上映 in総社
視聴期間:令和2(2020)年11月20日(金)~令和2(2020)年11月26日(木)までの1週間

視聴料:無料
視聴申込締切:令和2年11月16日締切
主催  :総社で認知症を学ぶ会
共催  :あさのクリニック 藤井クリニック つばさクリニック

 

この度オンライン上映の、映画「ピア」は令和2(2020)年4月5日に総社市民会館で上映会を開催し皆さんと一緒視聴する予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の国内状況を鑑みて中止の判断をさせていただいていました。
(中止時のお知らせのページです。https://asanoclinic.com/info/3579.html 多くの事業所の方の協力で開催予定でした。ありがとうございました。)

2020/11/19

高齢者住まいACP推進研修(2020年2月19日実施)報告

2020年2月19日にサービス付き高齢者住宅メイプルを会場に標記の研修が開催されました。

この研修は、令和元年度 厚生労働省老人保健健康推進等事業 高齢者住まいにおけるACPの推進に関する調査研究事業です。

主催:株式会社日本総合研究所
講師:株式会社シルバーウッド 下河原忠道 氏
日時:2020年2月19日 17時15分~20時15分

この度は、ご縁をいただき、総社市の施設での開催となり、当院は微力ながら開催の準備にご協力させていただくこともできました。

当日は、定員50名の中、会場をご提供いただいた、サービス付き高齢者住宅メイプルの職員の皆さんだけでなく、総社市を中心にグループホーム、有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、訪問看護ステーション、訪問診療クリニックなどに参加いいただき、多事業所、多職種が参加の研修となり、あっという間でした。

 

 

研修は、老い、延命、終末期、ACPについての講義に加え、VR技術を使った1人称体験を通したグループワーク、ロールプレイングがあり、
これまでの業務を振り返るだけでなく、これからの業務についても考える機会となりました。

また、下河原さんからは、株式会社シルバーウッドが運営されている、サービス付き高齢者住宅 銀木犀でごく当たり前に行われている生活(暮らしの)支援、ご入居者の生活の様子、役割のある生活の大切さなどもからも、この度の研修のACPについて考える機会となりました。

 

 

 

 

 

 

株式会社シルバーウッドの下河原さんは、2017年、2018年とこちらも総社市で開催されたVR認知症体験会に講師で来ていただいており、毎回私たちによい刺激を頂いています。
2017年 VR認知症体験会報告ブログ ①https://asanoclinic.com/report/1715.html ②https://asanoclinic.com/report/1740.html
2018年 VR認知症体験会報告ブログ https://asanoclinic.com/report/2686.html

 

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以下は、研修に参加した職員(看護師・相談員)の感想です。

 

私は、看護師として講義を受け、VRで一人称だが、五感で感じながら立体的な刺激を受けた。病院勤務時の心臓マッサージを実際し、
漠然とリバースする事を目的に行っている日々もあり、そこで戻って日常生活を送る人々も看護してきた。また、現在施設の人々を
医師と一緒に診療する立場となり、本人の思いに寄り添う時間を常に作る場を設けている。

医療の診察の場だけでの、治療や今後の方針についてまとめた話だけでなく、現状の施設での何気ない会話からの、日常生活をどの
ように過ごしたいか等の意思表示などを、私達医療者がサポートすることも必要性があると思った。

「看取り」の定義は、無益な延命治療をせずに、自然の過程で老衰死していく高齢者を見守るケアすること」この『無益な』が、
人それぞれの得た知識の差や、個々の思考の違いによって違いがある。その為、十分なコミュニケーションの必要性があると考える。
高齢者施設のそれぞれの方針が、介護職の思いや行動などが、施設入所者や家族との日頃のコミュニケーションすることで、日常の
介護や医療の充実の延長から看取りの場へ繋がると考える。

ここでのチームビルディングが、私が所属している訪問診療や外来での役割もあり、日常に医療連携充実するのが、日々のコミュ
ニケーションである。研修での、点滴や食事など加齢に伴い、老いて最期を迎える過程を、山猫が山に向かって静かに亡くなると話
があった。昔飼っていた猫が自然に居なくなったのは、山に向かって亡くなったと聞いていた。しかし、現在の社会で、猫や犬もは
じめ、人間もそれぞれの医療の充実の中での生活と変化している。この環境因子の一人である看護師として、老いていく事を、どの
ように捉え、メリット、デメリットを自分自身の言葉で患者や家族に、その場その場で伝えられるようなコミュニケーションを実践
する。一緒に悩み、一緒に考え、時には医療者として引き受ける必要もある。

グループワークでは、施設へルーパーの方の、「亡くなる事や、病院へ入る事や、それからどうなったのか、等聴いてはいけない
様な雰囲気があり、誰も言葉にしない」と聞いた。

また、他の事業所の診療補助されている方も、「今後どうなるのか、予測も出来ないので、あんなに元気な人が、一気に悪くなって
いると印象になる。」と聞き、人が生きる過程は、一般的に伝えられているが、亡くなる過程が一般化されてなく、見てはいけない
ような状況にあるのが、現実である。日本の超高齢社会で、人生の幕の閉じ方を、誰もが知ることができる社会にすることも、医療
者の役割なにかもしれないと考えた。

その為には、相手が医療者であったとしても、人がどのような過程で亡くなるのかを知らないので、わかりやすくコミュニケーション
をとる必要性がある。                                         看護師 大塚美智子

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この度VRを使用した、ACP:最後までどのように生きたいか、を支える研修に参加し、もう一度、患者さんの人生をどのように支
えるかを考え直すきっかけになりました。

この研修の初めに「病院で死にたい人は手を挙げてみて」と言われました。手はまったく挙がりませんでしたが、実際自宅や施設で
の看取りに対して「どうしたらよいか分からない」「怖い」といった意見も多くみられ、疑似的に心肺蘇生を受ける体験や1人の利用
者の施設入所から看取りまでをバーチャルで体験することで、わたしたち関係職種は何を大切にすべきか、どのように行動していく
のか、というプロセスを考えました。

私たちは診察の場面で、患者さんやご家族から、今までどんな生活をしてきたのか、なにを大切にしているのか、お話をお伺いする
ことがあります。だた、この度の研修を聴き、私たちは点でしかなく、普段支えているスタッフの方たちは、もっとその患者さんの
性格や大切にしていること、ご家族との関係などを知っていることを改めて気づかされました。

「死」はどなたにも訪れる一方で、避けてしまいがちな話題だと思います。話をしていない内容だからこそ、介護に関わる職種以上
にご家族は直面すると悩み・不安を抱きます。

その時に、普段から関わるスタッフが、繰り返し家族と話をしていくこと、何度でも本人の思いを代弁し、決断した結果を支えてい
くこと、そしてその状況を我々医療者も把握・尊重していくことが必要だと思いました。

そのためには、普段から患者さん・ご家族はもちろん、介護に関わるスタッフの方々と日々コミュニケーションを取っていくことが
重要だと感じました。

この度の研修後、参加者の方々から、「考えるきっかけになった」など、さまざまなお声掛けをいただきました。今回は参加者も限
られた中での研修でしたが、参加できなかった方々へも研修内容を踏まえて、今後もACPについてお伝えしていきたいと思います。

この度は、研修をお声掛け頂いたシルバーウッドの皆様・日本総合研究所の方々、会場を提供頂いたサービス付き高齢者向け住宅メイプルの皆様、
本当にありがとうございました。                                      相談員 富田愛子

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2020/03/16

日本災害医療薬剤師学会シンポジウム報告

日本災害医療薬剤師学会シンポジウム

2020年1月19日(日) 岡山大学Junko  Fukutake Hallにて開催された、「日本災害医療薬剤師学会シンポジウム」
に当院相談員がシンポジストを参加し、医療ソーシャルワーカーの立場で、西日本豪雨災害からの振り返りについて登壇しました。

振り返り

内容は、豪雨災害の起きた、岡山県総社市にあるクリニックのソーシャルワーカーとして、また個人としての動きや想いを発表させてもらいました。
最後には、災害の支援でのつながりで教えていただいた、
居安思危(安きにありて危うきを思う):平安無事のときにも、危難に備え、用心を怠らないこと。
思則有備(思えば則ち備えあり)   :心配りをするということが既に備えとなる。
有備無患(備えあれば患いなし)   :準備を怠らなければいざという時にあわてずに済む。

という、私たちがいつも聞くことの多い、『備えあれば患いなし』には、前の言葉があることです。
2018年の西日本豪雨の時にも言われていた、『日頃からできていないことは、災害時にはできない』ということが昔から日頃からの準備が必要と言われていることです。

学びの場として

シンポジウムは2部構成で、2018年西日本豪雨災害のDMAT対応、薬剤師の活動、地域の医療復興や福島で行われている復興支援から、今後当地でも課題となるであろう内容の発表がありました。

2部では、災害時の歯科対応・口腔ケア対応・食支援、災害時の健康管理のための組織同士の調整が必要であること、災害処方箋データからみる処方動向や薬剤供給体制・調剤するだけでなく、避難所にある薬剤の管理などの薬剤師の役割、災害支援の心構え、スフィアプロジェクトが求めるものについて、災害時のトイレ問題(阪神淡路大震災の時からあった、トイレ問題に対応が遅くなっていることは最近の災害でも同じ課題が起きている)について。

多くのことを学ぶ機会にもなるシンポジウムのでした。

他の職種の事を知る

専門職の資格名が大会名(この度は薬剤師)になっている大会に、違う専門職として参加することは、その職種の役割などの知らなかったこと知る機会にもなりました。

2020/02/01

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