活動報告(振り返りの時間)
あさのクリニック ブログ担当です。
振り返り
先日、当クリニックでの訪問診療をご希望いただき、最期までご自宅で過ごされる 大切な時間に、私たちが訪問診療という形で、
かかわるご縁をいただいた方の 振り返りの時間を持ちました。
院外からも多くの参加
クリニックのスタッフだけでなく、一緒に生活にかかわらせていただいた、ケアマネジャー、 訪問看護ステーション、訪問薬剤師、
そして入院をされていた病院の緩和ケアチームの緩和ケア認定看護師、 医療ソーシャルワーカーにお声がけし、参加をいただきました。
診療の振り返りや、それぞれの訪問した際にあんな会話、こんな会話をした等を話しながら、 お互いに気持ちや意見などをお互いに言葉にしました。
気づき
・同じ日でも、時間が違うと、病気に伴う症状やご本人から発される言葉、表情の違いが あること。
・何気ない会話かもしれないが、大切な気持ちの表出と感じる内容。
・かかわる私たち個々人が、言葉や表情をどのように感じるかには違いがある。
・いろいろな受け止め方があり、どう感じているのかをお互いに伝え合うこと。
その伝え合うことには、遠慮が見え隠れするしているのかも(良い悪いの議論ではない気づきです)
振り返る
もう一歩ずつ専門職同士がお互いに歩み寄り、その人とその ご家族と一緒に病気をかかえながら生活することを考えていくことが大事なのかなと、
今回の「振り返りの時間」を振り返りました。
活動報告
看護師をめざす学生への授業
在宅看護学
学びのある時間
コラボ事例検討会
総社地域など訪問看護×岡山県緩和ケア認定看護師会×岡山県立大学看護学科教員×あさのクリニック訪問診療同行看護師 コラボ事例検討会
開催日 2023年3月11日 14:00~16:00
企画・運営 あさのクリニック 緩和ケア認定看護師 大塚
訪問看護ステーションは24時間稼働でもあり、研修の場が少ないと聴き、日頃のあたり前のようにケアの実際を話し、緩和ケア認定看護師と知識共有出来たらと思い企画。
また、緩和ケア認定看護師は、病院勤務が多くご自宅に帰られた方やその周囲家族のケアしている訪問看護さんとの話し合いの場が少ないため共有出来たらと思い企画。
この2つの思いをコラボした事例検討会をFLCBで行い盛大に約30名程集まった。
3グループに分かれ、「私だったら・・」「本人の思いと家族の思いどうなのかぁ・・」と意見を出し合い、それぞれの組織の違いはありましたが、看護師で出来る事を全体で共有しました。もうちょっと話したい・・位で会は終了し明日への看護に繋げれる会でした。
ご参加された方々に感謝致します。
求人情報
☆医療事務を含めて以下の職種の情報を掲載しています。
求人情報ページ https://asanoclinic.com/recruit.html
医療事務 https://asanoclinic.com/recruit/clerk.html
医師 https://asanoclinic.com/recruit/doctor.html
求人については、直接ご連絡をお願いします。
紹介会社を経由しないことで、不明な点などの確認が直接とることができます。
当クリニックの仕事に興味のある方、転職を考えている方、あさのクリニックで働きたいと思っていただいている方、皆さんから直接お問い合わせいただくのを心よりお待ちしています。
ご連絡いただいた際には、折り返し、担当者より連絡をいたします。
当クリニックの緩和ケア認定看護師の活動報告
あさのクリニックの緩和ケア認定看護師の大塚の活動報告です。
講師として
12月7日、岡山市立市民病院で開催された、岡山市立市民病院緩和ケア推進委員会研修会の講師をつとめるご縁を頂きました。
「人生の、最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」、インフォームドコンセント(説明と同意)、
シェアード・ディシジョン・メイキング(共同意思決定)などの説明や事例などから、双方向のコミュニケーションを重ねる
ことの過程が大事であることなど、支援者としていつも心がけておく、大切なことなどを改めて気づく機会でした。
当日は当院スタッフもオンラインで聴講する機会を頂き、クリニックから参加しました。
岡山県緩和ケア認定看護師会
12月10日、大塚が幹事で岡山県緩和ケア認定看護師会が開催されました。
コロナ禍になり、定例会はオンライン開催になっていたそうですが、今回は県内の緩和ケア認定看護師の方が、久しぶりに会場に集まり、
来場が難しい方はオンライン参加のハイブリッド開催となりました。
スタッフ募集
求人情報ページ https://asanoclinic.com/recruit.html
エントリーフォームがありますので、当クリニックの仕事に興味のある方、転職を考えている方、
あさのクリニックで働きたいと思っていただいている方、皆さんから直接お問い合わせいただくのを心よりお待ちしています。
よろしくお願い申し上げます。
映画「人生をしまう時間(とき)」上映会&お仕事説明会 当院看護師感想
9月3日に総社市にあるFLCBを会場に、映画「人生をしまう時間(とき)」の上映とあさのクリニック看護師お仕事説明会を開始しました。
以下の文章は、主催者である、当クリニックの看護師で緩和ケア認定看護師の大塚がこの度の映画の感想と看護師としての働きについて記載をしたものです。
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9月3日クリニック職員員なので、2回同じドキュメント映画を観る事ができた。「人生しまう時間」は、以前偶然テレビを観て印象に残っていた。
テレビで特に印象に残っていたのは、介護する娘と肺がん末期の父親との生活。全盲の娘の声掛けのトーンの声に、それを愛溢れた父親の言葉の間が印象に残っていた。映画で再度観ると、その家に行く度に主治医の医師が運転する道のりが印象に残る。この角を曲がるとあの親子の家の柿の木が見え、あの玄関に入るのだと、と脳裏に残っている。その間も、色んな患者宅に入っていく、この家は犬の声、この家は2階に上がる等その家その家に入る時の風景が残る。また、話の中で熟れた柿の匂いも話にあった。
訪問診療同行看護師を日々していると、このように脳裏に残っている道なりが出る。その時に痛みが取り切れず悔しくなったり、笑顔のご家族で医師と笑って帰った道だったり、あの時間(とき)その時間(とき)を脳裏に残っていることが前に出て思い出す。しかし、次の家次の施設と、前に進んでいるので辛さだけを振り返ってはいない。
この映画監督が、日々の死に対峙していると、疲弊されお寺に駆け込んで禅をしたと書かれていた。自分自身は、看護師人生約30年する中辛くなり前に進めなかったことはない。医療者自身が、知識があることでもあるが、私達医療者は黒子と思っている。また訪問診療同行看護師は、運転だったり、採血、点滴、処置等行っている。しかし、黒子として、医師が気づかない雰囲気や患者家族の変化に気づく事がある。そこで黒子なりの前に出て、気づいたことを声かけて、コミュニケーションを広げている。そこが、あきらめずその人となりをみつめて、相手の思いの中に入っている。
最期は亡くなるが、それまでの出来ることはない何かを、医師と一緒に悩み、考え、他の事業所などに連絡している。しかし、映画の中の数年2階から降りれない高齢の女性を夫が介護の場面。ベットを入れて、表情や言葉が、変わる場面です。この場面は、今迄診療の中でも、あったなぁと、また自分の中で脳裏の患者や家族、あのコタツだったり、猫を思い出す。医療者が出来る事は、その人やその家族の雰囲気も変えてしまう時間になると思い出した。
何が正解ではない、その時のタイミングと堀越先生も言われていた。色んなタイミングで、一期一会の出会いがあり、その人の人生の時間に関わり事が出来る仕事は、他にはないと、思っている。毎日が、学びの出会いで、この映画を1日2回見ると、なお一層、観る視点や字幕や音の印象も変わった。親子の最期の時間を、うどんを食べていた時の父と、同じように喉仏で看取りを対応したのは、とても感覚が実感した。
緩和ケア認定看護師 大塚美智子
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☆訪問診療のご希望対して、スムーズに対応できるよう、一緒に外来診療、訪問診療を中心に当院の業務に取り組む、看護師、医師、相談員(医療ソーシャルワーカー)の募集をしています。
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