「去年の夏より今年の夏は厳しい暑さだなあ」と、毎年言っているような気がしませんか。
令和4年2月25日発表の気象庁の暖候期予報の解説で、今年の夏の天候の見通は、6~8月における西日本の平均気温が平年よりも高い確率が50%と発表されています。
今年も熱中症について知り、対策を行うことで、熱中症予防や熱中症の重症化予防をしましょう
令和4年2月25日発表の気象庁の暖候期予報の解説で、今年の夏の天候の見通は、6~8月における西日本の平均気温が平年よりも高い確率が50%と発表されています。
今年も熱中症について知り、対策を行うことで、熱中症予防や熱中症の重症化予防をしましょう
熱中症と対策を知り工夫しよう!
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熱中症は、症状によって、Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度に分類されています。対処方法は、Ⅰ度は症状が改善している場合のみ、現場の応急処置と見守りです。しかし、Ⅱ度・Ⅲ度の症状や、Ⅰ度の症状の改善が見られない場合は、すぐに病院へ搬送しましょう。熱中症の方への対応は、意識がしっかりしているかどうかがポイントです。少しでも意識に異常がある場合は、Ⅱ度以上と判断し、すぐに病院へ搬送しましょう。
参考:日本救急医学会 熱中症診療ガイドライン2015
環境省 熱中症予防情報サイト 熱中症環境保健マニュアル 2018
普段からできる熱中症対策
熱中症の予防は、脱水と体温の上昇を抑えることが基本です。個人の予防だけでなく、周囲の方からの声かけ、気づきも大事ですので、地域で取り組みましょう。
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暑さに慣れて、暑さに備える
暑熱順化(しょねつじゅんか)を知っていますか?やや暑い環境で運動(ウォーキング等)をして汗をかく機会を増やし、少しずつ暑さに慣れていくことです。運動習慣を持つ機会にもなります。 -
水分をこまめにとる
喉が渇く前から取ることが大切です。起床時や入浴前後にも水分補給を心がけましょう。ビールなどのアルコール類は水分補給にはなりません。 -
暑さから身を守る
外に出る際は無理はしないで、日陰で休憩をとりましょう。屋内でも風通しを良くする、エアコンの活用、服の工夫も加えて暑さを調節しましょう。 -
体力や体調に目を向ける
風邪等の発熱などいつもより体調の悪い時や、二日酔いの時は暑い場所に行くのは避けましょう。
あさクリ COLUMN「対策の工夫」
熱中症の記事を書いていて、そういえば屋内でスポーツをした際に、フラフラした経験を思い出し<Ⅰ度の熱中症>に当てはまる症状だったかもしれないと振り返りました。最近は、暑い場所で活動する時には、こまめな水分補給はもちろん、無理をしない活動を意識しています。暑すぎる日には、外出するのを見送ったり、涼しくなってから出かけるなど対策を工夫してみましょう。
2022/05/06 ダウンロードページ