院長の浅野です。
8月は、3回にわたってDVD(末期がん当事者になり、闘病やその後の活動を活発にしておられた医師お二人を中心とした対談など)の上映院内勉強会を行いました。
DVDのタイトルは『医療をするものうけるもの』というものです。
当院スタッフだけでなく、お世話になっている訪問看護ステーションの方や他の医療機関の方にもご来院いただき、少人数で軽食を取りながらDVD視聴と視聴後の感想・気づきを皆で共有する、語りの場作りに取り組みました。
3回の企画を通して私たちが業務を通じて大切にしたいこと、また日々感じていることなどを改めて振り返る場になりました。
今を懸命に生きることはその先にある死を意識することであり、また死にしっかりと向き合うことは今の『生』をより輝かせるものと信じています。それらを改めて感じ、皆さまと共有できたことに感謝し、業務後のお疲れのところにご参加いただいた方々、準備や調整を行ってくれた当院スタッフ、サプライズの食事をご提供くださったご近所のオネエサマ方へこの場をお借りして御礼申し上げます。
そして、これからもこういう企画を継続することで皆さまと学びを深めていけたらと思います。