訪問同行看護師のIです。
在宅でベッド上で過ごすことが多い方の1番の問題点は褥瘡(じょくそう)などの皮膚トラブルです。
今回は褥瘡を起こさないポジショニングの基本を学びました。
人生初‼のグラレコに挑戦し、お家や施設で過ごされる方に少しでも快適に過ごせるように
このグラレコを使って広めていきたいと思い作成しました。
ポジショニングのグラレコ
私の知識も古く新たなことを多く学んだので、
ポジショニングに興味のある方は、ぜひこのグラレコを見て一緒に褥瘡予防を見直してみませんか⁇
今年のGW後半は最低気温と最高気温の差が激しかったですね。
体調を崩されていませんか?
GW中の気温差は5/3:14.7℃、5/4:16.0℃、5/5:12.9℃、5/6:5.2℃でした。
私たちの体は外気温が変化しても36℃前後で体温を一定にし、身体の機能を保っています。これは自律神経の働きによるもので、
寒いと熱を作り、暑いと発汗し熱を逃がして平熱を維持しています。
気温差が激しくなると自律神経が過剰に働き、疲労が蓄積されていきます。
これを「寒暖差疲労」といいます。
・頭痛 ・食欲不振
・首や肩のこり ・便秘や下痢
・腰痛 ・寝つきの悪さ
・めまい ・むくみ
・倦怠感 ・顔のほてり
・気分の落ち込みやイライラ
更年期障害や日頃の疲労と症状が似ているため見過ごしがちですが、実は寒暖差疲労ということもあるかもしれませんね。
前日より5度以上の気温差があったり、1日の気温差が7℃以上あると、身体に不調が出やすいそうです。
寒暖差疲労と似た、「寒暖差アレルギー」も最近よく聞くようになりましたが、寒暖差アレルギーの症状は、くしゃみ、鼻水・鼻づまり、咳などで、アレルギー症状に似ているため「アレルギー」という言葉が使われていますが、アレルギーではありません。正式名称は血管運動性鼻炎と言います。
・規則正しい生活をする
生活リズムが乱れると自律神経の乱れにつながり体調不良の原因となります。
朝起きたら太陽の光を浴びて、体内時計をリセットしましょう。そのためには早寝早起きです。
また、部屋の温度を一定にし、自分の体に合った寝具を使用し質の良い睡眠を確保しましょう。
・入浴し体を温める
38~40℃の湯舟につかることにより副交感神経が優位になり、自律神経を整えます。
血流の改善、リラックス効果もあり、質のよい睡眠につながります。
・体を動かす
簡単なストレッチやウォーキングを行い、筋肉をほぐしたり血液の循環を促し自律神経を整えることができます。
すきま時間を見つけて首、肩を回したり、トイレへ立ったついでにストレッチなど工夫してみましょう。
・なるべく温かい食事をする
気温が上がってくると行楽地ではアイスやかき氷を見かけるようになりますが、汗をかいていても内臓が冷えている場合があります。
内臓の冷えは便秘や疲労感などにもつながります。気温が上がっても冷たいものはできるだけ避け、水分も常温以上のものを飲むようにしましょう。
工夫次第で寒暖差疲労は避けられます。これからの猛暑に備えて今から体調を整えていきましょう!
1月1日に発生した、令和6年能登半島地震による災害への、ボランティアに3月と4月の各1日だけですが、行く機会がありました。
3月は、金沢市にある石川健民海浜公園に駐車場に車をとめて、そこからボランティアバスで志賀町へ。
4月は、金沢駅、近くの1日最大料金1500円の駐車場に車をとめて、金沢駅出発のボランティアバスで能登町へ。
各日ともに同じバスで参加したボランティアの方たちと数人のグループになり、被災された方の家にいき、不要となった家財道具等を
軽トラックにのせて、仮置き場にもっていく内容でした。
持っていくものは大きく、重たいもの、小さなものなど様々であり、家の方に確認しながら、グループで声をかけあいながら、片付けの
協力をさせていただきました。
4月にうかがった、能登町の活動場所の近くの宇出津の港では、毎年開催されている「曳山祭り」が開催されていました。
祭りは、2台の曳山が町を練り歩くそうですが、この度の地震影響で道路の隆起などの損傷のため難しい状況であるために、
中止の話もあったそうですが、復興の願いう伝統の曳山を組み方、祭囃子などの伝承もかねて、大きな曳山は港にかざり、
子ども用の「ちょんこ山」が街を練り歩くかたちで開催していることを、地域の方から聞かせていただくこともできました。会場の港には多くの方がおられ、祭りや出店を楽しんでおられ、私も少し見学させていただきました。
報道は少なくなっていますが、この記事が改めて災害をわすれない、関心をもつきっかけになっていただけると幸いです。
支援は、直接赴く事だけでなく、その方が行くことを支えることも、一緒に支援をしていることと教えてもらいました。
職場のことであれば、代わりに日々の業務に対応する方がいるからこそ、行くことができる。支援する仲間なのだと思いました。
遠方にいくことを応援いただいた同僚、家族、そして現地のボランティアセンターを運営をされている皆さんに感謝いたします。
石川県の能登半島の被害に対する災害ボランティアについては、
令和6年(2024年)能登半島地震に係る石川県災害ボランティア情報の特設サイト
https://prefvc-ishikawa.jimdofree.com/ に掲載されています。
私は、災害ボランティア車両の高速道路の無料措置というものを使い、高速道路料金は無料で行ってきました。
この度の記事面は「熱中症」についてです。
命にかかわることもある「熱中症」です。
4月の終わりころには、30度を超えの気温となり、「真夏日」の地域もあり、熱中症に気を付ける季節がやってきています。
これからさらに暑い日が多くなります。
熱中症を予防する行動、熱中症の症状をしり、自分だけでなく、家族・友人・知り合いだけでなく、
熱中症の症状が出ている方に声をかける・助けるきっかけに、この度の熱中症についての内容がなることができれば幸いです。
デザイン作成:株式会社LogooDesign(ログーデザイン)https://www.logoo.design/
みなさまこんにちは。総務部Aです。
総社市にある農マル園芸には、今年も110匹のこいのぼりが、大空をおよいでいるのをご存じでしょうか。下から見上げる沢山のこいのぼりは圧巻でした。
遅ればせながら、あさのクリニックの待合にも、端午の節句にちなんだお飾りを展示しました。毎年5月5日に祝われる「こどもの日」。この日は、特に男の子の健康と未来の成功を祈る日とされており、その起源は、古代中国に遡るとのこと。中国ではこの日を「端午」と呼び、夏の始まりとともに邪気を払うための儀式が行われていました。これが日本に伝わり、平安時代から、特に武士の間で子供の健やかな成長と無事を願う行事として行われてきたそうです。
当院の五月人形は、院長の子供のころのものです。
(ガラスケースに収まっていましたが、総務部の好みにより、ケースから出した状態で置かせていただいております。)
五月人形は、子どもたちが勇敢で力強く成長することを願い飾られてきたもので、戦士の精神を象徴しており、家族の安全と繁栄を祈る意味も込められていたようです。
併せて、入口正面の壁面には、こいのぼりを飾っています。
鯉が滝を登り龍になるという中国の伝説に基づいて、逆境を乗り越える力強さと成長を子どもたちに願っているとのこと。
なんとなく触れてきた日本の行事ですが
こうしてブログで当院の様子をお伝えする度に、これらの行事の意味や歴史を調べてみると、長い歴史の中で変わらず受け継がれてきた伝統行事に込められた先人達の「想い」と、現代の我々にも通ずる、変わらない「想い」に気がつき、とても感慨深いものがありました。
待合での時間、皆さまに「端午の節句」をお楽しみいただけると嬉しく存じます。
院長の浅野です。
2024年4月15日。あさのクリニックを開設して10年になりました。
振り返ると、ここまでの歩みの中で多くの山、多くの谷がありました。その経過の中で患者さま、患者さまのご家族、職員のみなさん、地域の事業者の皆さまや近隣の皆さまに支えて頂き、今があります。
私は、クリニックを立ち上げるときに、
「年をとっても病を持っても 今を生きる喜びの支援」
という理念をクリニック運営の中心に据えました。老いと向き合い、病と向き合うことは決して楽なことではありません。私自身がこの理念に助けられたことは多く、迷ったとき、苦しいときの拠り所でもありました。
当たり前のことかもしれませんが、私を含め、共に働く職員の皆さんも日々年を重ね、日々自分や家族の体調と向き合い、日々様々な葛藤を抱えながら「今」を生きているので、同様に揺らいだり、支えを必要としたり、悩みを抱えてしまうこともあります。
しかし、患者さまや一緒に働く仲間の力になれたと感じられる瞬間は、互いに自分自身の「今」を生きる力になることも実感できる。本当に有難いことです。
そういう日々の中の「今」を、職員の皆さんや地域の方々と迎えることができ、11年目をはじめることが出来ることに心から感謝致します。
日々を大切にして、時々立ち止まって行く先を見つめ、また足元を見てしっかりと踏みしめながら弛まぬ努力を続けていきたいと思います。
2024年4月15日
あさのクリニック 院長 浅野直