9月号のあさクリフリーペーパーは、睡眠についてです。
厚生労働省の「睡眠障害の治療・診断ガイドライン作成とその実証的研究班」平成13年度研究報告書を参考に、
睡眠対策について記事にしています。
日頃の生活習慣を振り返るきっかけにもなるかもしれません。
8月号のあさクリフリーペーパーは、医療費について紹介しています。
医療費のひと月の窓口払いの上限額は、加入者が70歳以上かどうかや、所得水準によって異なります。また、70歳以
上の方には、外来だけの上限額も設けられています。
69歳以下の方も入院などで、医療費が高くなりそうな時は限度額適用認定証を申請し、保険証とあわせて医療機関の窓
口に事前に提示することで、窓口で支払う1 ヶ月分の医療費が下表の一定の金額(自己負担限度額)までとなります。
交付された限度額適用認定証は、必ず医療機関に提示してください。
制度についてご不明な点があれば、お手持ちの健康保険証に記載の保険者にお問い合わせください。
あさのクリニックソーシャルワーカーです。
令和元年6月22日に、地域の方と専門職の方が同じ時間・同じ話を聞く場の地域交流会を、あさのクリニック近くの
FLCB(FUN LIFE Center Building)を会場に開催し、55名の方に来場いただきました。
福井県で地域医療を展開されている、オレンジホームケアクリニックのソーシャルワーカーの西出真悟さんをお迎えし、
「みんなで学ぶ人生会議」をテーマに講演をいただきました。
人生会議とは、万が一の時に備えて、あなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、
自分自身で考えたり、あなたの信頼する人たちと話し合ったりすることを「アドバンス・ケア・プランニング」といいます。
この「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」という専門用語が、より親しみやすい言葉にしましょうということで、『人生会議』に決まりました。
・胃ろうや延命治療の選択など具体的な処置を決める事前指示書の形ではなく、一緒に話し合う時間や雰囲気を含め、話し合いを継続する過程の事を、アドバンス・ケア・プランニングといいます。
>自分がどのように生きたいかを考える
>あなたが大切な話を伝えたい人は誰ですか?…息子?娘?夫?妻?友人?近所の人?
>その生き方を選んだ理由はなにか?
>自身の想いを、大切な人に伝えましょう!!
>みなさんは、医療者に将来のことについて相談したことがありますか?
>どのように人生を歩みたいかについても、医療者に伝えるようにしましょう。
>想いは変化する。大事なことだからこそ、迷って当然。
など、多くの言葉から、参加者の皆さんは、「人生会議」という言葉を知る機会だけでなく、考える機会になったのではないかと思います。
多くの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。
今回の地域交流会が、地域の皆さんが、ご自身の事を考え、家族や信頼する人、医療者と話をするきっかけの一つになれば幸いです。
あさのクリニックのソーシャルワーカーとしての仕事の振り返り、新しい気づき・知識を得る機会にもなりました。
印象に残り、思わずメモした言葉の一つを紹介します。
ある方のエピソード紹介の中の 『病気は、本人からも「自分らしさ」を奪う』。 だからこそ、元気な頃から話し合っていたこと、その言葉・内容が大事になる。
西出さんには、今回の地域交流会の前の時間には、当クリニックの職員向けの研修の講師もしていただき、職員研修・地域交流会ともに、
あさのクリニックがたくさんの刺激をいただく特別の日になりました。
本当にありがとうございました。
オレンジホームケアクリニック https://www.orangeclinic.jp/
Be Happy
7月号のあさクリフリーペーパーは、平成31年(2019年)3月に改訂された、「避難勧告等に関するガイドライン」について紹介しています。
市町村が出す避難情報と、国や都道府県がです防災気象情報が、5段階整理されました。
避難情報、防災情報は、テレビ、ラジオ、インターネットン等で発信されます。その情報に触れることができるようにしておくことと、近隣の方にも伝えることも大事です。
昨年9月のフリーペーパーは『認知症の災害』https://asanoclinic.com/freepaper/2567.html
本年2月のフリーペーパーは『災害』https://asanoclinic.com/freepaper/2822.html
をテーマにフリーペーパーの記事を作成していますので、ご覧ください。