クリニックブログ


地域医療研修

8月より倉敷中央病院救急科専攻医の先生方が地域医療の研修の一環として当院で在宅医療の見学・研修を行っています。。

病院とは違った在宅医療の現場に同席し、今までと違った視点の診療からいくつかの気づきを得ていただいたようです。

見学後のご意見として

・自宅で体調悪化した方の治療と自宅での対応方法についての方針決定の場面

・通院困難な認知症患者様とのコミュニケーションの方法について試行錯誤する状況

・患者様のこれまでの生活歴から、今その方がどのように病気に向き合っているかについての気づきがあった瞬間

・訪問診療時の家族の表情、患者様の表情が印象的であったこと

・純医学的な側面だけでなく、患者様の背景を含めた心理社会的側面にも配慮した診療を行っていること

などが、いただいた感想の中で振り返られており、私たち自身が改めて良い気づきを頂きました。

私たちの得意とする部分や大切にしていることについて、言葉にしていただけたことはとてもありがたかったです。

引き続き、倉敷中央病院をはじめ、広く研修の場としても活用していただくことで地域の医療者と中核病院の医療者の連携が深まっていけば、より安心した医療環境を提供できると信じています。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

研修・見学のご希望の方は、当院のホームページの見学・研修のページをから、診療研修・見学申込ページから申し込み書をダウンロードし、郵送かFAX、申込フォーム使用してください。改めてご連絡差し上げます。

只今、医師(常勤、非常勤ともに)、看護師さん(正職員、パートともに若干名)の募集も行っています。
見学・研修は少しでも入職をお考えの方にはクリニックの雰囲気を感じていただく良い機会と思います。
求人情報ページ

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2019/11/17

見学研修報告

先日、見学に来てくださった看護師の鎌腰さんから感想をいただきました。

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・・-・-・-・

この度はお忙しい中、見学を受けていただきありがとうございました。外来・訪問診療を共に同行させていただき、とても充実した一日を過ごすことができました。
午前中の訪問診療では、患者・家族の訴えに耳を傾け安心して過ごせるようとても丁寧に優しくかかわっておられたことが心に残っています。
先生たちは、わかりやすく声をかけられ、困ったことがないか、何かあればいつでも繋がっているので連絡をするようにと話され、常にそばにいるという安心感が抱けるようでした。また、そこには信頼関係が基盤となっているのだということも感じることができました。
また、施設訪問では、新規の患者の生活環境を含め、症状を理解しようとされており、一人の人間として様々な方向から考えて診察をされ、何が一番本人にとって、介護者にとって良いことかアセスメントをしていた事は感銘を受けました。そして、同行スタッフと意見を交わし様々な方法を考え悩まれていた事はチーム医療として必要な事であり、また、より良い医療を提供されている源だとも思いました。
外来診察も一人一人の目を見て訴えを聞き、患者だけでなく、家族の意見にも傾聴され、和やかな空気が診察室に流れており、私もどこかゆったりした気持ちになりました。院内も明るく、木製で心を温かくしてくれるような感じで患者に配慮した広い空間の診察室は、前のめりになって相談してみようという気持ちにさえなりそうでした。
そして、新患の診察までにスタッフで情報を共有し、問題把握をしたのち、アプローチを考えていたことから寄り添った医療をされていることも感じました。このように、様々な疾患・生活環境で悩みを抱えて来られる患者・家族にとって全スタッフで携わって地域とも連携を図りながら医療を支えているクリニックは本当に大切で安心して訪れることができる場所だと思いました。
私は、常に患者・家族ファーストでより良い医療を提供され、身近な存在に感じられるクリニックであり、かつOne teamで寄り添えるあさのクリニックのスタッフの皆様と時を共にさせていただいたことを感謝します。
また、初めてのことも多く大変緊張しましたが、温かく迎えていただき、笑顔の絶えない皆さんから声をかけていただいたので楽しく見学もさせていただきました。見学しながらもし、自分が患者・家族の立場になれば、頼れる存在になってほしいとも思いました。
そして、貴院での貴重な一日の見学から、これからも患者・家族にとって一番近くで傾聴し、信頼され、チームで支えていくことの大切さを生かし、これからの看護に生かしていけるよう私自身努力していきたいと思います。本当にありがとうございました。

 

 

ありがとうございました。

研修・見学のご希望の方は、当院のホームページの見学・研修のページをから、診療研修・見学申込ページから申し込み書をダウンロードし、郵送かFAX、申込フォーム使用してください。改めてご連絡差し上げます。

只今、医師(常勤、非常勤ともに)、看護師さん(正職員、パートともに若干名)の募集も行っています。
見学・研修は少しでも入職をお考えの方にはクリニックの雰囲気を感じていただく良い機会と思います。
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2019/11/17

11月号 感染症

11月号のフリーペーパーは感染症について記事にしています。

身近にできることと一つとして、手洗い方法を紹介しています。

・インフルエンンザ
毎年11 月~ 2 月頃に流行し一番耳にする感染症。
●症状 38度以上の発熱や全身倦怠感、関節痛や筋肉痛などです。特にご高齢の方は、肺
炎の合併に注意が必要です。
●ポイント 発熱直後(発症から12~24 時間程度以内)は、インフルエンザ判定が難しい場合
があります。流行時期の前に予防接種を行いましょう!

・ノロウイルス
●症状 繰り返す激しい嘔吐と下痢症状で有名です。
●ポイント 嘔吐、下痢が原因で脱水になるため、水分補給が必要です。また、ウイルスは便や吐物にいるため、片付けの際には、マスク、手袋などを
着用し、片付け後は必ず十分な流水で手洗いをしてください。
家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤を使用して、トイレやドアノブ、嘔吐物のかかった衣服の消毒を行うと効果的です。

 

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2019/11/01

10月号 予防接種

今年もインフルエンザ予防接種の時期になりました。
☆事前予約はしていませんが、予防接種希望の方は、必ず事前に電話で問い合わせください。(ワクチンの入荷状況に合わせて対応しています)

※10月号のフリーペーパーは、インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンについて紹介しています。
予防接種の大切な3つの目的!!
①自分がかからないため ②もしかかっても症状を軽くするため ③家族やまわりの人にうつさないため
です。

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2019/09/30

元気にたべてますか@倉敷 参加 (一般社団法人WAVES Japan)

『栄養を幸せのちからに。』

令和元年9月29日に一般社団法人WAVES Japan https://wavesjapan.or.jp/ が開催の
“元気に食べてますか?@倉敷”
という、皆さんに低栄養の知識と栄養ケアの大切を直接伝える交流イベントに、当院のスタッフが参加してきました。

イベントのチラシには、
ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
高齢者のおよそ半数に低栄養のリスクがあります。正しい栄養の知識はあなたの人生の豊かにします。
元気に食べてますか@倉敷 A開催
※低栄養とは
低栄養とは健康なからだを維持し生活するのに必要となる栄養素が不足している状態です。飽食と言われる時代ですが日本の高齢者の2割が低栄養であり、
およそ半数に提低栄養のリスクがあると言われています。
低栄養は高齢者に見られる多くの病気の原因となるばかりではなく、骨量や筋肉量、免疫力や体力、気力、認知機能などの低下を招き介護が必要になったり、寝たきりや死に至ったりする危険性を増加させます。
※低栄養は正しい知識を持つことで予防できます
低栄養が進み、状態が悪くなってから入院する患者様をわたしたちは数多くみてきました。病院へ来られる前に何とかして低栄養を予防しなかえればならない。
わたしたち医療人の切実な思いがこの活動の原点にあります。
※あなたの街に『元気にたべてますか?』の声が響き渡ります。
低栄養を知ってもらい、正しく予防することで、皆さんの健康維持と増進につとめたい。
社会貢献したいと願う医療人の活動です。
ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
とあります。

 

 

 

 

 

 

 

当日は、スタッフ用のオレンジのTシャツ、ポロシャツで年齢、食事の状況、運動習慣の聞き取り、体重、身長、握力などの測定の案内を担当させていただきました。
日頃から健康に気を付けている方、食事の事は気にかけたいけどなかなか取り組めていないなあとおっしゃられる方、運動をこまめにして体力のUPを実感している方などとお話をすることができました。

会場がアイビースクエアということで、県外から観光で来られている方の参加もありました。
医療機関に来る方を待つだけでなく、元気でまだ医療機関にかかることのない方と出会い、一緒に健康について話すことも必要な活動になることに気づく機会となりました。

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2019/09/30