クリニックブログ


『妻の病 -レビー小体型認知症ー』映画上映会の開催案内

同じ総社市にある、高杉こどもクリニック 院長 高杉尚志先生より映画上映会の案内を頂きました。

映画は標記の『妻の病 -レビー小体型認知症ー』です。
いせフィルムホームページ https://isefilm-movie.jimdo.com/いせフィルムの映画/妻の病/には、映画の予告編動画もあります。

映画上映会
≪日 時≫ 平成29年5月14日(日)
① 11:00〜13:00
② 15:00〜17:00
③ 19:00〜21:00
各上映後に、高杉こどもクリニック院長 高杉尚志 医師
あさのクリニック院長 浅野 直 医師
藤井クリニック院長 藤井基弘 医師
とのトークもあります。
≪場 所≫ スタジオ・ザ・ブーン (ハローワーク総社近く)
総社市 中央 3-13-117 TEL:0866-93-9781
≪参加費≫ ¥1,000 (上映会当日支払い)
事前申し込みは不要。当日、直接スタジオ・ザ・ブーンにご来場くださいとのことです。

上映会のfacebookページhttps://www.facebook.com/events/1288964311194196/


 

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2017/04/03

新年度

新年度が始まりました。

本日、4月3日から当院の体制変更と訪問診療患者様への対応強化のため、午後外来時間が変更になりました。

新しい午後診療時間は
月 17時〜18時30分
火 17時〜18時30分
水 17時〜18時30分
木 休診
金 17時〜18時30分

上記の通り、午後の外来の開始時間が17時からに変更となり、木曜日の午後の外来が休診となりました。
午前の外来は、これまで通り月曜日から金曜日の9時~12時に変更はありません。

16時から外来、木曜午後外来を、ご利用いただいていた患者様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解の程よろしくお願いいたします。

あさのクリニックは、4月15日で開院3年になります。
引き続き、
『年をとっても 病を持っても 今を生きる 喜びの支援』
の当院の想いを掲げ、職員一同一歩ずつ努力してまいります。


 

 

 

 

皆様にご好評いただいている、フリーペーパーは現在準備中ですので、もうしばらくお待ちください。


 

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2017/04/03

第4回 ものわすれコラム  改正道路交通法について

皆さんこんばんは。院長の浅野です。

312日、ついに改正道路交通法が施行されました。

この件については、大変悩ましいところでもありましたので、なかなか情報発信できずにいました。 社会的ニーズと個人のニーズの間で、本音と建前の間で・・・ 当院としては、認知症を地域で認知症を支える診療所の役割として以下の方針で対応することを考えています。

    当院かかりつけの患者さんへ真摯に説明と対応を続ける。
    当院に初めて来院される患者さんの診断書作成希望は特別な事情がない限りお断りせざるを得ない。

早期発見、早期治療という社会的ニーズもあって広く地域のかかりつけ医にて行われている認知症診療は、認知症の治療を早期から行うために認知症の診断をつけて治療薬を使うことが稀ではありません。
しかし、その方たちの多くは、ある程度の制限を設けながら、生活に最低限必要な移動手段としての自動車の運転を行っていること、行えていることもまた事実なのです。

リスクゼロはないという仮定のもと、この運転の権利を奪われてしまうことがご本人にとっては現在の生活を継続することに多くの支障がでることは容易に想像できます。特に、免許を取り、車を所持して、自由に移動できることをプライドとしている男性にとっては・・・ かかりつけ医として、この方々の個人のニーズを守りたい気持ちと、社会的なリスク(高齢ドライバーの増加と認知症高齢者増加の予測の中)を下げたい気持ちの間で、悩んでいます。
悩んでも仕方のないことかもしれませんが、また悩むことがとても大切なことでもあり、関わる患者さんの幸せのために何ができるか?を真摯に考えながら診療を続けたいと思います。

 

岡山県交通部免許課ホームページより
http://www.pref.okayama.jp/page/494757.html


 

 

 

 
臨時認知機能検査・臨時高齢者講習についてhttp://www.pref.okayama.jp/page/506031.html
一定の病気等に関する運転適性相談についてhttp://www.pref.okayama.jp/page/277132.html

おかやま愛カードについて
http://www.pref.okayama.jp/page/detail-100743.html
運転に不安を感じている方必見!!
「おかやま愛カード」とは、運転免許証を自主的に返納等された県内に居住する65歳以上の高齢者の方の申請により、県警察が発行するカードで現在、3万人以上の高齢者の方が利用されています。
 「おかやま愛カード」の協賛店や協賛車でこのカードを提示しますと、商品の割引や主要路線バス・鉄道運賃(JRを除く)が半額、タクシー運賃(一部タクシー会社を除く)が1割引などの各種サービスが受けられます。

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2017/03/18

見学研修の感想をいただきました⑰

先日、当院に見学に来院された、倉敷中央病院 救急科 田村暢一郎先生より感想をいただきました。

 

今回、倉敷中央病院へタイの救急医2名が3週間の短期留学に来られました。タイは日本ほど高齢化社会ではなく、また医療システムも日本とは大きな違いがあり、慢性疾患や認知症をお持ちの高齢患者さんへの訪問診療はタイでは一般的ではないため、見学のお願いを総社市のあさのクリニック(浅野先生)にお願いいたしました。しかし、かく言う私も日頃は主に救命センターで働いている医師であり、慢性期とくに、自宅に帰られた後の患者さんがどういった暮らしをされていて、どういうことに困られていて、訪問診療が具体的に何の治療を行っているのかを知る機会は今までにほとんどありませんでした。

実際に午前(藤原先生)、午後(浅野先生)の訪問診療に同行させていただき、一番強く思ったことは、訪問診療でカバーしないといけないのは患者さんの身体的側面だけでなく、心理的側面や食事や入浴などの福祉サポート、経済的側面など多岐にわたるということでした。また患者さんだけでなく、ご家族さまの健康や介護による疲労もケアされていました。「病気を治すのではなく、人そのものを治す」ということはよく言われることですが、それを実践するためには、日頃から浅野先生、藤原先生が行われているような診療が必要なのだと実感しました。

しかし、同時にそういった患者さんだけでなく、ご家族までを含めたサポート体制を構築するには、医師だけでなく、看護師、薬剤師、ケアマネ、施設職員ほか、すべての職種とご家族が各自のアセスメントや方針をフランクに伝え合えるようなシステムの必要性を感じました。

日頃私は救命センターで働いていて、実際に診療している目の前の患者さんが救命した後、自宅退院できているのだろうか? 幸せに暮らしていけているのだろうか?と思うことが多々ありますが、実際に自宅退院後の患者さんやそのご家族の声を聞く機会はほとんどありません。しかし、そういった状況は非常に視野の狭い救急医を育成してしまう危険性があります。(かくいう自分もそういった側面があります。)救急医が実際に診療した患者さんが中長期的にどういった生活を送られているのか?を知る機会が増えればいいと思いますし、浅野先生のような地域でプライマリケアを担う先生と救命センターの救急医が患者ベースでもっとコミュニケーションをとれる機会を増やしていきたいです。

今回はタイの先生の見学が目的でしたが、私自身も多くのことを感じることができました。見学を引き受けてくださりありがとうございました。また若手救急医の見学や実習を引き受けてくだされば幸いです。

 倉敷中央病院 救急科 医師

田村暢一郎

 

田村先生ありがとうございました。

 

研修・見学のご希望の方は、当院のホームページの求人情報ページをから、診療研修・見学申込書をダウンロード。 申込書ご記入の後、郵送もしくはFAX頂きますと、改めてご連絡差し上げます。
これまで、医師・看護師・薬剤師・事務職の方、薬学生、医療事務を目指す学生が見学研修に来院しています。

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2017/03/18

映画「風は生きようという」 上映会のお知らせ

人工呼吸器は、呼吸を助ける道具です。
そこから吹いてくる風が人と人とをめぐり会わせてくれます。

追い風は、ときどき前からふいてくる。

もしもあなたが、病気や障害のために身体を動かせなくなったとしたら、どんな人生を想像しますか?映画が映し出したのは、
ふつうの街でふつうの生活を送る人びと。特別なことといえば、呼吸するための道具・人工呼吸器を使用していることくらい。
淡々とその生活を映し出し、歩んできた人生を見つめた時、浮かんできたのは日常の尊さ。たくさんの支援が必要だからこそ、
多くの人に出会え、自由に動くことができないからこそ、生きてあることに感動する。じんわりとこころを揺する、人と人と
が織りなす物語。

もしも あなたに、思うように身体を動かせない、そんな日が来た時は思い出してほしいのです。映画の中を駆け抜けていた、風の音を。
その風に包まれた人と人とが、支えあいながら生きていたことを。

あさのクリニック 相談員 向川です。
上記の文章は、映画『風は生きよという』という映画のチラシから抜粋して文章です。

映画「風はいきよという」上映実行委員会ホームページhttp://kazewaikiyotoiu.jp/
上記ホームページ内、呼吸器情報ページhttp://kazewaikiyotoiu.jp/respiratoryには、呼吸器の情報だけではなく、費用面の事などの在宅生活を行う上で課題についても記載されています。
ドキュメンタリー映画「風は生きよという」予告編動画https://www.youtube.com/watch?v=6lpShtJQdqo&feature=youtu.be

このたび、院長が理事についている、公益財団法人みんなでつくる財団(みんつく)http://www.mintuku.jp/が毎月9日に実施している
【+1セミナー】http://blog.canpan.info/mintukuokayama/category_9/1において、
「映画で学ぼう!」~知っていますか在宅呼吸器との生活~。とテーマに『風は生きよという』の上映会を行うことになり、案内をいただきました。
■日時:平成29年4月9日(日)14:00 ~ 16:00  
     ■場所:岡山大学付属図書館本館3階 B、Cセミナー室
     〒700-0082 岡山県岡山市北区津島中1丁目1-1
     ■参加費:一般 1,500円(寄付含む) 学生 1,100円
     ■申込方法
     参加希望の方はファイスブックの参加ボタンをポチっと押してください!https://www.facebook.com/events/205897103222362/
     メール、電話での参加申し込みも受け付けています!
     その他、ご質問等がある場合は、お気軽にご連絡ください!
     TEL:086-239-0329
     E-mail: info@mintuku.jp

私が、この映画知ったのは、約1年前くらいでした。予告動画をみて、人工呼吸器という言葉とそういう医療機器があることは知っていましたが、
実際の生活については、多くを知っていませんでした。
ぜひ、この映画を見たいと思うようになっていました。
みなさんもいかがですか?


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2017/03/18

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