『風はいきよという』上映会 参加報告
『人工呼吸器は、呼吸を助ける道具です。
そこから吹いてくる風が人と人とをめぐり会わせてくれます。』
公益財団法人みんなでつくる財団(みんつく)主催
『風はいきよという』の上映会
映画で学ぼう!」~知っていますか在宅呼吸器との生活~
が、4月9日(日曜日)岡山大学附属図書館で開催され、院長と相談員が参加してきました。
出演者の海老原さんの
「人の意識の中に障害者がいることを根付かせる」
「重度障害者が在宅で、それも一人でいること。お金もかかるのになぜという問いに答えれないと施設に行きなさいといわれてしまう、
その問いを突き付けられる。」という言葉。
その他、終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案(いわゆる尊厳死法案)についての話の場面もあり、はっとさせられました。。
皆さんにもぜひ見ていただきたいので、多くは書きませんが、
映画での出演者の言葉、生活の様子などの多く場面から、考えさせられる事が多くあり、自分自身の無意識の思い込みや価値観に気づき、振り返ることもできました。
上映会後には、参加者の皆さんに院長が少し在宅医療について話をする時間をいただきました。
そして、ヘルパーの医療行為の事とその担い手の状況、災害時の避難対策、町内会や地域の中での助け合いのネットワークの事について、自然に話題が出て、参加者の皆さんと意見を交わすこともできました。
映画「風はいきよという」上映実行委員会ホームページhttp://kazewaikiyotoiu.jp/
「風は生きよという」予告編動画https://www.youtube.com/watch?v=6lpShtJQdqo&feature=youtu.be
総社介護者の会講演会
講演報告
あさのクリニック 相談員 向川です。
平成29年2月19日岡山で開催された全日本鍼灸学会中四国支部指定講座にて、
『認知症を含めた高齢者と地域医療連携』と題し、
当クリニック院長の浅野が鍼灸師の皆さんへ講演の機会をいただきました。
今回のご縁を大切にしていきたいと思います。
公益社団法人 全日本鍼灸学会のホームページhttps://ssl.jsam.jp/index.php
出張講演
相談員 向川です。
倉敷市の船穂町と真備町にて、介護事業(小規模多機能型居宅介護 訪問看護ステーション サ高住)をされており、日頃から大変お世話になっている『ぶどうの家』の職員皆さんに在宅ターミナルケアの話を院長が行いました。
会場は、真備町にある「小規模多機能ホーム真備」です。写真でもわかると思いますが、『広間』という感じでしょうか、『ふすま』『障子』『木の床』『木の柱』と落ち着く雰囲気の会場です。
普段は、小規模多機能ホームの利用者が利用されている場所です。
いくつかの事例を通して学んだこと気づかされたことを紹介しました。
在宅医療への理解を少しでも積み重ねていただくことができたのではないでしょうか。
平成28年11月26日~27日に軽井沢で開催される
全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会「全国大会」in軽井沢
で、発表の練習を拝聴をすることもでき、ぶどうの家が行っている「駄菓子屋」「食堂」の取り組みを聞くこともできました。
こちらも多くのことを学び気づかされる機会となりました。
見学研修の来院⑧と院内勉強会実施報告
本日、専門学校ビーマックス 医療事務学科に在学の秋岡実里さんが見学研修に来院されました。
午前・午後とも医療事務の仕事を実際に見てもらいました。
午前中は、外来業務の事、院内勉強会、午後からは訪問診療に同行してもらいました。
本日は、訪問診療の方の今後の治療方針について家族との話し合いの場、別の方では胃ろうチューブ交換、特別養護老人ホームの診療同行と多くの事を見学できる日だったと思います。
また、本日は院内勉強会の日でした。
いつもお世話なっているアイ薬局総社店 (http://www.urapyon.com/)の薬剤師の安延先生を講師に調剤点数の事を中心に薬局の業務とアイ薬局の紹介をしてもらいました。(ホームページには紹介動画もあります!!)
どのような仕組みでどのような費用で、調剤業務が行われていることは、わかっているようで無知な部分がほとんどだったことを気づくことが出来ました。