こんにちは!院長の浅野です!!
昨日に引き続き、権丈ゼミの皆さまからのアツい感想・・・行ってみましょう!
慶應義塾大学商学部 Dさん
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あさのクリニックの皆様
先日はお忙しい中、あさのクリニックのカンファレンスや訪問診療、外来に同行させて頂き、誠にありがとうございました。現場を見せて頂いた事で、文献を調べるだけでは決して得ることのできない体験が出来、とても勉強になりました。
訪問診療に同行させて頂いた際、在宅療養中の寝たきり患者さんとお会いするのは初めてだったのでとても緊張すると同時に、日々患者さんと患者さんご家族と接し、安楽な療養ができるよう尽力していらっしゃる先生方を見て胸に来るものがありました。
ただただ治すだけではない、そういった医療の形があるのだと知ってはいましたが、実際に緩和医療を受けていらっしゃる患者さんと医師を目にする事で、「生きるって何だろう、最期を迎えるって何だろう」と考えました。
それに伴い、浅野先生が患者さん方と接している姿を見学させて頂いて、何よりも大切な事は患者さん、並びに患者さんのご家族の事を第一に気遣い、現状を分かりやすく説明し余計な不安を取り除く事だと感じました。特にカンファレンスでの患者さんへの言葉遣いに気を配っている様子や、認知症の患者さんのご家族と密に今後の治療方針について相談している姿を見て、それこそが理想の医師と患者の関係の姿ではないか、と感じました。
制度という現場とは違う面から勉強している身ではありますが、行政で作られている制度が現場に影響を与える、地続きになっていることを今回の見学で改めて実感しました。私は卒論を「介護保険と障害者政策の普遍化と政策提案」というテーマで執筆する予定ですが、今回の体験を踏まえ、実践的な政策提案ができるよう努めたいと思います。
また、スタッフの皆様にはお忙しい中で送迎をして下さったり、医院の説明をして頂いたりと大変お世話になりました。
重ね重ねになりますが、お忙しい中私共の見学を受け入れて下さり、誠にありがとうございました。
今後、再び権丈ゼミのゼミ生が皆様にお世話になる機会があるかもしれませんが、その時はまたどうぞよろしくお願い致します。