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1月号 フリーパーパ―(令和7年 2025年)
令和6年は皆さんにとってどんな年だったでしょうか、うれしい・楽しいこと、かなしい・つらいことなどあり、いろいろな経験をされたのではないでしょうか。
私は相談員として、そして相談員でもある私として、いろいろな経験をする機会をいただきました。
さて、1月号のフリーペーパーは、毎年恒例となっている、「今とこれからのこと」を題に記事を作成しています。
『みなさんは、これからの⼈⽣をどのように過ごしたいか考えたことはありますか?「あんなことをしたいなぁ」「こんなことはしてほしくないなぁ」「好きなことはこれだなぁ」など、あなたが大切にしたいことや望む生き方について考えたり、話してみたりすることは、もしものときにあなたの望みをかなえる第一歩となるはずです。・・・』
写真面はカルタで、今年の出来事などから文章を考えています。
・なってやる いつかは私も 新紙幣 (新しい情報をどんどん取り入れて進化していきます)
・細胞よ! 働いてくれて ありがとう! (日々頑張ってくれている体に感謝して時にはゆっくり休みましょう)
・皆さんの 頼まれごとに はい!よろこんで (どんなお困りごとにも、一緒に考えるお手伝いをします)
・「会いに来た」 その一言で 力湧く (患者様からの温かいお言葉が日々の活力になります)
・大会で 優勝夢見て トレーニング (何事も日々の積み重ねが大切ですよね)
・フリーペーパー 100号達成 ありがとう! (今年も色々な情報をお届けできるようがんばります)
デザイン作成:株式会社LogooDesign(ログーデザイン)https://www.logoo.design/
あさクリフリーペーパーの1月号の記事面の作成時期に、日本救急医学会から「高齢者救急問題の現状とその対応策についての提言2024」が発表されました。(『高齢者救急問題の現状とその対応策についての提言2024」を検索し、日本救急医学会のホームページで確認いただけます)
高齢者救急問題の現状とその対応策についての提言2024が掲載されているページには、「高齢者救急に関する用語の統一概念」という部分があり、よく耳にする専門用語が、違和感を感じていたこと、よくわかっていなかったこと、あいまいだったことの意味を知ること・気づくこともできる資料もありました。
あさクリフリーペーパーに加えて、こちらも併せてご確認ください。
本年も皆さんの大切な時間に関わるご縁をいただき誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
あさのクリニック 職員一同
年末年始の食事
あさのクリニック管理栄養栄養士です。
あっという間に12月ですね。2024年も残すところ1か月を切り、別れ際の挨拶も「よいお年を」と言うことが増えてきました。
今年の年末年始はいつもよりお休みが長めということで、ゆとりある時間を過ごせそうですが、誘惑も多く「例年より食べすぎた…」となりそうな予感です。
長年栄養指導をしていると、12月〜1月の食べすぎが影響し、1月〜2月の採血結果で血糖値や中性脂肪、コレステロール値がいつもより高くなっている方が多いように思います。
忘年会に始まり、クリスマスを経て、年末年始の豪華な食事や新年会が原因のようです。
人によっては、その後のバレンタインデーやホワイトデーまで、不摂生がずるずると続くこともあります。
食べすぎによって体重が増えたものの、「暖かくなったら運動します!」と言っていたのに、あっという間に暑くなり、
「涼しくなったら運動します…。」と先延ばしして、再び年末年始を迎えてしまう方もいらっしゃいます。
心当たりがある… という方のために、年末年始の食事のコツをご紹介したいと思います。
ダラダラ食べない
特に年始ですが、朝はお雑煮から始まり、お昼はお節。日頃会えない親戚や家族の帰省でいただいたお菓子やお孫さんに食べてもらおうと思って年末にたくさん買い込んだお菓子など、いつもより食べるものがたくさんあると思います。
頭の中は「そういえばあのお菓子が、、、」「そろそろあれを食べ切らないと、、、」としっかり記憶されています。思い出したり、目に入るたびに食べたくなるものです。気が付くとずっと口が動いているということになりかねません。
食べ続けていると血糖値が上がり、常にインスリンが分泌されている状態になってしまいます。高血糖が続き、血清脂質も高くなると生活習慣病の悪化につながります。
また、口の中が酸性の状態が続き虫歯にもなりやすくなります。
ダラダラ食べないためには間食をしない!という強い意志が必要ですが、なかなか難しいですよね。
栄養指導をしている患者様の中にもいらっしゃいますが、食事が終わったらすぐに歯磨きをすることをおすすめします。
口の中がすっきりして、また何か食べようという気になることが少なくなると思います。虫歯予防にもなり一石二鳥です!
お餅の食べすぎに注意
お餅は市販のお餅と手作りのお餅とでは大きさが全然違います。
また、切り餅と丸餅とでも重さが変わってきます。市販の切り餅で50g程度、丸餅は35g程度です。
お餅は1個50gの切り餅で112kcalです。ご飯50gで80kcalなのでお餅の方がカロリーがあるということです。また、お餅をそのまま食べる人は少ないのではないかと思います。きなこ餅にしたり、砂糖醤油をつけて焼いたり、最近では余ったお餅のリメイクも流行っており、ピザにしたりお菓子を作ったり、そうなるとさらにカロリーオーバーになってしまいます。
お餅の重さをしっかり確認して、食べる量を決めましょう。
ご飯150g(普通茶碗一杯分程度)が240kcalですので、お餅に換算すると市販の切り餅2個です。
(餅100g、約223kcal)
以上の2点を守るだけでも、正月太りにはなりにくいと思います。冬の不摂生と運動不足は春の体調不良や花粉症にも影響しますので、食後30分してからの軽い運動を心がけていただくこともおすすめします。
よいお年をお迎えください。
12月号(令和6年) フリーペーパー
先日、MCS(メディカルケアステーション https://about.medical-care.net/html/)でつながりのある、県南部地域の在宅医療をしている医療機関のソーシャルワーカーの有志(8医療機関8名)で集まり、ちょっと勉強の時間と、対話の時間で交流をする企画が開催されました。
この度は、企画を考える機会をいただき、相談員の私が2021年6月に完全オンラインで開催された、 第69回日本医療ソーシャルワーカー協会全国大会のプログラムの琉球大学病院 地域・国際医療部 臨床倫理士 金城隆展先生の「ありのままを支える臨床倫理」のご講演を聴講した際のメモなどの記録したものを元に、倫理について、ナラティブについて、学び。対話をしました。
このテーマを題材に交流企画を企画した理由は、2021年の6月の事はありますが、とても印象深く、今でもメモを振り返ることがあり、この話題で話をしたいなと思ったからです。
参加している皆さんが、普段の業務で悩んでいることなども、「倫理」という視点で対話が広がり、話のつきない、交流の機会となりました。
「連携」や「調整」は業務の中の目的ではなく、手段の一つであること。そして、それぞれの所属する場所でのソーシャルワーカーの業務・役割について、参加者の皆さんが、これからも考え続ける機会になったのかなと思っています。
写真は、勉強の時間の場と、当クリニックのフリーペーパーと能登半島地震について知る事のできる冊子
フリーペーパー テーマは「心不全」
さて、12月のフリーペーパーは心不全についての記事にしています。
2017年10月31日に厚生労働省において、日本循環器学会と日本心不全学会が合同で、多くの方にわかりやすい心不全の定義を発表しています。
『心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。』
とのこと。皆さん、どう感じましたか?フリーペーパーで少し知る機会にしませんか?
デザイン作成:株式会社LogooDesign(ログーデザイン)https://www.logoo.design/
吉備医師会主催の研修『吉備路医師会のBCPのコトハジメ』に参加しました。
看護師 大塚です。
11月21日(水)、吉備医師会主催の研修『吉備路医師会のBCPのコトハジメ』に参加しました。
『BCPは災害など、リスク発生時に業務中断しないために、また万が一、中断した場合でも、できるだけ早期に重要機能を再開させるために、平時から戦略的に業務継続について準備をしておくこと』と、倉敷市連合医師会BCP運営委員会・倉敷中央病院 池上徹則先生の具体的な話を聴講しました。
池上先生の講演は、具体例を挙げてくださりとても分かりやすいものでした。
研修を受けて、あさのクリニックでは、平時から「毎日の仕事がBCPになっている!!」と思いました。いろいろな取り組みをしていますが、その中で2点の具体的な取り組みを紹介します。
その1:災害時の診療に備えた燃料管理の工夫
1つ目は、訪問診療時の車の準備についてです。
上の写真の様に【ガソリン半分以下】のカードを作成し、各訪問車両に携行することで、常にガソリンが半分以下にならないように注意し、災害時に燃料不足にならないように工夫をしています。
その2:どの医師でも安心して診療を引き継げる体制
2つ目は、あさのクリニックの全ての訪問診療看護師は、全ての居宅や施設にも訪問しているので、非常勤医師への情報共有を的確に行うことが出来、主治医以外の医師が往診等の対応をしても、主治医と同様の対応が出来るように医師を支え、ご本人やご家族が安心できる体制を整えています。
これで『安心』ではなく常にアップデートして、いつ起こるか分からない災害に対応できるよう備えていきます。