クリニックブログ


11月号(令6年)フリーペーパー

先日、大学の時に出会って継続している、競技スポーツでもある「ペタンク」の大会に出場してきました。ペタンクはフランスが発祥の球技です。しばらく大会に出場していませんでしたが、数年前から時々少しずつ出場しています。
どのスポーツにもいえることですが、その場面での戦術の判断、そして技術(ペタンクでは投球技術)が必要になります。
今回の試合中に、次の投球をどのようにするかを悩む場面で、チーム内で「昔ならしていた」「昔ならできていた」と会話。

私、相談員の業務で、同じ様な会話を業務でもあるなあと思い、記載させていただきました。

さて、本題の11月号のフリーペーパーの紹介です。

今月の「感染対策」を記事にしたものは、毎年この時期のテーマにしています。
内容は、特別なことではなく、習慣として、続けることのできることを紹介をしています。
ご自身の為だけでなく、周囲の家族、友人などの親しい方、そしてその親しい方の親しい方のためにもなるのではないかと考えます。

デザイン作成:株式会社LogooDesign(ログーデザイン)https://www.logoo.design/

 

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2024/11/02

11月 和食の日


あさのクリニック管理栄養士です。
先月に引き続き、記念日シリーズです。

11月24日は何の日かご存じですか?【11(いい)2(にほん)4(しょく)→いい日本食】で、和食の日です。
ちなみに、【11(いい)2(ふ)4(し)→いい節】で、鰹節の日でもあります。

日本食の食文化にとって大変重要な時期である秋の日に、毎年、一人ひとりが「和食」文化について認識を深め、和食文化の大切さを再認識するきっかけの日となっていくよう願いをこめて、制定されました。

また、平成25年12月、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録され、

①多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
②健康的な食生活を支える栄養バランス
③自然の美しさや季節の移ろいの表現
④正月などの年中行事との密接な関わり

以上の4つが和食の特徴とされています。

今年は近年稀にみる米不足がニュースなどで報道され、スーパーの棚から米が消えた光景がしばらく続きました。要因の一つとして海外からの旅行者が増加し日本食を好んで食べられていることも挙げられていました。

そんな人気の日本食の味付けはなんと言っても「だし」が決め手です。そして②にもあるように、『健康的な食生活を支える栄養バランス』は長寿の秘訣でもあります。

そんな和食には欠かせない「だし」のさまざまな効果を1~4にまとめました。

1.満腹感を持続させ食べ過ぎを防ぐ

グルタミン酸を含む食事をすると、満腹感が持続するそう。
グルタミン酸を含むスープを食後に摂取する事で間食や摂取カロリーも減るという報告もあります。
また、かつおだしに含まれるヒスチジンには脂肪燃焼効果もあるのでダイエットにオススメです

2.心を安定させる

うまみ成分には精神的な安定を促す作用があることがわかってきました。
精神的なストレスを軽減する効果があったり、グルタミン酸の摂取により胃の運動が活発化することで食欲が安定し、自律神経や精神状態と作用しあう可能性があるという報告もあります。

3.疲労を改善する

カツオだしに含まれるヒスチジンやアンセリンには血流を促す作用があり、さまざまな疲労の回復を促すということがわかっています。

4.減塩効果

塩味が少ないと薄味で物足りなく感じてしまいますが、旨味が加わることにより味が補填され、塩分が少量でも美味しく感じる事が出来ます。その理由はうま味成分が「タンパク質(アミノ酸)」であることに由来します。
糖質・脂質・タンパク質(アミノ酸)は、カラダを維持するのに必須な栄養素であるため、自然とカラダが欲しがるようにできています。また、口にするとβ-エンドルフィンなどの快楽物質が放出されるので満足感を感じ、病みつきになることも知られています。糖質+脂質のスイーツが無性に食べたくなるというのもこの理由からです。同じように、「うま味」もタンパク質(アミノ酸)として脳に認識されるため、脂質や糖質と同様の満足感がもたらされます。
ダイエット中は、糖質や脂質が多いものは避けたいところ。代わりにヘルシーな「だしのうま味」をもっと利用していきましょう。

時短、コスパ、タイパなどの言葉を聞く頻度が増えてきた昨今、かつおやいりこ、昆布を使ってだしを引くご家庭よりも、だしパックや粉末のだしを使われる方が多いかもしれません。市販のだしには塩が添加されている場合もあるので塩分の取りすぎには注意が必要です。
時間に余裕がある時はご家庭でゆっくりだしを引いてみるといつもの和食が料亭の味に近づくかもしれませんね。

出典元:一般社団法人和食文化国民会議 – 11月24日は「和食の日」
参考:農林水産省 – 「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されています

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2024/11/01

【院長の外部講演】高齢者のこころの健康(認知症予防等) in サンロード吉備路

こんにちは。あさのクリニック総務Nです。

2024年10月9日(水)、「総社市愛育委員協議会中央ブロック」の研修会にお招きいただき、表題の講話を行ってまいりました。

当日は、愛育委員をご担当くださっている方々と一般の方々にもたくさんお集まりいただきました。

総務Nが会場入り口で、パンフレット等の準備をしながら皆様をお迎えしていると、「この先生の話は、よ~分かるんじゃ~♪(よく分かるんだ)」とお連れの方と話しながらご入場くださる方が・・・。「うちの院長!流石です!!」と、心の中で叫んでしまいました。(声には出ていないはずですw)

スライドに映し出された内容を食い入るように見ながら、院長の話に頷いたり笑ったり。最後には、皆様 良いお顔でお帰りになられました。


  • 研修の様子「認知症のいろいろ」

  • 研修の様子「やるべき5つのこと」


準備していたパンフレットも、ほとんどお持ち帰りいただきありがとうございました。

この後も院長の講演はまだまだ続きますのでお楽しみに。

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2024/10/22

【院長の外部講演】川崎医科大研修医向けACPワークショップ in 川崎医科大附属病院

こんにちは。あさのクリニック総務Nです。

2024年10月5日(土)、川崎医大附属病院に卒後医師臨床研修として、ACPについて院長の講演のほか、ワークショップを行ってまいりました。
研修医をはじめ、指導医、看護師、MSWと多職種が集まり、グループで『もしバナゲーム』『事例研究』を行い、充実した研修内容となりました。


  • 研修の様子

  • 和田先生開会の挨拶

  • 特定診療科ゼミについて

  • 川大ACP研修修了証書授与式


ACPについての知識はお持ちの方々ですが、『もしバナゲーム』は初めてと言う方が多く、グループ内で発表することによって自分の考えがまとまったり、他の方の話を聞いて「なるほど!」と気付いたりする場面もたくさんあったようでした。


  • もしバナゲーム

  • もしバナゲーム


さらに、『事例研究』では、医療従事者としてエビデンスに基づいたグループ討議が行われ、対応策を組み上げられていました。


  • 事例研究

  • 受講の様子


総務Nにとっても、とても刺激のあるワクワク感満載の研修会でした!

この後も院長の講演はまだまだ続きますのでお楽しみに。

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2024/10/10

【院長の外部講演】ちょっと深めるACP 〜ACPを自分ごとにしてみよう〜 in こうなんクリニック

こんにちは。あさのクリニック総務Nです。

2024年9月27日(金)に岡山市南区にあります特定医療法人自由会こうなんクリニック様『こうなん在宅勉強会』にお招きいただき、表題の研修を行ってまいりました。


  • 研修の様子

  • 自己紹介

  • 受講の様子

  • 受講の様子


当日は、会場とZOOMでのハイブリット研修をご準備くださり、医療福祉に携わるたくさんの方々にご参加いただきました。

講演の中で「あるじいちゃんのお話」「私の100年カレンダー」と言うワークに取り組んでいただき、ACPについて”ちょっと”深めていただくことが出来たのではないでしょうか?


  • ワーク:あるじいちゃんのお話

  • ワーク:私の100年カレンダー


この後も院長の講演は続きますのでお楽しみに。

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2024/10/03