クリニックブログ


吉備医師会主催の研修『吉備路医師会のBCPのコトハジメ』に参加しました。

看護師 大塚です。
11月21日(水)、吉備医師会主催の研修『吉備路医師会のBCPのコトハジメ』に参加しました。

『BCPは災害など、リスク発生時に業務中断しないために、また万が一、中断した場合でも、できるだけ早期に重要機能を再開させるために、平時から戦略的に業務継続について準備をしておくこと』と、倉敷市連合医師会BCP運営委員会・倉敷中央病院 池上徹則先生の具体的な話を聴講しました。

池上先生の講演は、具体例を挙げてくださりとても分かりやすいものでした。

研修を受けて、あさのクリニックでは、平時から「毎日の仕事がBCPになっている!!」と思いました。いろいろな取り組みをしていますが、その中で2点の具体的な取り組みを紹介します。

その1:災害時の診療に備えた燃料管理の工夫

1つ目は、訪問診療時の車の準備についてです。

上の写真の様に【ガソリン半分以下】のカードを作成し、各訪問車両に携行することで、常にガソリンが半分以下にならないように注意し、災害時に燃料不足にならないように工夫をしています。

その2:どの医師でも安心して診療を引き継げる体制

2つ目は、あさのクリニックの全ての訪問診療看護師は、全ての居宅や施設にも訪問しているので、非常勤医師への情報共有を的確に行うことが出来、主治医以外の医師が往診等の対応をしても、主治医と同様の対応が出来るように医師を支え、ご本人やご家族が安心できる体制を整えています。

これで『安心』ではなく常にアップデートして、いつ起こるか分からない災害に対応できるよう備えていきます。

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2024/11/28

【院長の外部講演】認知症ステップアップ講座 in 山手ふれあいセンター

こんにちは。あさのクリニック総務Nです。

2024年10月30日(水)、総社市長寿介護課地域ケア推進係主催の『令和6年度 認知症サポーターステップアップ講座(山手会場)~認知症になっても安心して暮らせるまち総社を目指して~』に講師として招かれました。


  • 講演の様子

  • 講演資料


『認知症の症状、治療、接し方など』についての講演後、3~4人のグループに分かれてグループワークを行いました。
皆さん、積極的に意見交換をされていて充実した時間になりました。


  • グループワークの様子

  • グループワークの様子

  • グループワークの様子

  • グループワーク発表の様子


厚生労働省認知症施策推進室が取り組む認知症施策について、皆さんはご存じでしょうか?
ちょっと覗いてみてください。

厚生労働省認知症施策推進室が取り組む認知症施策

この後も院長の講演はまだまだ続きますのでお楽しみに。

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2024/11/12

11月号(令6年)フリーペーパー

先日、大学の時に出会って継続している、競技スポーツでもある「ペタンク」の大会に出場してきました。ペタンクはフランスが発祥の球技です。しばらく大会に出場していませんでしたが、数年前から時々少しずつ出場しています。
どのスポーツにもいえることですが、その場面での戦術の判断、そして技術(ペタンクでは投球技術)が必要になります。
今回の試合中に、次の投球をどのようにするかを悩む場面で、チーム内で「昔ならしていた」「昔ならできていた」と会話。

私、相談員の業務で、同じ様な会話を業務でもあるなあと思い、記載させていただきました。

さて、本題の11月号のフリーペーパーの紹介です。

今月の「感染対策」を記事にしたものは、毎年この時期のテーマにしています。
内容は、特別なことではなく、習慣として、続けることのできることを紹介をしています。
ご自身の為だけでなく、周囲の家族、友人などの親しい方、そしてその親しい方の親しい方のためにもなるのではないかと考えます。

デザイン作成:株式会社LogooDesign(ログーデザイン)https://www.logoo.design/

 

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2024/11/02

11月 和食の日


あさのクリニック管理栄養士です。
先月に引き続き、記念日シリーズです。

11月24日は何の日かご存じですか?【11(いい)2(にほん)4(しょく)→いい日本食】で、和食の日です。
ちなみに、【11(いい)2(ふ)4(し)→いい節】で、鰹節の日でもあります。

日本食の食文化にとって大変重要な時期である秋の日に、毎年、一人ひとりが「和食」文化について認識を深め、和食文化の大切さを再認識するきっかけの日となっていくよう願いをこめて、制定されました。

また、平成25年12月、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録され、

①多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
②健康的な食生活を支える栄養バランス
③自然の美しさや季節の移ろいの表現
④正月などの年中行事との密接な関わり

以上の4つが和食の特徴とされています。

今年は近年稀にみる米不足がニュースなどで報道され、スーパーの棚から米が消えた光景がしばらく続きました。要因の一つとして海外からの旅行者が増加し日本食を好んで食べられていることも挙げられていました。

そんな人気の日本食の味付けはなんと言っても「だし」が決め手です。そして②にもあるように、『健康的な食生活を支える栄養バランス』は長寿の秘訣でもあります。

そんな和食には欠かせない「だし」のさまざまな効果を1~4にまとめました。

1.満腹感を持続させ食べ過ぎを防ぐ

グルタミン酸を含む食事をすると、満腹感が持続するそう。
グルタミン酸を含むスープを食後に摂取する事で間食や摂取カロリーも減るという報告もあります。
また、かつおだしに含まれるヒスチジンには脂肪燃焼効果もあるのでダイエットにオススメです

2.心を安定させる

うまみ成分には精神的な安定を促す作用があることがわかってきました。
精神的なストレスを軽減する効果があったり、グルタミン酸の摂取により胃の運動が活発化することで食欲が安定し、自律神経や精神状態と作用しあう可能性があるという報告もあります。

3.疲労を改善する

カツオだしに含まれるヒスチジンやアンセリンには血流を促す作用があり、さまざまな疲労の回復を促すということがわかっています。

4.減塩効果

塩味が少ないと薄味で物足りなく感じてしまいますが、旨味が加わることにより味が補填され、塩分が少量でも美味しく感じる事が出来ます。その理由はうま味成分が「タンパク質(アミノ酸)」であることに由来します。
糖質・脂質・タンパク質(アミノ酸)は、カラダを維持するのに必須な栄養素であるため、自然とカラダが欲しがるようにできています。また、口にするとβ-エンドルフィンなどの快楽物質が放出されるので満足感を感じ、病みつきになることも知られています。糖質+脂質のスイーツが無性に食べたくなるというのもこの理由からです。同じように、「うま味」もタンパク質(アミノ酸)として脳に認識されるため、脂質や糖質と同様の満足感がもたらされます。
ダイエット中は、糖質や脂質が多いものは避けたいところ。代わりにヘルシーな「だしのうま味」をもっと利用していきましょう。

時短、コスパ、タイパなどの言葉を聞く頻度が増えてきた昨今、かつおやいりこ、昆布を使ってだしを引くご家庭よりも、だしパックや粉末のだしを使われる方が多いかもしれません。市販のだしには塩が添加されている場合もあるので塩分の取りすぎには注意が必要です。
時間に余裕がある時はご家庭でゆっくりだしを引いてみるといつもの和食が料亭の味に近づくかもしれませんね。

出典元:一般社団法人和食文化国民会議 – 11月24日は「和食の日」
参考:農林水産省 – 「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されています

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2024/11/01

【院長の外部講演】高齢者のこころの健康(認知症予防等) in サンロード吉備路

こんにちは。あさのクリニック総務Nです。

2024年10月9日(水)、「総社市愛育委員協議会中央ブロック」の研修会にお招きいただき、表題の講話を行ってまいりました。

当日は、愛育委員をご担当くださっている方々と一般の方々にもたくさんお集まりいただきました。

総務Nが会場入り口で、パンフレット等の準備をしながら皆様をお迎えしていると、「この先生の話は、よ~分かるんじゃ~♪(よく分かるんだ)」とお連れの方と話しながらご入場くださる方が・・・。「うちの院長!流石です!!」と、心の中で叫んでしまいました。(声には出ていないはずですw)

スライドに映し出された内容を食い入るように見ながら、院長の話に頷いたり笑ったり。最後には、皆様 良いお顔でお帰りになられました。


  • 研修の様子「認知症のいろいろ」

  • 研修の様子「やるべき5つのこと」


準備していたパンフレットも、ほとんどお持ち帰りいただきありがとうございました。

この後も院長の講演はまだまだ続きますのでお楽しみに。

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2024/10/22