『冬至』について
あさのクリニックの管理栄養士です。
だんだんと日が短くなり、冬の訪れを感じますね。
12月は、1年で昼が最も短く、夜が長いと言われる「冬至」を迎えます。
2023年の冬至は、12月22日です。今回は、冬至について紹介します。
冬至の日の食べ物と言えば、かぼちゃがあり、冬至の日に食べると風邪をひかないといわれています。
また、冬至には、「ん」のつくものを食べると「運」を呼び込めると言われています。
かぼちゃは「南瓜(なんきん)」とも呼び、「ん」がつく食べ物です。
かぼちゃは、秋冬にかけて食べるイメージがありますが、夏が旬の野菜です。
冬至の日にかぼちゃを食べるのは、長期保存できるカボチャを食べることで
野菜があまりとれない冬に栄養をとるための昔の人の知恵でもあったようです。
かぼちゃには、免疫力を高めるビタミンA、ビタミン C、血液の流れをよくするビタミン E などが多く含まれており、
冬の風邪予防に適した食材です。
「ん」がつく食べ物は、かぼちゃの他にも、人参、蓮根、銀杏、きんかん、寒天、うどん(うんどん)があり、
「冬至の七種(ななくさ)」と言われています。
「冬至の七種」には、「ん」が 2個ついており、たくさんの運が呼び込めると言われています。
風邪予防や運を呼び込むためにも今年の冬至は、かぼちゃをたべてみてはいかがでしょうか。
12月に入り、寒さが本格的になり、風邪やインフルエンザが流行りやすい季節になりました。
栄養バランスの良い食事を心がけ、風邪に負けない身体づくりをしましょう。
栄養 日めくり
あさのクリニックの管理栄養士です。
栄養の知識を皆さんに少しでも伝えることが出来ればと思い、クリニックの受付と待合室のご意見箱の横に、
栄養の豆知識を書いた日めくりカレンダーを設置しています。
「野菜ジュースは野菜の代わりになるのか?」や「栄養の吸収の良い取り方はどうしたらいいか?」
など、皆さんの生活で身近なものをテーマに書いています。
診察の待ち時間などに、ぜひ見てみてくださいね。
あさのクリニックでは、外来・在宅患者様に対して栄養指導を行っています。
栄養指導では、食事や栄養に関するお悩みに対して患者様それぞれの疾患や生活習慣に合わせてアドバイスを行っています。
食事や栄養の事で気になる事やお悩みのある方はお気軽にご相談下さい。
初めまして、あさのクリニックの管理栄養士です。
8月より外来・在宅患者様に対して栄養指導を行っています。
栄養指導では、食事や栄養に関するお悩みに対して患者様それぞれの疾患や生活習慣に合わせてアドバイスを行っています。
食事や栄養の事で気になる事やお悩みのある方はお気軽にご相談下さい。
今日は、食事のことについて秋にちなんで書こうと思います。
「実りの秋」「食欲の秋」とよく言われるように、秋に旬を迎える美味しい食べ物が多い季節です。
ついつい食べ過ぎてしまう、、、という人も多いのではないでしょうか。
「食欲の秋」と呼ばれるのは、秋に美味しい食べ物が多いだけでなく、私たちの体の働きも関係しています。
日光を浴びると、私たちの脳は「セロトニン」と呼ばれる物質を分泌します。
セロトニンは精神を安定させる作用と食欲を抑える作用を持っています。
夏と比べて日照時間が短くなる秋にはセロトニンの分泌量が減少するので、
食欲を抑える作用が弱くなり、食欲が増してしまうと考えられています。
旬の食べ物は、その時期に私たちの身体が必要としている栄養素を豊富に含んで栄養価が高くなっています。
秋が旬の食べ物は、さつまいも、れんこん、ごぼう、柿などがあります。
秋に旬を迎える食べ物はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富なものが多く、
これから迎える冬に備えた体作りに役立つといわれています。
冬の寒さを迎える前に秋が旬の食べ物をしっかり食べて、心身共に健康な生活を送りましょう。
栄養価が高いとはいえ、食べ過ぎには気を付けてくださいね。
今後は、皆さんに栄養や食事の事で知っていただきたいことや、管理栄養士の取り組みなどを紹介していきますね。
写真は、患者様から頂いた絵葉書の1枚です。
美味しそうな柿ですね。
いつも素敵な絵葉書をありがとうございます。