8月号 フリーペーパー Vol.101 訪問診療
訪問診療とは「定期的に医師が伺い、計画的な診療をすること」です。
体調がすぐれない時だけ、
自宅に診察に来てもらう「往診」とは異なります。
「訪問診療」とは、患者様が生活している場所(自宅・親戚の家・グループホーム等の施設)に定期的に医師や看護師が訪問し、計画的に診療を行うものです。さらに定期的な訪問診療に加えて、体調不良時や救急時には24時間体制で電話対応や臨時往診を行い、必要に応じて往診や入院先の手配等を行います。
訪問診療をご希望の方はまずは「かかりつけ医」「ケアマネジャー」などへ相談ください
訪問診療の実施の有無、対応状況などは、各医療機関によって様々です。訪問診療には、これまでの治療状況や生活状況などの情報が必要となるため、まずはかかりつけの先生や、入院先の病院、担当のケアマネジャーへ相談することをおすすめしています。あさのクリニックでは相談員が相談内容にあわせて、訪問診療の仕組みや必要な事を説明しておりますので、お気軽にお声がけください。
7月号 フリーペーパー Vol.100 100号記念
2017年4月の第1号を皮切りに、毎月発行を継続し、この度100号を迎えることができました。
一つの区切りとして、今号ではこのフリーペーパーに対する私たちの思いをのせてお届けします。
「今を生きる喜び」を届けるフリーペーパー。
100号を迎えることができました!
あさクリ COLUMN「フリーペーパーあさクリのロゴに込めた思い」

フリーペーパーの左上にあるこのロゴに気がついていましたか?
実は、1号からひっそり入っている大切なロゴなんです。
3つの図形はそれぞれ「クリニック」「患者様」「フリーペーパー」を表しています。あさのクリニックと患者様をつなぐコミュニケーションツールにしたいという思いを込めてデザインされています。クリニックとデザイナーがフリーペーパーを発行する意味、初心を忘れないようにするためのシンボルとなっています。
6月号 フリーペーパー Vol.99 防災
災害とは、洪水や土砂崩れ、地震、台風接近という出来事ではなく、それによって人的な被害や社会生活に支障が生じる事態を指すそうです。非常時の対策はもちろんですが、普段できることを考えることが必要です。
防災・減災 について話をしたこと、考えたことがありますか?
市町村から発表される避難情報 (内閣府 防災情報のページ)
警戒レベル5は、すでに安全な避難ができず命が危険な状況です。警戒レベル5の緊急安全確保の発令を待ってはいけません。警戒レベル4の避難指示までに必ず避難!
警戒レベル3で避難に時間を要する人は避難を!
あさクリ COLUMN「防災・減災を知る」
5月号 フリーペーパー Vol.98 熱中症
\今日から実践できる/ 熱中症と対策を知り工夫しよう!
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普段からできる熱中症対策
熱中症の予防は、脱水と体温の上昇を抑えることが基本です。個人の予防だけでなく、周囲の方からの声かけ、気づきも大事ですので、地域で取り組みましょう。-
暑さに慣れて、暑さに備える
暑熱順化(しょねつじゅんか)を知っていますか?やや暑い環境で運動(ウォーキング等)をして汗をかく機会を増やし、少しずつ暑さに慣れていくことです。運動習慣を持つ機会にもなります。 -
水分をこまめにとる
喉が渇く前から取ることが大切です。起床時や入浴前後にも水分補給を心がけましょう。ビールなどのアルコール類は水分補給にはなりません。 -
暑さから身を守る
外に出る際は無理はしないで、日陰で休憩をとりましょう。屋内でも風通しを良くする、エアコンの活用、服の工夫も加えて暑さを調節しましょう。 -
体力や体調に目を向ける
風邪等の発熱などいつもより体調の悪い時や、二日酔いの時は暑い場所に行くのは避けましょう。
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暑さに慣れて、暑さに備える
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熱中症は、症状によって、Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度に分類されています。対処方法は、Ⅰ度は症状が改善している場合のみ、現場の応急処置と見守りです。しかし、Ⅱ度・Ⅲ度の症状や、Ⅰ度の症状の改善が見られない場合は、すぐに病院へ搬送しましょう。熱中症の方への対応は、声をかけたときに返答があるかどうかがポイントです。返答が少しでも「何か変だな」と感じたときは、Ⅱ度以上と判断し、すぐに病院へ搬送しましょう。
参考:日本救急医学会 熱中症診療ガイドライン2015
環境省 熱中症予防情報サイト 熱中症環境保健マニュアル 2018
あさクリ COLUMN「自分にできること」
4月号 フリーペーパー Vol.97 うんこ
自分のうんこ知っていますか?
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下剤の種類もいろいろ
下剤には、便を柔らかくさせるもの、腸を刺激して排便を促すものがあります。食事、生活リズム、体調などに目を向けつつ、長引く便秘には、医師の診察をうけることも考えましょう
日頃のうんこの状態は?
血がついている。下痢が続く。便秘が続く。いつもと違ううんこ。受診する際は、上の表の表現を使用したり、「血が混じっている」「○○日出ない」「うんこが出ても少ない」「下痢が終わると便秘が続く、この繰り返しなんです」など、具体的に伝えてください。
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うんこは「何で」できているのか?
みなさんは、うんこは食べた物のかすで、できていると思っていませんか。もちろん食べた物のかすもありますが、食べ物の大部分は体に吸収されています。うんこの中身の大半は水分です。残りは3分の1ずつ、腸内の古くなった腸壁細胞の死骸、腸内細菌の死骸、食べ物のかすです。便秘の原因は、食べていないではなく、水分不足のことも多いです。
参考:「うんこのなかみ」
日本科学未来館科学コミュニケータブログ