見学・研修


権丈ゼミの皆さんから感想をいただきました!その④

こんにちは!院長の浅野です!!

昨日に引き続き、権丈ゼミの皆さまからのアツい感想・・・行ってみましょう!

 

慶應義塾大学商学部 Dさん

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あさのクリニックの皆様

 

先日はお忙しい中、あさのクリニックのカンファレンスや訪問診療、外来に同行させて頂き、誠にありがとうございました。現場を見せて頂いた事で、文献を調べるだけでは決して得ることのできない体験が出来、とても勉強になりました。

 

訪問診療に同行させて頂いた際、在宅療養中の寝たきり患者さんとお会いするのは初めてだったのでとても緊張すると同時に、日々患者さんと患者さんご家族と接し、安楽な療養ができるよう尽力していらっしゃる先生方を見て胸に来るものがありました。

ただただ治すだけではない、そういった医療の形があるのだと知ってはいましたが、実際に緩和医療を受けていらっしゃる患者さんと医師を目にする事で、「生きるって何だろう、最期を迎えるって何だろう」と考えました。

それに伴い、浅野先生が患者さん方と接している姿を見学させて頂いて、何よりも大切な事は患者さん、並びに患者さんのご家族の事を第一に気遣い、現状を分かりやすく説明し余計な不安を取り除く事だと感じました。特にカンファレンスでの患者さんへの言葉遣いに気を配っている様子や、認知症の患者さんのご家族と密に今後の治療方針について相談している姿を見て、それこそが理想の医師と患者の関係の姿ではないか、と感じました。

 

制度という現場とは違う面から勉強している身ではありますが、行政で作られている制度が現場に影響を与える、地続きになっていることを今回の見学で改めて実感しました。私は卒論を「介護保険と障害者政策の普遍化と政策提案」というテーマで執筆する予定ですが、今回の体験を踏まえ、実践的な政策提案ができるよう努めたいと思います。

 

また、スタッフの皆様にはお忙しい中で送迎をして下さったり、医院の説明をして頂いたりと大変お世話になりました。

重ね重ねになりますが、お忙しい中私共の見学を受け入れて下さり、誠にありがとうございました。

今後、再び権丈ゼミのゼミ生が皆様にお世話になる機会があるかもしれませんが、その時はまたどうぞよろしくお願い致します。

2016/10/31

権丈ゼミの皆さんから感想をいただきました!その③

こんにちは!院長の浅野です!!

権丈ゼミの皆さんのアツい感想・・・励みになります!感謝!!

 

慶應義塾大学商学部 Cさん

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先日は訪問診療の見学を受け入れて下さり、ありがとうございました。

私のような、医療・介護に関する制度を学び、研究する学生にとって、実際に制度という道具を用い、サービスを提供している現場を見せて頂くことは非常に有益な経験になったと考えております。ありがとうございます。

 

私なりに、今回の訪問診療見学を通じて大きく二つのことを学ばせて頂きましたので、簡単にですが、以下に感想として記させて頂きます。

 

先ず一つ目は、国の示す方針と現場とのギャップです。現在、国は医療・介護に関して24時間体制の地域包括ケアネットワークという一つの指針を示しています。このベクトルに沿って現場はサービスを提供するよう求められているわけですが、やはりまだまだ理想の完成形と言える段階ではない。というのも、現場で働く方々が工夫を凝らしながら国の方針に従い業務を行っているものの、経済的、人的な援助が少なく、働く人に負担がかかってしまっているからです。ここに理想と現実のギャップがあると言っても過言ではないと思います。この現実をどう捉えるのか。国の示す方針が本当に正しいのか。何かのアクションが引き金となり解決に向かわないのか、それは何なのか。これらを考えながら政策提言をしなくてはいけない。3時間という短い時間でしたが、多くの課題をついて考える機会となりました。

 

続いて二つ目は、医師の人としての優しさ、温かさがいかに大切かです。私は藤原先生の訪問診療に同行させて頂いたのですが、先生が患者さん一人一人、またご家族や介護施設の方へも気を配って診療していた様子が非常に印象的でした。もしかすると私と同じ世代の人のなかには、医者は勉強ばかりのどこか冷徹さのある存在に映る方がいらっしゃるかもしれません。これは医学部の受験偏差値が極端に高いことや、近年の医師に対するバッシング、ネガティブな報道の影響かもしれません。しかし、私が総社で目にしたのは温かみがあり、安心して何でも相談できる町のお医者さんでした。親身になって患者さんに対応する、その周りにいる人のケアも忘れない。やがて信頼がうまれ、単なる「医者と患者」以上の人間関係がつくられていく。それが出来るのは勉学における優秀さのみならず、人間的な優しさを兼ね備えた人物のはずです。私はそんな方のこそ医師であってほしいなと今回の見学と通して強く感じました。

以上を私の感想とさせて頂きます。この度は私共の見学を受け入れて下さり、誠にありがとうございました。見学で得た知見を今後の研究活動に活かせたらと存じます。

2016/10/30

権丈ゼミの皆さんから感想をいただきました!その②

こんにちは!院長の浅野です!!
昨日に引き続き、権丈ゼミの学生さんからのアツい感想をいただきました。感謝!

 

慶應義塾大学商学部 Bさん

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この度は、外来診療を見学させてくださり、ありがとうございました。

最も印象深かったことは、地域の診療所としての役割です。先生が小さいころからお世話になってきたおじいさまを診ることもあり、患者様との距離の近さを感じました。身近な先生の方が、困りごとも伝えやすいですし、先生の側も患者様の性格や生活をよく知っており、的確な助言をできるように思いました。医療行為のみならず、患者様のご趣味を共有して最期の思い出作りを行ったり、ペットやお孫さんについてもお話をされるなど、あらゆるコミュニケーションでもって地域住民を支えていることがわかりました。患者様の健康管理のために定期的に診療の予約をとり、また高度な医療行為は近くの病院へ委託する等、かかりつけ医の役割を果たされているのだと感じました。

もの忘れ外来ではご家族の困りごとや心配事を聞き出し、わかりやすくアドバイスをされていた姿が印象に残りました。認知症の診療では特に、介護者の不安を解消してゆくことが大切なこと、そして正直な相談を引き出すために、先生が患者様と別に、ご家族のみとの対話を重視されていることを理解しました。ご本人との接し方や近所づきあい等についても助言できるのは、認知症サポート医だからこそと思いました。

さらに、医療・介護におけるチーム連携の実際を垣間見ることができました。

診療所内では、相談員の方が事前に患者様の状態を把握して先生に伝えておられ、事前情報のお蔭で、先生がさらに効果的な診療を行えているように映りました。また、先生と相談員や看護師の方が、患者様について話し合って今後の方向性を決められていることも伺い、医療はチームで患者様を支えてゆくお仕事だと実感しました。特に、患者様と向き合う時間を大切にしながら、無理なく勤めてゆくためには、同じ理念を掲げたチーム体制を構築することが不可欠だという先生のお話が印象に残りました。

また、患者様の状態を、医療従事者のみならず介護従事者と共有することを大事にされていることも分かりました。認知症患者の症状を、医療・介護において共通言語化することや、それでもなお先生自身は患者さんの症状を把握するために、診断結果をより詳しく見ていること。また、日常生活支援を受け持つケアマネージャーさんに治療後の注意点を連絡したり、コンピュータを駆使して他職種との連携を取り合っている姿が印象深くありました。

診療所内・外を問わずチーム一丸となって患者様を想い、そして患者様やご家族の方との対話を大切にされている姿を拝見し、地域包括ケアの実際に触れることができました。お忙しい中見学させてくださいました、クリニックの皆様、そして患者様・ご家族の方々、本当にありがとうございました。

2016/10/29

権丈ゼミの皆さんから感想をいただきました!その①

こんにちは!院長の浅野です。
先日の介護保険推進サミットにて来岡されていた慶應義塾大学の権丈先生とゼミ生の皆さんから多くの刺激をいただきました。
私たちにとって、医療介護の制度設計者から地域包括ケアの担い手の生の現場を見て頂くご意見はとても励みになり、また勉強になります。

 

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学生さんという立場もありお名前は伏せながら、また個人情報に配慮して一部掲載を控えさせていただいている部分もありますがこのホームページを御覧いただく方々と共有できれば幸いです。

 

慶應義塾大学商学部 Aさん

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あさのクリニックの皆様

 

先日はクリニックにおいて訪問診療ならびに外来診療を見学させていただきまして、誠にありがとうございました。

私たち学生は社会保障をテーマに研究活動を行っており、主に制度をつくる側からの観点や、歴史を追う形で勉強しております。如何にして多くの国民を守り、その負担をどこに求めるか・・・。そういった机の上での勉強してこなかった私にとって、今回のクリニック見学は非常に意義のあるものでした。

 

実際の医療・介護の現場では、目の前に苦しんでいる患者さん・ご家族がいらっしゃる。その人たちのために、今ある社会保障の制度を最大限に利用し、最大限サービスを提供する。つくられた制度を最大限利用する努力があるということを実感いたしました。

 

10月20日,21日に岡山シンフォニーホールにて開催されました『介護保険推進全国サミットinおかやま』にて、介護保険の創設に携わった方々のお言葉にもございましたが、まさに「現場あっての制度」ということを強く意識する必要があるとともに、制度は常に完成された状態ではなく、現場の声を取り入れてより良い制度をみんなで考え支えていくということが求められるのだということを学ばせていただきました。

 

この度はお忙しい中、診療に同行させていただきまして、

本当にありがとうございました。

 

2016/10/28

見学研修に来院されました⑫

あさのクリニック 向川です。

平成28年10月27日に岡山赤十字病院 看護師 木下真澄さんと中国短期大学総合生活学科 村尾菜々さんと他にもう1名看護師の方、計3名が見学研修に来院されました。

木下さんには、午前中は私の訪問の退院へ向けて福祉用具が搬入される現場に同行し、介護用ベッドの組み立ての場面などを見ていただきました。また、ご家族とゆっくりと話をされていたのが印象的でした。

村尾さんには、午前中は受付で医療事務の仕事を見学。

午後からは、院長の浅野に2名と藤原医師に1名が訪問診療に同行しました。

 


 

 

 

 

 

 

 

研修・見学のご希望の方は、当院のホームページの求人情報ページをから、診療研修・見学申込書をダウンロード。
申込書ご記入の後、郵送もしくはFAX頂きますと、改めてご連絡差し上げます。

2016/10/27

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